注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
歌川国芳による寄せ絵 鳥羽絵(とばえ)とは、江戸時代から明治時代にかけて描かれた浮世絵の様式のひと... 歌川国芳による寄せ絵 鳥羽絵(とばえ)とは、江戸時代から明治時代にかけて描かれた浮世絵の様式のひとつで、「江戸の漫画」とも言われる略画体の戯画のことである。この呼び名は鳥羽僧正覚猷作とされる「鳥獣人物戯画」絵巻によっている。 平安時代すでに「鳥獣人物戯画」を持つ日本は世界的にみても古い段階から戯画の伝統をもつ国といえる。こうした流れは、浮世絵のなかにも見出すことができる。リアルな表現を用いて笑いを誘えば、すでに今日でいう戯画、漫画に近いものとなる。漫画という言葉自体は北尾政演が絵本『四季交加』の序に使ったものに始まるとされており、自作の黄表紙に滑稽な「京伝鼻」を描いた山東京伝の挿絵なども「漫画」にふくめてもよいかもしれない。他方、漫画という表題を付けた葛飾北斎の「北斎漫画」は必ずしも全てが戯画ではないのにもかかわらず、卓抜洒脱な人物表現によって、当時は耳新しい言葉であったはずの「漫画」も人
2016/05/31 リンク