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私は昭和61年頃から平成8年頃まで、損保代理店を副業としていた。今と違い、事故処理については代理... 私は昭和61年頃から平成8年頃まで、損保代理店を副業としていた。今と違い、事故処理については代理店に負うところが大きかった。だから、自動車事故だけでも、わずか10何年の代理店生活で、20件以上は関わった。この経験は、いい勉強になった。したくてもできない経験だからだ。 平成の初め頃、熊本市内のやばい系のタクシーと私のお客さんの車が、事故を起こした。状況は、お客さんのほうが不利だった。 32,3歳の私は、相手が難しいタクシー会社だがここでびびっては負けと、張り切りすぎて、交渉に臨んだ。元やくざと思える交渉係と話し合いになっだか、言葉の行き違いから、私はかっとなり、怒鳴りあいになった。 気まずい沈黙の後、しばらくすると、元やくざと思えるその交渉係は、にやっと笑って、こう言った。 「坂本君といったかな。交渉はねえ、かっとなったほうが負けなんだよ。まず相手の言い分をじっくり聞く。そして、相手が言って
2010/02/15 リンク