所用ついでに久々水曜会にお邪魔しました。
今回主催者様不在だったのがちと残念だったり。
- フォーティーワン(2人/5分)
- ミッチ(3人/5分)
- エレファント(5人/30分)
- ゼロの恐怖(4人/20分)
- 遺跡探検(4人/35分)
- サンクトペテルブルグ(4人/40分)
- アクワイア(4人/45分)
- それはオレの魚だ(4人/20分)
フォーティーワン(41)(トランプゲーム)
2人用トランプゲームで、ジョーカー以外のカード52枚を使用。場に交互にカードを出して場札の合計数を加算していき、特定の条件で貰えるチップを集めるゲーム。
ゲームは親(ディーラー)と子に分かれて双方に手札6枚ずつ配ります。札の数値の見方は以下の通り
- A~10:そのままの数(Aは1)
- J:場の合計から1を引く(-1)
- Q:0として扱う
- K:直前に出されたカードと同じ数としてカウントする(最初の札がKだった場合は、次に出た札の数となる)
親は山札から1枚めくってゲームスタート。子から手札を交互に1枚ずつ出します。この時、合計数が42以上になってしまうカードは出す事できず、出せるカードがある場合は(例え相手が有利になりそうでも)出さなくてはいけません。こうして双方カードが出せなくなったら1ラウンド終了。手札と場札は流し、残った札から再び手札を配って親を交代して進めます(切り直しをしないので必ず4ラウンド行う)
チップが貰える条件ですが
- 最初にめくった札がA:1枚(親限定)
- 場札の合計を11,21,31にする:1枚
- 場札の合計を41にする:2枚
- 相手にパスをさせる:1枚(双方でパスが続いた場合は、最後のパスは対象外になります)
ポイントになるのは絵札のカードで、特にQとKのコンボは要注意で、10の札を出して41達成→相手パス→Qを出して41→相手がKを出して41(パス時は前札10だったが、Q=0なので復活)→自分パス→相手再度K→自分パス→相手Kといった復活パターンがしばしばあるので、実は終盤が近づくとカウンティング(何が何枚出たかを覚えておく技術)が出来ると有利だったりします(もっとも、そこまでする重いゲームでもないですが)。
ミッチ(トランプゲーム)
同一スート(マーク)の列の長さを競うゲーム。
配札でKやQといった絵札が多く、札運に恵まれすぎたかなと。こういったゲームは弱い数字の札ばかり来た時がアツいんですよね(ぇ)
参考記事:水曜日の会060614
エレファント(Der Elefant im Porzellanladen)(スコアリング要素)
お金を払って壺を購入したり、壺をゾウに壊させて補償金を得るヘンテコなテーマのゲーム。但し、勝敗はお金を多く稼いだ人ではなく、特定のタイミングで発生する決算時に記入する別途配布のスコアシートのポイント数合計の多い人が勝利となります。
プレイヤーにはスコアシートとお金カード1枚、パスカード1枚、壺カード2枚が配られ、場には3~8の数字が書かれた赤緑青3色の壺カードと色や数字の書かれた象の足跡カードがそれぞれ5枚ずつ並べられます。プレイヤーは順番に
- 手持ちのお金カード1枚を使って場の壺カードを1枚獲得する
- 象の足跡カードを取り、既に自分が手元に確保した壺を壊させて補償金(お金カード1枚)を得る
- パスカードを使ってパスする(使い捨てなのでゲーム中1回のみ可)
但しお金カードは最大2枚までしか持てず、2枚所有の時は壺購入かパスを、0枚所有の時は足跡カードを取るかパスをするといった具合に、お金カードの枚数で取れる行動が制限されているのがポイントです(1枚所有の時だけ好きな行動を選択できる訳です)。
なお、足跡カードと同じ色の壺を持っていなくてもお金が入ります。
壺カード、足跡カードはそれぞれ無くなると新たに5枚補充されます。なお、ゲーム内では4回の決算があり、壺カードの山札には10枚毎に決算カードが山札の上に出るように仕込んでおきます。ゲームが進行し、決算カードが見えている段階で場の壺カードが無くなると決算となります。
決算は自分が確保した壺カードの色と数字を見て、スコアシート欄のどこか1つに点数を記入します。
- 3色の壺で最低の点数の壺3枚の合計値
- 3色の壺で最高の点数の壺3枚の合計値
- 1色の壺の点数の合計値
- 全色の壺の点数の合計値
この中から1つを選び、その時点でのスコアを記入してゲームを続けます。
当然ながら、一度記入した場所にはもうスコアを書き込む事はできません。
とまぁ壺を買っては潰しのある意味自作自演なゲームなのですが、お金カードの縛りを見ながらのプレイが重要で、特に場札補充タイミングを見て価値の高い壺を狙うといったタイミング調整の腕前が要求されます。
壺カードが使いきりなので、カウンティングの要素も含まれている事を考えると、総合的にはガチな部類のゲームになるなぁと。
開始時に好きなツボや足跡を選べる点で有利な先手番を後続がいかにマークするか。3人位でやって2人がマークに付くプレイをすると相当接戦になりそうな予感がします。
ゼロの恐怖(Null & Nichtig)(トリックテイキング/メイフォロー式)
手札を出し合って、最後に各色で一番上の数字の分だけ点数の入るトリックテイキングゲーム。
先ず人数と同じ色数のカードを用意し、全員に配りきります。カードの数値には0~11があり、0は2枚、他はそれぞれ1枚ずつあります。
各自手札から3枚を場にさらして(同じ色は重ねておく)ゲーム開始です。
スタートプレイヤーから順番に1枚ずつ出していきます。トリックテイキングにありがちな前に出された色と同じ札を出さなくてはならないルール(マストフォロー)というものは無く、単純に好きなカードを出す事ができます(メイフォロー)。札の強さは色は関係無く、最も大きい数字のカードを出した人(同数字は先出しの人)がその回(トリック)に勝利し、出た札を時計回りの順番で1枚ずつ、自分の前にさらした札の上に乗せていきます。
つまり、既に獲得済みの高得点札の上に0の札が乗っかって一気に0点なんていう事が往々にして起こるのがミソです。
プレイとしては最後に高得点札を取るか、最初に高得点札をさらしてトリックを取らないようにするかの2パターンに分かれるかなと。
いずれにしても、相手の意図を見抜かないとうまく点を取られてしまいます。中々難しい。
遺跡探検(Relikt)(カードゲーム/プレイアンドドロー)
場に出ている宝石カードを探索カードを送り込んで獲得するゲーム。宝石カードは赤と青の2種類あり、青は描かれている宝石の数がそのまま得点になりますが、赤は逆に減点になります。しかし、赤でも同じ数の宝石が描かれた2枚を集めると青の宝石1枚とみなし、逆に得点になります。
プレイするカードは2種類あり、探索カードは色と数字が書かれていて、プレイヤーには4枚の探索カードとアクションカード3枚を持ちます。また、プレイヤーには自分の色を示すテントカードが配られます。
手番では、探索カードを宝石カードの横に順番に1枚ずつ並べていきます。並べたら、探索カードの山札から1枚補充します。
この時、探索者カードをプレイする前にアクションカードをプレイする事も可能です。
アクションカードの効果は以下の通り。
- ロープ
- 普通に探索カードを出した後、場札から好きなカードを1枚取って手札補充とする。
- 双眼鏡
- 他の人1人を指定し、探索カードを受け取って1枚プレイして返す。返されたプレイヤーは山札から1枚補充する。
- ピストル
- 場に出ている探索者カードの上に探索者カードをプレイできる。但し、同じ色か同じ数字のカードでないとプレイできない。乗せられたカードは捨て札に。
- 目隠し
- 探索者カードを裏向きにプレイする。
- コンパス
- 探索者カードを一度に2枚プレイできる。かなり強力なカード。
- ラム酒
- 他のプレイヤーと自身のテントカードを交換した後、探索者カードをプレイする。極悪なカード。
- カメラ
- アクションカードの捨て札の一番上に見えているカードと同じ効果(コピー)を得る。但し、カメラのカードが出ている場合は使う事はできない。
一度使ったアクションカードは表向きにして捨て札の山に乗せます。
宝石カードに描かれた宝石の数と同じ枚数の探索カードがプレイされたら、その列で並んでいるカードの数値を色毎に合計し、合計が最も大きい人がその宝石カードを獲得します。トップタイになった場合は、探索カードは全て流れて並べ直しとなります。
空いた列には再び宝石カードが山札からめくられて新たに並びます。山札が無くなったら既存の列のみで進行し、1列だけになった時点でゲームは終了となります。
さてこのゲームですが、とにかくラム酒とコンパスのアクションカードが強力すぎかなと。
それを警戒するあまり、常にプレイヤー間ではけん制が続いて膠着状態になりがちです。
サンクトペテルブルグ(Sankt Petersburg)(建築・マネージメント)
定跡や勝ち筋があるらしい定番のゲーム。
今回は先ず序盤の職人のめくりが7,6連発で早くもどこかおかしい展開に。
最初の貴族フェイズが一番最後になる位置だったので、前の建築フェイズで4つ空きを作らねばいけなかったものの、3枚空いた残りがどれも高価な建物ばかりで、手元に入れるのはちょっとためらわれる状況。よって見送るも、次の貴族3枚のめくりが18,16,12貴族という強力なめくりになってしまい、18貴族購入者有利と貴族買えない私の出遅れが確定。こうなると貴族は諦めて建築プレイに走ろうと目論み、次の建築フェイズで前のターンに残った8の税務署を並べてポイント先行を考えるも、他の人に1枚買われてそれもままならず非常に苦しい展開。その後も建物の同一カードを並べられる展開は訪れず、中盤で建物はアップグレード建物2件の貴族3枚とどうしようも無い展開。
そして、貴族プレイに走っていた3人が中盤の建築フェイズで貴族をより多く出そうと建築で頑張ったら次の貴族のめくりが一気に増えて貴族打ち止めの終了ゴングが(汗)
「え、このタイミングで終わりかよ!」
予期せぬ展開で、当初予想の18貴族買った人が圧勝から、12貴族を買った人が早期終了勝ちとなりました。
てか、頑張りすぎで手札使い切れない展開って一体(げふ)
参考記事
アクワイア(Acquire)(建築・マネージメント/タイル配置)
私が水曜会をご無沙汰してる間に、何か一部ではもう「アクワイア部」らしき感じで猿のようにプレイされている状態になってた模様。そして本日は部員にさせられたり。
私はガチゲームがあまり得意じゃないのに(ぇ)
今回は序盤一気に7ホテルチェーンが揃い踏みの華やかな展開も、勢いで立てたホテルの筆頭株主を守ろうと株券投資に走ってたら自ホテルが全然潰せず慢性金欠に陥ったり。てか、自身で潰れるだろうと思って建てたホテルが潰れず最後41サイズになったりという展開。
見切り発車で設立しても、合併タイルの後引き期待は期待薄
基本中の基本が未だに分かって無かったなぁと。
ゲーム展開は潰れては建ちと華やかで面白かったですけどね。
次回は助言もそこそこにもう少しマシな戦い方をしたいものです。
参考記事:水曜日の会060719
それはオレの魚だ(Hey! That's my fish!)(アブストラクト)
最後残った時間でプレイ。
4人(4x2で8コマ使用)より3人(3x3で9コマ使用)の方が盤上は狭くなると聞きましたが、3人の場合は自由に扱える自分のコマが3つある訳なので、やはり4人の方が狭いと思いますね。
参考記事
てか、ゲーム会は久々ながら最後はガチゲームにハマっていたのは一体(笑)
ひょっとしてあしかは既にガチゲーム要員の1人なのかなと。もしそう見られているならそれは完全に間違いだと思うんだがなぁ…
なぜなら基本はぬるボードゲーマーですから(ぉ)