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僕がずっと前に大阪で仕事をしていたときの話である。サービス残業の多い会社で帰宅はいつも10時過ぎだ... 僕がずっと前に大阪で仕事をしていたときの話である。サービス残業の多い会社で帰宅はいつも10時過ぎだった。部内最年少の僕は残業したところでできることは知れているのだが、かといって先輩より先に帰れるような雰囲気ではなかった。 当時付き合っていたガールフレンドも電話で話すばかりでなかなか会えなかった。一足先に社会人になっていた彼女は僕の慣れない職場環境を気づかってくれ、文句はまったく言わなかった。僕が電話で話す内容は仕事場のことが中心だった。 「昨日、イケメンの課長にサシで夕食を食べに行こうと言われたんだ。この課長ならフレンチかイタリアンに違いないと思って行ったのに街の中華料理屋、おまけに最初の注文が餃子5人前とビールで幻滅さ」 彼女はウフフと笑ってくれた後、「フレンチだなんて、あなたが社会人生活に夢を持ち過ぎよ。でも大企業だと思ってちょっと期待してたけど大したことないのね。でもいいわ私餃子好き
2009/08/02 リンク