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小学4年生のときのボクの話です。 クリスマスが近づき、ボクはそわそわしていた。 うちの家族は、昔か... 小学4年生のときのボクの話です。 クリスマスが近づき、ボクはそわそわしていた。 うちの家族は、昔からクリスマスを特別視することはなかった。 サンタさんにプレゼントをもらったこともなければ、クリスマスに豪華な食事を食べたこともない。 しいて言うならば、お父さんが気分次第で買ってくるケーキには幾分か期待をよせていた。 ただ、「クリスマスがくる」、それだけのことがボクの目を輝かせた。 ないものねだりというのだろうか。 ボクは毎日、クリスマス色に染まった新聞広告のちらしを穴があくほどみていた。 ツキと一緒に、そのちらしの中のクリスマスっぽい印刷部分を切り取って、1枚の画用紙の中でボクのクリスマスを演出していった。 冬休みに入ろうという終業式の朝のことだった。 登校班の集合場所でワタル君に、ワタル君らしからぬ質問をされた。 「ヤンゴはサンタさんに何をたのむの」 ボクはすぐには答えられなかった。 ボク