トライしていないのか、トライできないのか｜西原雄一

トライしていないのか、トライできないのか｜西原雄一

2018年J1第6節、横浜F・マリノス対川崎フロンターレは、1-1の引き分けでした。 機能しなかった横浜F・マ...概要を表示 2018年J1第6節、横浜F・マリノス対川崎フロンターレは、1-1の引き分けでした。 機能しなかった横浜F・マリノスの守備前半30分までは、川崎フロンターレが何度もシュートチャンスを作り出しました。川崎フロンターレのDFがボールを保持すると、横浜F・マリノスはDFの位置がハーフラインに並ぶくらい、相手ゴール方向に近い位置で守ります。 DFの位置をハーフラインに並ぶくらいの位置で守るのは、出来るだけ相手ゴールに近い位置でボールを奪いたいという意図があるからです。そして、DFとFWの間隔を短く保つことで、相手チームのミスを誘うという意図が読み取れます。 ところが、前半は横浜F・マリノスの意図したとおりに、守備が機能しません。守備が機能しなかったのは、横浜F・マリノスの選手がボールを奪いにいくアクションが少なかったからです。 たぶん、横浜F・マリノスの守備は、「まずは守る場所を埋める」ことから始

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