注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久... ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。 これは鴨長明の方丈記の始まりです。流れる川は同じように見えても、水は一箇所にとどまっていないので同じような流れであっても、元の水がそこにとどまっているわけではありません。 方丈記の始まりの部分は、川だけに当てはまるのではなく人間社会の移り変わりにも当てはまります。そして、人間社会を構成している個人にも当てはまり、さらに言えば生けるものすべて、すなわち生命にも当てはまります。 気づかない間に変化し続けている生命 我々の体は、昨日と今日で見た目に変化を感じることはほとんどありません。髪が伸びるとかそういう変化はあっても、腕は腕だし足は足です。 ところが、我々の腕や足は気づかない間に変化し続けているのです。分子生物学を専門とする福岡伸一さんの著書「生物と無生物の間」に20
2016/08/01 リンク