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東京大史料編纂(へんさん)所が本格調査を始めたハワイ独立時代の外交文書からは、近代初頭に帝国主義... 東京大史料編纂(へんさん)所が本格調査を始めたハワイ独立時代の外交文書からは、近代初頭に帝国主義の荒波にほんろうされるハワイと日本、米国の複雑な関係が見えてくる。 例えば日本からハワイへの初の移民について条件を取り決めた1868年4月の「ハワイ国 雇百姓及人足約定書」に登場する米国人商人で、駐日本ハワイ総領事を自称していたバン・リードだ。ハワイ政府は、自国を併合しようとする米国からの圧力が強まる中、総領事を置くことで日本と外交関係を築き、そのパワーバランスの中で独立を保持する狙いがあったとみられる。 「約定書」は日本の3商人からリードあて。リードは幕府の許可を得て移民を送ろうとしていたが、新たに発足した明治政府は、ハワイとは通商条約がないためリードを領事と認めず移民も許さなかった。保谷(ほうや)徹・東京大史料編纂所教授は「約定書の時期には、新政府軍が江戸開城を巡って議論していた。(統治機構
2017/07/17 リンク