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モデムケーブルの「巻き取り君」でスタートした ICTの世界におけるケーブル巻き取り文化 “巻き取り式ケ... モデムケーブルの「巻き取り君」でスタートした ICTの世界におけるケーブル巻き取り文化 “巻き取り式ケーブル”なるモノがいつ頃から登場したのかは昭和生まれの筆者でもあまり確証がない。 家電用の巻き取りケーブルの付いたテーブルタップを初めて見たのは昭和レガシー時代だったのは記憶にある。家庭用の電気掃除機の巻き取り式電源コードが元祖のような気もするが確かではない。 そしてパソコン通信がピークを過ぎてインターネットに橋渡しが始まった1995年頃、筆者が米国西海岸の大きなIT系イベントで見つけて国内に紹介したのがいわゆる「巻き取り君」。これを多くのパソコンメーカーやモデムメーカーがバンドルしたのがICT系では最初だろう。 「お互いに必要とするモノがくっつく」という状況は極めて普通の道理だ。タイトなインテグレーションもあれば緩やかなパッケージ同梱などもある。くっつくことがコストやスペースの削減になる