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その香りの原料は、ビーバーの肛門付近にある香嚢(こうのう)という1対の袋状の器官だ。その中にビーバ... その香りの原料は、ビーバーの肛門付近にある香嚢(こうのう)という1対の袋状の器官だ。その中にビーバーが縄張り用のにおい付けに使う臭いの強いクリーム状の分泌物が入っている。 ただこれを香料にするには乾燥や粉砕、抽出などの加工がいる。強い動物臭がある、うすめると芳香を発する。そうして得られた香料は、「海狸香(カストリウム)」と呼ばれ、主に食品添加物や香水のベースに使われる。 ビーバーの香嚢の標本 / image credit:H. Zell・WIKI commons 樹脂と革とベリー系の風味がほんのり では海狸香自体はどんな香りかというと、主に樹脂っぽいような革(レザー)っぽい香りで、ビーバーの種によってはベリー系の香りもほんのりするらしい。 実際このオードムスクに使われたのは北米のビーバーのカストリウムから抽出したフレーバーオイルで、「ラズベリーのような風味」があるそう。 うまいかどうかはさ
2022/09/18 リンク