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ほぼ日刊イトイ新聞より、谷川俊太郎の言葉。谷川俊太郎さんが、TV番組「題名のない音楽会」でこう言っ... ほぼ日刊イトイ新聞より、谷川俊太郎の言葉。谷川俊太郎さんが、TV番組「題名のない音楽会」でこう言っておられました。「詩の朗読会で、詩の意味はよく聞かれるが、意味をひとつ一つ考えるのではなく、花束を受け取るように受け取って欲しい」ほぼ日刊イトイ新聞 - おとなの小論文教室。 詩にせよ短歌にせよ俳句にせよ、あるいは小説にせよ“意味”を問うことで、受け取ることができるものが狭くなる領域というのが確実に存在する。 短歌を読む際に、“これはどういう状況をあらわしているのだろうか”という問いは、最初にはこない。ふとしたときに“あれはどういうことだったのだろう?”と思うことはあるけれど、しかし、それはその歌を読むときの最優先事項ではない。短歌は、ひとまずは言葉の連鎖でしかなく、その歌の向こうに状況はないと私は考える。なにかを背景にして歌は生まれるのではない。あるいは、読まれるのではない。 花束を受け取る
2009/04/03 リンク