2010年04月27日 21:39
こんばんは、今日は少し元気ですが、感想を書く内容がないんですよねー・・・。それでもまあ、やっていきますがね!しかし今回は小休止回で、また次から物語が動いていくのでしょう。
続きから書いていきます。それでは行きましょう!
閃光のナイトレイド |
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概要
拙い音色でヴァイオリンを演奏する葵。そしてその下では葛に風蘭が少し乱暴に何か依頼をしているのでした。その話の内容から彼女の店の一大事のようですが・・・。そしてついに業を煮やした風蘭は2階でヴァイオリンを弾いている葵に降りて来いと騒ぎ出すのでした。
降りてきた葵に撮影の依頼をする風蘭。どうやらメニュー用に写真を撮ればいいということらしいです。その依頼を快諾する葵ですが、それに少し意見を言う葛。どうやらプロだからこそこういった依頼を安請け合いするなということでした。それを聞いて反論する葵。そしてついに口論になってしまうのでした。それをどうにか風蘭が取りなし、相手の店の偵察に行くのでした。
風蘭の店の商売敵である旭日屋食堂には店の前に食品サンプルが。それを見にたくさんの人が集まっています。それはどうやら当時としては導入初期のようで物珍しいもののようです。それを見て自信を失くす葵に、だから言ったという葛。そして歩きだすのですが、どこに行くのかと尋ねる葵にプロだからやるしかないと言うかっこよく風蘭の店に向かう葛なのでした。
そして招財飯店で商品の写真の撮影を開始する葵と葛ですが、やはり2人の意見には隔たりが。途中で葵だけじゃ不安という風蘭の意見で、葛も別に商品を撮ることにします。それぞれが違う視点から写真を撮る2人ですが、とても対照的なもにができるのでした。そして一仕事終えるのですが、風蘭からもらった報酬は包子の袋だけ。どうやら撮影の途中のつまみ食いが過ぎたようです。
そして料理屋で少し休憩する2人。ここでも考え方が真っ向から割れます。料理屋での持ち込みや軍人、上流階級の振舞い方の認識まで。そして対立する2人ですが、ここで事件が発生。フィルムを入れておいたポーチがないということでした。この『大事件』に慌てる葵と葛。もう一度料理を撮り直しだという葛に、葵は片平中佐の家族旅行の写真があり、無理だと言います。そして葵は晶大洗衣店に向かいます。それを追おうとする葛ですが、そこに注文した料理が来てしまい、仕方なく食べることにするのでした。
晶大洗衣店に来た葵に嫌がる店の店主。そこで軽く脅して、かっぱらいの根城を聞きだすのでした。一方、葛は遊女街で1人の女性から情報を聞きだし、かっぱらいの根城に辿りつくのでした。結局2人とも同じところに着くのですが、ここでもまた対立。そして熱くなった葵と葛は突撃しようとしますが、葵が間違って猫の尻尾を踏んでしまい、それどころでない事態になるのでした。
走ってかっぱらいのところから離れたところで、冷静に解決案を模索する2人。そして意見がまとまったと思ったところで、目的のポートを持った太った猫が。そして慌てる2人。葵は猫の逃げるところをそのまま追いかけ、葛は猫の逃げる方向に予想をつけて追いかけます。そしてどちらも街の賑わっているところにいくのですが、そこで猫を見失います。そこに偶然歩いていた雪菜と棗に猫はどこにいたか聞きますが、それを聞いて包子の店の猫だと棗が話すのでした。それを聞いてついに招財飯店の前で、『犯人』を確保。そして事件は落着するのでした。
そして定期連絡をする桜井と雪菜。手をかかる2人という桜井ですが、雪菜は対照的だが良い組み合わせだと。そして、招財飯店は繁盛し、葵と葛は相変わらずなのでした。そして写真館には例の猫の写真が飾られるのでした。
掘り下げポイント
・全く違う視点から
葵と葛は対照的であるから、ベクトルが一致したときにとんでもない力を発揮するというのが今回の話の中心でしょうかね。実際いままでの回でも2人の考え方の衝突はよくあり、それが今回はクローズアップしたとところでしょうか。
写真を撮るというそれぞれの視点の違いを明確にしていますね。ホントに正反対で、豪快な構図でインスピレーションを大事にする葵に対して、緻密で実用性や計算を用いた射影を考える葛。それだけが彼らの違いではなく、やはり全ての認識や考え方、行動が違うことが目立ちました。
違う方法を取っても、結果的には2人が行き着くところが一緒であるのはどちらも優秀な証拠で、やはりどちらが良いということではないのでしょう。足を引っ張り合うこともありながら、逆に1人ではできないことを可能にできることもできる2人。そしてその違いから物事を多様に見ることも可能になるのでしょう。
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