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小泉政権発足当時、「痛みを伴う改革」が叫ばれた。あの田原総一朗も「首相自らが痛みを公言した。これ... 小泉政権発足当時、「痛みを伴う改革」が叫ばれた。あの田原総一朗も「首相自らが痛みを公言した。これが国民に支持されている。凄い」と褒めちぎっていた。私はどうも腑に落ちない感じを抱きつつ、反対する理屈もとくに見当たらなかったので、それになんとなく支持を与えていたような気がする。 今はそのカラクリがわかっている。一般の国民は「痛み」の宛先を、公共事業で太っている「守旧派」の政治家や、天下りを享受している官僚などのことだろうと考えていた。正確にはそう考えたがっていた。自分たちは大して痛まないだろう、とどこかでタカをくくっていた。そうでなければ、あれだけ「痛みの伴う改革」が支持されたわけがない。いまはもう、さすがに誰もそうは思っていない。「守旧派」の政治家や官僚もそれなりに「痛み」を感じたかもしれないが、一般国民もそれに劣らず「痛み」を感じるようなっている。本当は容易に予想できたことを国民は現実に直
2006/09/27 リンク