「雑誌にふさわしくない作品…ガンダムなどの掲載は断った。今も後悔はない」SFマガジンの元編集長が語る。 - INVISIBLE Dojo.　ーQUIET & COLORFUL PLACE-

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「雑誌にふさわしくない作品…ガンダムなどの掲載は断った。今も後悔はない」SFマガジンの元編集長が語る。 - INVISIBLE Dojo.　ーQUIET & COLORFUL PLACE-

昔話16 私は石頭なんだろう、SFマガジンにふさわしくないと思うと売れっ子作家の作品でも掲載しなかった... 昔話16 私は石頭なんだろう、SFマガジンにふさわしくないと思うと売れっ子作家の作品でも掲載しなかった。栗本薫の「時の石」、高千穂遙の「変態の方程式」、梶尾真治の「包茎牧場の決闘」等々。そればかりかガンダムまで掲載を断った。後でいろいろ言われたけど、いまでも間違ったとは思ってない。— 今岡清 (@k_imaoka) August 8, 2023 SFマガジン編集長回想　ガンダムですら私は拒否した。今も間違ってるとは思わない実在した！「ニンジャ」や「パンをくわえて登校する女の子」と同じく「偏狭なSFファン」もどこかにいてほしいもの（そうか？） m-dojo.hatenadiary.com あの当時は、それが正義だった。それがＳＦだった…のだろう、おそらく。「飛鳥川　昨日の淵は　今日の瀬と　変わる習ひを我が身にぞ見む」（長野主膳辞世の句）とは、いまに通じる普遍性を持つ詩だ。風雲児たち　

オーナー gryphon 世の中の正義、正解は時代で変わるものだなあ。「飛鳥川　昨日の淵は　今日の瀬と　変わる習ひを我が身にぞ見む」。／あの大物も、このツイートに反応し、記憶の蓋が開いて……

2023/10/15 リンク

ffggmm 理由が「SFではないから」ではなく、「SFマガジンにふさわしくないから」なので別にいいのでは。雑誌のカラーはどうしたってある。この二つを同一視することこそ危険だと思う。

kotetsu306 有川ひろのツイートの続きに "でもライトノベルでも一般文芸でも「こんなものはライトノベルではない」「文芸ではない」って叩かれたので" とあるので、面倒臭いのはSFだけでもないようだ

gabill 筒井康隆の小説を読んだときは「SFというジャンルは裾野が広いなぁ」と思った。初期のいかにもなSFはともかく中期以降の筒井康隆作品ってSF界隈ではどういう扱いなんだろう。

hanihanimaru 確か今岡氏が編集長をしていた時代って、SFアドベンチャーとか奇想天外とかSF宝石とか、大量にSF誌があった時代じゃなかったかな（ズレていたらすいません）。であれば、雑誌の差別化の話なのでは

nekomura このツィートのポイントは、ガンダムじゃなくて「栗本薫の『時の石』」でしょう。SF嫌いなのかSFファン嫌いなのか、どっちなんだい？

ka-ka_xyz 『進撃の巨人』をジャンプ編集が蹴ったのが「ジャンプの」問題として語られる一方で、これが「SFの」問題として語られるのはやっぱこー（今と違って70年代末ぐらいだとSF誌は他に複数あったので）

KoshianX おもしろい作品はSFじゃない(https://togetter.com/li/2241177)につながる話だなあ。星雲賞作家ですらSF界隈には近づきたくないと言い出すの本当に害悪だな……。SFマガジンの元編集長からしてこうではな……

y-mat2006 何を載せる載せないかは編集長責任。SFファンが偏狭かどうかとは別な話。競合の奇天やSFAが休刊してる時点で…／ガイナはエロゲ参入時に既存のはっちゃけあやよさん等をあんなの敵にもならんとバカにしてたはず。

lyiase 現実、SFマガジンに掲載された場合に今のガンダムのような地位にあるか？と言われたら怪しい気がする。それで良かったと思うな。

2023/10/19 リンク

tikuwa_ore SF狂信者の語るSFは衰退し、ガンダムは今も人気である。それが現実。／高千穂先生の発言は「（当時のSF狂信者が制定した）SF基準に従うならガンダムはSFじゃなくなる」って主旨の発言だったらしいよ。

2023/10/18 リンク

copyxxx 当時SF界隈にいたけど、むしろSFガジェットをしっかり設定に入れてくれたということで、割とみんな好意的に評価していた印象なんで、SF界隈が拒んでたというのもちょっと違うかなと。

2023/10/16 リンク

quick_past 雑誌の編集長としては、雑誌の方向性を明らかにしたい部分もあるだろうし、「マニアはめんどくさい」って言っても、それはそういうものだとしか思えない。歴史になったってのも、今だから言えることだし。

naoto_moroboshi 図書館戦争がSFかどうかは別に気にならないけどくどい恋愛描写とセリフ回しはきになる（そこが好き・肝っていうのもわかる）

deep_one 確かに図書館戦争はSFじゃない感じがあるな。SFギミックはほとんどない。（なお、司令の車椅子は実はロボ変形するという説がある。）でも近未来舞台の小説って分類しようとするとSFになっちゃうのか。1984もSFだしな。

ryotarox 余談だけど、早川書房「世界SF全集」https://w.wiki/4wRm を全部読んだこともないのに、アニメとか「スタートレック」とか見ただけのやつはSFとか言う資格ないよね。やっぱり小説読まないと。うそうそ。

i_ko10mi ロキノンみたいな面倒くさい雑誌はどのジャンルにもある訳だ/個人的には有川浩は読みやすい小説、石田衣良はラノベよりライトな何かなのだが、文芸界の扱いは逆なんだよなぁ…

morimori_68 どこかで線引きは必要だった。当時はそんなもので、だからこそSFMにハクがついた面がある。SF雑誌じたいいくつもあったし。/新井素子さんはエッセイ枠でそっちはゆるかった

議論

matchy2 筒井康隆はSFを材料になにか違うことをやろうとしてる人的な感じで当時のSFファンの一部からよく批判されていたような記憶あるな

marukot-ch 時の石好き。時の石よりも、一緒に入ってたBURNのほう。奇妙な異世界転移みたいな話。初代SFマガジン編集長の福島正実さんの翻訳した海外SFも好き。福島氏はゴジラにも関わってたはず。覆面座談会事件なんてあったのか

arsweraz 自分の雑誌のカラーにポリシーがあるのは別に悪いことじゃない。それと、自分の作品が「○○だ」と名乗るのはまた別の話だし、面倒ファンがそれを否定するのも別の話。

ブコメ

perfectspell でも日本SF小説も本格的というより派生的な感じで、それぞれ作家が隙間を見つけているような感じだよな。新しい潮流を作り出すでもなし。中国SFの方が本格感ある。

TETOS そもそも物語の分類なんて、どの要素にどれだけ嘘や妄想、真実や史実が入ってるかどうで分類しておけばよかった。歴史、文化、風習、科学、地理、偉人、統計、経済、社会、国、組織、宇宙

usomegane twitterが課金者に長文投稿を許すのは好きにすればいいんだが、「さらに表示」をクリックしてツイートを個別表示しないと全文見れないのは読者にとって不便すぎるからどうにかしろ。（記事の本題と関係ない）

tetsuya_m 今岡が栗本薫と再婚したのは81年12月、時の石の出版は81年3月。栗本と交際中の時期に掲載断ってると思われ興味深い

kusigahama そりゃガンダムを載せない媒体は必要だったろうし、実情はさておき "特権意識を抱えたいけ好かない連中" の存在は「俺たちはあれとは違う！」って次世代を生み出す土壌になるよな

KAN3 SFじゃなくてすこしふしぎと言ったりハードSFと言ったり、他ジャンルでもハイファンタジーローファンタジーで分けたり、エンタメ以外でもリベラルがリバタリアンやネオリベラルになったり、こういうのはどこでもある

movesinthefield 「汚い手でSFにさわるな」と栗本薫が読者からの手紙で言われた件は（それをまたエッセイに書いちゃうあたりも）語り継ぎたい。

raebchen 元編集長のツイは「SFマガジンにふさわしくない」じゃん😳 どこに「SFじゃない」って書かれてんだ？😳 SFマガジンは文学としての高尚なSF雑誌て印象だし、間違ってないかと😳 「銀の三角」はSFマガジンで読んだなー🥰

technocutzero 柔軟に変わり身をして生き残るのもこだわりを捨てられずに動脈硬化起こして死んでいくのも自分の矜持さえあればいいんでね　どっちも醜くて美しいよ　個人的には他人の評価だけを気にするような輩は醜悪って評価

Gl17 いうて「あんなポリコレに屈した新作は認めない(世間は普通に受け容れていようが)」というオタ層の頑迷固陋さを嫌というほど見せつけられる昨今、たかが雑誌カラーの話にしか。

shiro-coumarin そろそろSF大将の時期だと、とり・みき氏が先日𝕏で呟いてた。雑誌は編者の恣意が出るメディアだし、今岡時代なら連載しなかったかも。漫画繋がりだと吾妻ひでおの影響も大きいし、SFM読者アンケで藤子Fの名もあって…

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