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60年まえの昭和23(1948)年5月26日、赤坂離宮(いまの迎賓館)にあった国立国会図書館の一室で、聖書研... 60年まえの昭和23(1948)年5月26日、赤坂離宮(いまの迎賓館)にあった国立国会図書館の一室で、聖書研究会を石原義盛、清水望、藤尾正人の3人で始めた。この12月12日(金)の昼休みに、その60年を祝うクリスマス集会が、永田町の図書館であった。 そのころ、敗戦後の日本の中央官庁には雨後の筍のように聖書研究会が生まれた。衆議院、参議院、国立国会図書館、外務省、大蔵省、文部省、厚生省、労働省、郵政省、電気通信省、国鉄、人事院、会計検査院、裁判所(地裁、地検、高裁、高検合同)、警視庁、日本銀行、貯金局・保険局。それに都庁も。覚えているだけでもこのくらいある。 それで連絡を取り合い名簿をつくり、赤坂離宮や日本銀行で会合を開き、高等裁判所の講堂にエミール・ブルンナー博士を招いて合同講演会まで開いた。それが今もつづいているのは数えるほどしかない。 なぜか。ほかの聖研のことは知らないが、国会図書館聖