2011年12月12日 22:56
「何だか不思議・・・。小さいときみんながここにいたことがあって、それで今みんなが一緒にまたここにいる。」by沢渡楓
「なんて素敵なクリスマス!みんなが好きなこと、やりたいことが少しずつ広がって、大きくなって!みんなと一緒に作る『私たち展』、楽しみでワクワクなので!!」by沢渡楓
こんばんは、今日はアニメ「たまゆら」の簡易草子の日ですが、いやはや卒論のプレゼンは失敗した・・・。まあ、明日には反省点を洗い出して改善すればいいと思いますね!しかし、この失敗は挽回しないといけないと本気で燃えています。さて、今回のたまゆらは麻音の成長でしたが、次回が最終回ですか・・・。
それでは、続きから書いていきます。ではいきましょう。(作品の内容や画像はアニメ「たまゆら~hitotose~」に著作権は帰属します。)
次回、第12話(最終話)は「新しいひととせ、なので」です。良かったら、拍手くださいな!多いとやる気が出ます!!


たまゆら~hitotose~ 第1巻 [DVD+CD] [Blu-ray] 価格 7350円(税込) 発売日 2011/12/21
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12月30日に旧笠井邸で開催が決定される「私たち展」ですが、楓は写真で、のりえはスウィーツで、かおるはポプリとアロマ。そして麻音に口笛だと確認するかおるですが、実はやってみたことがあるのだと恥ずかしながらに語る麻音なのでした。小さいころから思っていることを言えないことがコンプレックスになっているようですが、サイン会の帰りに立ち寄った朗読劇に衝撃を受けたようです。「私たち展」で朗読劇をすることが決定する麻音ですが、まずは御手洗でしたいとのこと。自分で作った物語をのどか亭で行うことになる麻音ですが、楓,かおる,のりえは麻音の応援隊としてクリスマスに乗り込むことに。まだ物語を考え中ということですが、朗読劇の日まで作れるか不安になる楓,かおる,のりえなのでした。

家に帰って写真選びをする楓ですが、そこに香が絵画を持って、これを「私たち展」に出したいと言います。それをかおるに頼んでみると言う楓ですが、そんな姿を微笑ましく見ている環。かおるものりえも自分の出展物を作っていますが、麻音だけはなかなか上手くいかず・・・。気分転換に「ほぼろ」へ行く麻音ですが、そこで目にしたのがちもが作った自分の朗読会のポスター。堂郷にも父親にも期待されてプレッシャーに押しつぶされそうになる麻音ですが、そんなときに家を訪れたのがのりえなのでした。

みんなに期待されていてどうすればいいか分からなくなる麻音ですが、できなくてみんなをがっかりさせてしまうのが怖いと零します。のりえは麻音に感動した朗読劇がどういうものだったのかと尋ねますが、そしてどうしてのどか亭でやると言ったのかと続けます。そして、使い減らしている消しゴムを弄びながら、麻音にエールを送るのりえなのでした。

朗読会当日、まだ物語の結末ができておらず、大崎下島までの連絡船内で懸命に作り続ける麻音。緊張の表情の麻音の様子に心配そうな楓ですが、麻音の両親曰く朗読会は大勢の人が来るとのこと。そのために急遽場所は乙女座になりますが、突然の憧れの場所での朗読劇に緊張を隠しきれなくなってしまう麻音なのでした。やはり、最後の終わりが書けない麻音ですが、そこを書かずに本番に臨むことにします。楓,かおる,のりえに自分たちがついていると言われ、ついに麻音の朗読劇が始まるのでした。

話は鳥の物語。それは麻音自身の物語でしたが、それは同時に親友であるのりえとの出会い。そして迎える最後の白紙の1ページ。それにノートを閉じて、自分の言葉で語り出す麻音。出てきたのは楓とかおるとの出会いと両親への感謝。それを言い終え、無事朗読会が終了するのでした。

歴史の見える丘公園で昔の話を語る楓,かおる,のりえ,麻音。昔の場所にみんなでまたここに入るのが不思議だと漏らす楓ですが、麻音は今回の朗読会はみんなのおかげで成功できたのだと言います。麻音の成功にみんねが元気付けられて、「私たち展」を頑張ろうと思った矢先に空から雪が降ってくるのでした。
掘り下げポイント
・麻音の成功に元気づけられ・・・
今回のメインは麻音で間違いありませんが、それによって影響を受けた楓の印象が忘れられませんでした。写真選びをしている姿を見れば、「私たち展」への参加を楽しみにしているだけに映りますが、内心は緊張していることもあるということが分かりました。
何での興味を持つ麻音ですが、実際にきっちりと形にしたのはもしかすると初めての経験。そんな麻音の様子に自分の「私たち展」へ臨む気持ちが重なったと感じられました。写真と朗読劇は違うものですが、今の自分を表現するということは同じであり、そういうところは何ななく感情移入してしまいますよね。
次回がいよいよ最終回。もちろん主役は楓になると思います。今までのみんなからもらった経験がどう生かされるのかが注目されますが、内容はたぶん「私たち展」でしょうね。楓の見てきたものがどう表現されるのかは期待して持っていたいと思います。
・親への感謝
今回の主役である麻音についていつもより詳しく書いていこうと思います。麻音は今まで好奇心旺盛な性格でも、基本的には途中で限界を感じてやめてしまう感じだったと思います。自分のしたいことが分からず、それが原因だったと思いますが、今回の朗読劇で言った言葉がやりたいことの一端だったと思います。
親への感謝というのが麻音の正直な気持ちで、やはり自分を温かく見守ってくれた両親への気持ちが凄く強いのだと感じられます。さらに、それを言えるようになったということに目線をずらしますと、親友ののりえに、楓,かおるという友達。引っ込み思案だった自分も友達を作ることができたのだということでしょう。それで安心させることにもなりますし、自分自身にもゆとりが出てきたのかもしれませんね。
しかし、そこまでの道のりは全く平坦ではなく、物語は最後まで完成しなかったというのが印象的でした。のりえは麻音の消しゴムを見て努力をしていることには気付いていましたが、敢えてヒントだけ与えた。かおるは物語以外の仕事を自分たちがすると買って出て、物語に集中させる。楓は麻音のことを心配そうにしている。そのような描写からどれほど麻音を楓,かおる,のりえが支えていたかも分かる回なのですよね。
麻音の夢は乙女座の舞台に立つこと。それが果たされた今、新たな一歩を踏み出して、更なる夢にまい進しそうですね!しかし、麻音は引っ込み思案でも、やるときはやるんですよね!そういうところは本当に肝が据わっている、そんな気がします。
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