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DIGA「BZT9300」が“マスター品質”高階調再生対応
36bit MGVC対応アップデート。全録機なども更新
(2013/6/19 12:06)
パナソニックは、Blu-ray Discレコーダ「DIGA」6モデルの最新ファームウェアを17日より順次提供開始した。放送経由の自動更新のほかネットワーク経由でのアップデートにも対応。最上位モデル「DMR-BZT9300」では、マスターグレードビデオコーディング(MGVC)の再生に対応した。
マスターグレードビデオコーディング(MGVC)は、劇場用マスターの各色12bit階調(合計36bit)を、従来のBDビデオとの互換性を維持しながら、対応機材で再現するためのパナソニックの拡張規格。DMR-BZT9300が初の対応機器となり、対応ディスクは「009 RE:CYBORG」や、スタジオジブリの「となりのトトロ」、「火垂るの墓」、「魔女の宅急便」、「おもひでぽろぽろ」、「紅の豚」など。対応ディスクと機器の組み合わせで「スタジオマスターと同等の階調表現を実現可能」としている。
DMR-BZT9300のほか、DMR-BWT530/630、DMR-BZT730/830も17日付けでアップデート。いずれもソフトバージョンは1.29で、ダビング動作の安定性改善などを図っている(MGVC対応はBZT9300のみ)。
また18日には、6ch同時/16日分の“まるごと録画”に対応したDIGA「DMR-BXT3000」のアップデータを提供開始。ソフトバージョンは1.17で、「テレビでネット」のサービス改善などが図られた。