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(前回の記事はこちら) 4.旧宮家の復帰だけではいずれ行き詰まる 新たな理由のもう1つは、現在の社会... (前回の記事はこちら) 4.旧宮家の復帰だけではいずれ行き詰まる 新たな理由のもう1つは、現在の社会制度のまま、旧宮家を復帰させるだけでは、男系継承の維持は極めて困難であることに思い至ったことだ。 先に述べたように、大正9年の「皇族ノ降下ニ関スル施行準則」により、伏見宮系の宮家の臣籍降下はあらかじめ予定されていた。 そして、予定より早く、占領期に一斉に臣籍降下することとなったわけだが、それによって皇位継承を危惧する声が生じたとは聞かない。 何故か。 昭和天皇には、3人の弟宮があった。そして現在の今上陛下と常陸宮の2人の男児があった。1946年には三笠宮に寛仁親王が生まれている。 これだけの男性皇族がいれば、当面皇位継承には問題ない。そう考えられていたからだろう。 しかし、それから60年余りで、皇統は危機に瀕するに至った。 これは、男系継承を維持することがそうそう容易ではないことを示している
2013/07/12 リンク