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東日本大震災の影響による福島第1原発の放射能漏れなどを心配して、横浜市内の小中学校では、保護者判... 東日本大震災の影響による福島第1原発の放射能漏れなどを心配して、横浜市内の小中学校では、保護者判断で“疎開”していく子どもが相次いでいる。子どもを西日本方面の実家へ預けるケースが多いが、外国籍、もしくは外国につながる子の場合は、両親の祖国に一時帰国させたりする家庭が続出している。 港北区の市立小学校では、疎開をした子どもが10人近く。「放射能の影響や余震を心配して、母親の実家がある九州や関西などへ子連れで帰省しているようだ」と同校養護教諭は言う。 磯子区の市立中学校でも、2人が保護者とともに田舎へ帰省。泉区の市立小学校も数人が、離れて住む祖父母のもとへ預けられ、登校していない。 南区の市立小学校では、海外へ一時帰国する子どもが続出。同校には、中国や韓国、フィリピンなど、計16カ国に関係する計約200人が在籍。なかでも、中国籍や中国につながる子どもたちは約120人と日本の次に多い。16