ランドナーらしからぬサドル高2024-02-03 22:30

2月になった。

2月1日(木)
次男と焼き肉屋で夕食。昨年、大阪から隣の西宮市に引っ越してきて、会いやすくなり、今回も義父母宅の売却手続き等について相談。
長男も近くに住んでいるので、いざというときに息子たちが頼りになるのは隠居にとってはありがたいことですわ。

次男も仕事・子育てと忙しそうだが、すっきりと生きているのが親としても嬉しい限り。
皆でたっぷりと焼き肉を食べて、帰宅後は爆睡。

2月2日(金)
義父母宅で不要家財等の処分費見積もりを数社に依頼していたので、その立ち会い。
不動産会社の担当者も立ち会ってくれていたので、再度、こちらの売却意向を担当者に伝える。きれい事かもしれないが、売り主・買い主・不動産会社三方が、ある程度満足できるような三方良しで事が進めたらいいなと望んでいる。

夜は室内でランドナーの調整。フレームサイズが小さいので、ステムを限界まで上げて、ハンドルをやや上向きにした。カンチブレーキはVブレーキと比べると、制動力は確かに劣る。グイッと効くのではなく、緩やかな感じ。制動力は落ちるが、ランドナーの重さもあってジャックナイフ落車は起こりにくいだろう。今回の調整で、ブレーキレバーも近くなったので、ブレーキは前よりは効く感じだ。


ランドナーらしからぬサドル高だけど、ポタリング用としては楽しめる自転車になりそうだ。

夜は国会図書館デジタルコレクションで、古いサイクリング本などを読む。スピード重視の現在の傾向と比べると、牧歌的な記述が多いね。時代が進歩しているのか、退歩しているのか、古い本を読んでいるとときおりわからなくなる。

今日は節分。予約して買った太巻きをいただく。なかなか美味だった。




ぼんやり2024-02-08 23:02

「艱難汝を玉にす」と力まなくても、雑事やややこしいことは向こうから勝手にやってくるので、ぼんやりできるときはぼんやりするのが隠居生活の嗜みです、はい。
ここ数日はぼんやりできる時間がたっぷりとあったので、グランパス70を使って路線バスに乗り、街ブラ。バスのなかで岸政彦「にがにが日記」を読む。電車やバスの中だと、読書が進む。

出屋敷商店街の気になっていた和菓子屋でいちご大福とおはぎを購入。いちご大福2個300円、おはぎ(きなこと粒あん)2個340円。めちゃやすいやん。
その日のおやつにした。

ランドナーでポタリング。

尼崎中央の森緑地。


尼崎運河。


シクロクロスでポタリング。街中でも小さな森はあるので、入ってみた。短いけれど、落ち葉の道を走る。



ネットでチェーンと車体のクリーナーを購入して、ランドナーとシクロを洗車。チェーンの汚れをとるだけで、かなり走りが快適になるね。

夜は40分ほど自主リハビリをして、Amazonプライムビデオなどを見る。最近、ネットにアクセスしづらく、スピードテストをしてみるとアップロード速度が極端に遅い。帯域制限などがかかっているのかと疑ったが、原因はルーターとフレッツ光ネクストの接続ケーブルが緩んでいたことだった。ルーターをタンスの上に配置しているが、掃除するときルーターを動かした際に、ケーブルが緩んだようだ。ネット環境のトラブルは、意外と単純なところにあるということか。

Amazonプライムビデオで最近みた映画では「ベイビーわるきゅーれ」がおもしろかったな。アクションコメディがけっこう好き。この作品は2もあるし、今秋には3も公開される予定だ。


明日以降は、クロモリロードとカーボンバイクの2台も洗車点検の予定。ぼんやりした時間は、とても贅沢です。


バタバタ2024-02-19 21:07

長男夫婦の小学2年の男子がインフルエンザになったので、バタバタした日々。

2月9日(金)
グランパス70で路線バスに乗り、街ぶらしていると長男からLINEあり。孫が体調悪く、小学校から連絡があり、お迎えに来て欲しいとのこと。急遽、帰宅して妻とともに小学校へ。保健室で待機していた孫とともに長男宅に帰宅。37度3分の微熱があるらしい。他のクラスもインフルエンザが流行っており、すでに2クラスが学級閉鎖になっている。仕事を終え帰宅した長男と交代。

連休明けに淡路島に一泊二日の旅行にいく予定だったが、孫守も入りそうなので予約をキャンセル。

2月10日(土)

長男が孫1号を病院で連れて行くので、孫2号(5歳)を我が家であずかる。公園で外遊びしてから、近くのショッピングセンターに連れて行きちょっと遊んでから、ココスでランチ。
配膳ロボットに孫2号は興味津々。孫2号はいろんなことを喋ってくれて、老人には脳の活性化になる、たぶん。

孫1号はコロナは陰性だったが、インフルエンザB型。2月15日(木)まで登校停止となる。

午後3時過ぎに、長男が孫2号を迎えに来る。翌日、妻は友人らとフグ鍋に行く予定だったが、私たちもインフルエンザに罹患している恐れがあるので、予約をキャンセル。バタバタしたので、はやめに就寝。

2月11日(日)
孫1号は熱が38度3分あり、自宅で療養中。両親が看ているので、私はランドナーで街ポタ。
武庫川右岸の堤防道路を南下。



42年前のランドナーだけど、やはり鉄は頑丈やね。サンツアーのコンポが今となっては珍しいけど、消耗したときの代替品が限定されるようだ。ネットオークションを見てみると、ボロボロのランドナーが高値で出品されている。自転車は乗ってこそ意味があると思っているので、床の間バイクではなく街で走らせたほうがよいだろう。



神崎川右岸の堤防道路。工場地帯を北上。



藻川左岸のグラベル。ここまでに阪神なぎさ回廊を走ってきたが、つぎはぎだらけの木道よりずっと走りやすい。



45km、ポタリング。

2月12日(月)

孫1号は熱も下がり回復したとのこと。私たちも症状はないので、インフルエンザには罹患していないようだ。あまりストレスのない生活をしているので、免疫力は高めかもしれない。

旅行なども中止したので、今日は思いつきハイキング。妻と川西能勢口までバス・電車で行き、池田市の吾妻で早めのランチ。連休なので、店は混み合っており、予約は3番目。瓶ビール大1本を二人で分け合い、名物のささめうどんをいただく。老人になったせいだろうか、以前よりはより美味しく感じられる。食後、店をでると外では多くの人が順番待ちをしていた。



久安寺までぶらぶらと歩いていく途中、池田城址に立ち寄る。
天守閣に上れるんや、知らんかった。


白梅がほころび始めた。


途中、水仙の群落を眺めてから、池田市立五月山動物園へ。


人気のウォンバットの前では人だかり。もこもこしていて、たしかに可愛い。


R173に並行して、旧余野街道の入口を発見。ウォーキングだからこそ、気づくのだろう。山裾の路地のような道をのんびりと歩いていく。



R423に並行する余野街道を歩いて、久安寺へ。冬枯れの寺は静か。


寝仏の腕をさすって、右上腕骨骨折の快癒を祈願。日々、自主リハビリを続けていて、改善の余地はあるみたい。たぶん骨折2年くらいまでは伸びしろは残っているようだが、老化も並行して進むので、自主リハビリのち、あとは神頼みがよろしいでしょう(苦笑

妻が歩き疲れたようなので、久安寺前のバス停から阪急バスに乗り阪急池田駅へ。宝塚でお気に入りのお弁当を買って、夕食は簡単にすます。

13Kmほどウォーキング。

久安寺前ではロードバイク乗りが次々と下ってくる。妻が「あなたが昔、ロードバイクで走ったコースをいまはウォーキングで再訪している感じやね」と言っていたが、亀岡から上って、12kmほどあるR423の下りを楽しんでいた自分が確かにいた。以前のようにバリバリと走ることはできなくなったけれど、4台の自転車に囲まれて、それなりに幸せです、はい。

カーボンバイクのオーバーホールをショップに依頼する予定。クロモリロードはじぶんでボチボチといじっていこうかな。

2月13日(火)〜15日(木)

インフルエンザB型のため孫1号のクラスは日曜まで、学級閉鎖となる。長男夫婦は仕事が繁忙期なので、私たちが孫守。
世捨て人となって久しい隠居生活、社会に貢献することも少なくなったので、せめて孫守で少しは役立つほうが良いだろう。
とはいえ、小さな子供の相手はけっこう疲れる。夜はふたりで外食。

2月16日(金)

義父母宅の売却手続きに進捗あり。不動産会社にて買い主の条件などの説明を受ける。ある程度、満足できる条件なので、本契約する方向で検討。
息子たちからもアドバイスを受ける。不動産会社を辞してから、休暇中の長男の奥さんが所用があるので、交代して長男宅で孫守。

2月17日(土)
孫2号の子守。無条件にかわいい。連日の孫守で、老夫婦はそれなりに疲労が出てきた(苦笑

2月18日(日)

暖かい一日。武庫川をウォーキング。

けっこうバタバタした1週間でした。





「昔の自分」に拘泥しない隠居、「今の自分」を追い越していく息子たち。2024-02-29 22:47

自分の隠居生活に変化がないことが、凡庸なれど落ち着いた生活だが、まわりの生き方は家族・友人を含めて変化していくのが世の常。

ランドナーで新しくできた生瀬トンネルを見に行ったり、歩くことが身体の基本だから甲山ハイキングに行ったりしていた。
(開通した生瀬トンネル。左のトンネルが歩行者用道路入口)



(西宮市山口町から下ってくるコース選択だったので、木之元地蔵尊にはじめて立ち寄った)


(JR福知山配線跡への案内がかなり目立つ)

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(甲山を望む)


(雑木林を歩く)

(仁川渓谷)


隠居として遊んでいたら、今日は次男から報告したいことがあるとLINEがあり、午前に次男が我が家に来宅。
ちょっと驚く内容だったが、前向きの内容なので父母としても応援するよと次男に伝えた。

我が家は比較的、忌憚なく話し合う親子関係なので、妻はかなり驚いていたが、私たちが次男を大切に、そして信頼する思いは変わらない。

平尾剛「スポーツ3.0」で紹介されていた、

「日本に足りないのは「めっちゃ楽しそうにサッカーをする下手なおっさん」 欧州で目撃した、勝利(とビール)を真剣に目指す大人たち」

の記事を読んでいたので、なんとなく次男の話とリンクしてしまう。


フットボールの「機上の空論」

日本に足りないのは「めっちゃ楽しそうにサッカーをする下手なおっさん」 欧州で目撃した、勝利(とビール)を真剣に目指す大人たち


老人になると、身体能力や未来への活力は次第に失われていくので、どうしても「昔の自分」と比較して消極的になりがちだ。若く、活力ある次男が「今の自分」を追い越していこうと思うのは彼の生き方を見てきて、必然なんだろうなと思う。

午後からは義父母宅の売買契約を不動産会社で契約するので、急遽、次男にも立ち会ってもらうことにした。
腹が減っては戦はできぬということで、鰻専門店でランチ。


事前に担当者から契約内容の詳細は提示されていたので、スムースに契約はすすみ、あとは粛々と引き渡しまで売り主としての責任を果たすことになる(もちろん担当者の協力を得て)。

次男も立ち会ってくれて、妻もかなり心強かったはずだ。

帰宅後、次男に長男も同じようなことを考えていることを伝えると、「兄ちゃんやったら、できるんちゃうかな。向いていると思うわ」と言う。
個性の全く異なる兄弟だけれど、どこかで生き方に関しては通底するものがあるのかもしれない。親としては完全に自立してくれたので、うれしいかぎりですわ。

案ずるよりは産むが易しという方向に進んでいくことになるだろう、たぶん。





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