荒木和博BLOG

【調査会NEWS1659】(26.9.30)

　山梨県警の警備部長は昨日の定例記者会見で山本美保さんに関わるDNAデータ偽造事件で日弁連がDNA鑑定書のコピーを認めるよう警察庁に求めた件について次のように語りました。

　「捜査中の事件に関する書類なので、刑事訴訟法に基づき、写しの公布は差し控える」「既に家族に鑑定書を見せて説明を行ってきた」

　もちろんこれは警察庁の判断であって、県警が勝手に決めたことではありません。しかしこの判断が正当なものならそもそも日弁連が「勧告」という強い措置を行うはずはありません。刑事訴訟法47条は「訴訟に関する書類は、公判の開廷前には、これを公にしてはならない。但し、公益上の必要その他の事由があつて、相当と認められる場合は、この限りでない」と書いて例外を認めています。

　そもそもDNA鑑定書を表に出せない理由は捜査とは何の関係もありません。DNA鑑定結果が表に出たところで山本美保さんの失踪の捜査に支障をきたす理由が存在しないことは小学生でも分かります。

　警備部長の答弁にあるように、確かに家族は警察の中で限られた時間鑑定書を見せられていますが、素人が限られた時間見たところで矛盾点が分かるはずはありません。だからこそ日弁連はコピーを認めるように（つまり専門家が分析できるように）と勧告しているのです。

　それにしてもここまで執拗にこだわることからすると、鑑定書には警察にとって絶対に見られたくないことが書いてあるとしか思えません。専門家が見れば捏造と分かる部分があったり、鑑定書を書いた名古屋大の教授（当時）との間で開示しないという約束ができているのではないでしょうか。

　先日警察庁前で座り込みをやった後、庁舎のロビーで会った警察庁の幹部は議論の末「DNAの鑑定結果が一致する以外に何が必要なんですか！」とまで言いました（この言葉を他のDNA鑑定に関わる冤罪事件の原告にぜひ伝えてもらいたいものです）。

　藤田進さん（川口）の北朝鮮から出てきた写真の鑑定でも警察は平成16年（2004）年、写真が出てきてから直ぐに鑑定したにも関わらず、その結果を家族に伝えたのは何と8年後の一昨年12月でした。おそらく他の特定失踪者についても様々なことが隠されているのでしょう。山本美保さんに関わるDNAデータ偽造事件はたまたま明らかになった氷山の一角なのかも知れません。

　警察が（あるいは政府が）自ら明らかにできないなら、世論でそれを実現するしかありません。これに蓋をしていてごく一部の帰国で終わりにしようというやり方は絶対に許せません。あらためて皆様のご協力をあらためてよろしくお願いする次第です。

▲現在の「しおかぜ」放送時間と周波数は以下の通りです

夜　22:30〜23:30　 5985kHz　深夜　1:00〜2:00　6090kHz

■調査会役員の参加する講演会(一般公開の拉致問題に関係するイベント)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道（突発事案などで、変更される可能性もあります）等

★10月8日（水）19:00「もう我慢はできない！北朝鮮に誠意ある回答を求める！緊急集会」（救う会石川、特定失踪者安達俊之さん思う会主催）
●白山市民交流センター（白山市倉光2-1　076-274-9591）
●代表荒木が参加
●問合せ：救う会石川・大口事務局長（090-8260-8000）

★10月18日(土)　13:30「講演会」(拉致問題を考える牛久市民の会主催)
●牛久市生涯学習センター 多目的ホール(牛久駅前・エスカードビル　029-874-3131)
●常務理事杉野が参加
●問い合わせ:田中代表(090-3816-5657)

★11月9日(日)13:30「大阪ブルーリボンの会講演会」(同会主催)
●大阪市中央公会堂（京阪電鉄中之島線なにわ橋駅下車1分）
●代表荒木が参加
●問合せ：大阪ブルーリボンの会　06-6121-2306

★11月13日(木)19:30「北朝鮮による拉致被害者全員の救出を求めるつどい」(日本会議福山主催)
●エフピコRiM（福山駅徒歩5分）
●代表荒木他役員が参加
●問合せ：日本会議広島　福山支部　084-922-1332

★11月23日(日)18:00「サイコー！JAPAN」(チーム継承主催)
●四谷ライブインマジック（四ッ谷駅・市ヶ谷駅徒歩7分　03-5261-8312）
●代表荒木が参加
●予約・問合せ：[email protected]

★11月30日(日)13:30「宇部集会」(救う会山口主催)
●宇部市男女共同参画センター（宇部市琴芝町1-2-5 0836-33-4004）
●代表荒木が参加
●問合せ：救う会山口

※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール（代表荒木アドレス宛）にてお知らせ下さい。
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特定失踪者問題調査会ニュース
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　9月20日と29日の読売新聞山口版です。救う会山口の加治満正さんからいただきました。

【調査会NEWS1658】(26.9.30)

　9月25日、朝鮮中央テレビが金正恩の足を引きずって歩く姿を流し、さらにナレーションで「不自由な体なのに、人民のための指導の道を炎のように歩み続けるわが元帥様」と身体に変調をきたしていることをあえて伝えました。同日の最高人民会議（国会）にも出席しなかったこととあわせ憶測を呼んでいます。

　先日テレビ番組で同席した毎日新聞の鈴木琢磨編集委員が『炎の約束』という北朝鮮の小説を紹介しておられました。金正恩と母高英姫の「愛の物語」という内容だそうで、鈴木さんは在日の高英姫を出すことは日本へのメッセージなのではないかと解説していました。

　小説を読んでいないので何とも言えませんが、この小説のことを聞いて直ぐに思い浮かんだのが『永生』という北朝鮮の小説です。これは金日成の死亡後に出たもので、1993（平成5）年暮れから1994（平成6）年7月の金日成死亡を挟み秋頃までの話をドキュメンタリータッチで描いたものです。

　この小説は金日成・金正日親子の、これまた「愛の物語」なのですが、実は金日成の死には何らかの形で金正日が関与している可能性が高く、実際金日成が死亡したとき平壌では「息子が殺したのではないか」という噂が流れたといいます。『永生』が親子間に激しい葛藤があったことを打ち消すためのものであることは明らかです。

　その延長線上で考えれば『炎の約束』も何か高英姫がらみで不安定な状況が起きているのを打ち消すためのものとも考えられます。独裁体制というのは政権基盤が強固なものと見られがちですが、実際は粛清と権力闘争の連続であることが少なくありません。北朝鮮の歴史はまさにそうでした。昨年の張成沢粛清もそのひとコマです。

　29日に行われた日朝の協議について、10月1日に再度家族会・救う会とともに外務省の報告を聞くことになっているのですが、果たして政府は様々な事態を想定して準備をしているのか、いささか心許ないように感じられてなりません。少なくとも外務省だけで対処出来ない事態が起こり得ることは想定しておいていただきたいと思います。

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★10月8日（水）19:00「もう我慢はできない！北朝鮮に誠意ある回答を求める！緊急集会」（救う会石川、特定失踪者安達俊之さん思う会主催）
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【調査会NEWS1657】(26.9.28)

　御嶽山の噴火で防災担当大臣である山谷えり子拉致問題担当大臣はさらに多忙になりました。就任直後に広島の豪雨禍の視察にも行かれています。前号ニュースでお知らせした今晩のBS-TBSの番組も予定されていた山谷大臣の生出演ができなくなったために延期になったそうです。

　現在山谷さんは拉致問題担当大臣以外に国家公安委員会委員長、海洋政策・領土問題担当大臣、国土強靱化担当大臣、内閣府特命担当大臣(防災）を兼ねています。これは前の古屋圭司大臣も同様でしたし、それ以前の大臣も大きな違いはなかったように思います。

　一方、拉致問題担当大臣というのは国家公安委員長を兼務しているので警察は指揮できますが、外務省にも防衛省にも監督権限はありません。そうするとできることはイベントの開催と被害者及び家族の接遇・支援などに限られます。

　前の自民党政権時代、拉致問題担当大臣で官房長官兼務以外だったのは中山恭子・現参議院議員だけでしたが、中山さんは国家公安委員長の兼務もありませんでした。ご本人の意志とは関係なく、当時の福田政権が期待したのは家族会が政府に反旗を翻さないようになだめさせることだったと思います。

　民主党政権で初代の拉致問題担当大臣になった中井洽さんは、拉致問題対策本部の機能に情報収集を加えました。私は中井さんとは衝突もしましたし、功罪半ばするところがあるとは思いますが、「拉致問題担当大臣」がその名の通りの機能をしようとするならこの方針は正しかったと思います。しかし現実には警察・外務省などの省庁の壁は崩せませんでした。

　一般の方々は「拉致問題担当大臣」というと、拉致問題を解決する最先頭に立っていると思われますが、実際の権限・機能はそうではありません。現在行われている「再調査」なるものの動きは外務省主導ですし、山本美保さんに関わるDNAデータ偽造事件でも前の古屋大臣、そして今の山谷大臣も入閣前には委員会での質問もされましたが、大臣になってからは動かすことができませんでした。

　山谷大臣は以前から拉致問題に熱心に取り組んでこられました。私も旧民社党時代から知っている方でありその思いについては信頼しているのですが、やはりこの「拉致問題担当大臣」というのはどう考えても中途半端な権限で、なおかつ山ほど重要な仕事を兼務していては本来国民が期待する機能を果たすことはできないように思います。

　もし政府が「拉致問題は国政の最重要課題の一つ」と本気で思うなら、大臣は官房長官が兼務し、副大臣で他の兼任のない、拉致問題を専門にできる中堅若手の議員が対策本部にはりついて官房長官と密接に連携をとりながら、いざとなれば官房長官兼担当大臣として各省庁をコントロールする立場が一番適当ではないかと思います。もちろん前のように肩書きだけの官房長官兼務ではなく、また担当副大臣も官房長官の信頼が篤い人が必要でしょう。

　北朝鮮との交渉は相手があることでも、こちらの体制は自分の意志変えられるのですから、可能なことは政治の力でぜひ動かしていただきたいと思う次第です。

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【調査会NEWS1656】(26.9.27)

　最近慰安婦問題や福島第1原発の吉田所長調書問題で朝日新聞が叩かれています。それ自体は事実でしょうし、公器としてその批判を真摯に受け止め責任を明確にするのは当然だと思います。

　その前提での話ですが、昨今の風潮で何でもかんでも「朝日が悪い」と叩いて自分の責任を頬被りする人が目立つような気がするのです。

　拉致問題で朝日の報道は他紙と比べて極端に北朝鮮の肩を持っていたというわけではなく、拉致問題に熱心な記者さんも何人もいます。小泉訪朝のとき、政府が北朝鮮から伝えられた「死亡」の日付を隠していたことをスクープしたのは朝日新聞でした。これがなかったらあるいは政府の意向通り「死亡」が確定と思われ続け、日朝国交正常化への流れが出来てしまったかもしれません。

　また、横田めぐみさん拉致を西村眞悟衆議院議員が初めて国会で取り上げた平成9年（1997）2月3日、実名・写真入りで報道したのは産経新聞本紙と朝日新聞社の「AERA」でした。現ジン・ネット代表の高世仁さんがその二つを持ってソウルで亡命元工作員安明進氏に見せたことでテレビでも大きく報道され、家族会の結成や救出運動へとつながっていきました。

　かつて拉致問題に及び腰だった、特に政治家が、ここぞとばかりに拉致を朝日叩きの材料に使っているのには正直言って違和感を感じます。現在でも拉致問題の根源たる国家の構造的問題に手を付けられないどころか、ろくに関心も持っていない国会議員が少なくない現状で何を偉そうなことが言えるのか、と。

　私自身は朝日新聞の社論とはかなり異なる立場にいる人間であり、今後も批判すべきことは批判するつもりです。朝日も今受けている批判にはしっかり応えなければならないと思いますが、朝日叩きを利用して責任逃れをすることはあってはならないはずです。

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★9月28日（日）7:30〜　フジテレビ系「新報道2001」

★9月28日（日）21:00〜　BS-TBS「週刊BS-TBS報道部」

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　秋田県北部のローカル紙、「北羽新報」9月21日付。薩摩勝博さんと石田清さんのご家族のインタビューが出ています。救う会秋田・能代地区の伊藤見一さんからの提供です。

【調査会NEWS1655】(26.9.24)

　「初期段階」とかわけの分からない話で頓挫してはいますが、これまでになく特定失踪者への関心が高まっています。報道の量も今年の前半とは比べものにならないくらいで、国民各位の理解が深まることは拉致問題の解決にも寄与するはずです。あらためて御礼申し上げます。

　その上で、特に報道関係の皆様にお願いなのですが、特定失踪者ご家族は置かれた状況、ご家族の認識など千差万別で、中には公開のご家族でも物理的に取材等を受けられない方がおられます。そういうご家族の中には取材が殺到したり、中には待ち構えていたマスコミに「取材を受けるのが当然だ」というようなことを言われて電話線を抜いてしまったケースもあります。

　もちろん、積極的に取材に応じ、この機会に特定失踪者のこと、自分のご家族の問題について少しでも理解してもらおうと努力しておられる方も少なくないので一概には言えません。しかし特定失踪者のご家族は基本的にはこれまで捨てられてきたような状況で、突然の報道攻勢はかなりの負担です。間に入って調整してくれる組織があれば良いのですが、全国的にみれば多くのご家族は直接報道機関に接するしかありません。別々の社の記者さんに同じことを話さなければならないのは慣れている私たちでさえ負担なのですから、ご家族の場合はなおさらです。

　よく「人の身になって」と言いますが、私自身、正直なところ失踪者のご家族と接しながら、とても自分をその立場に置き換えることはできません。例え拉致でなかったとしても失踪だけでその苦しみは想像を絶するものであり、さらに外国の機関によって連れ去られたとなれば二重の苦しみを負うことになります。報道機関同士は競争がありますし、もちろん報道の自由があるので私たちが強制することはできません。またこの問題をぜひさらに報道していただきたいとは思うのですが、可能な限りそれぞれのご家族の苦しみに寄り添って下さいますようお願いする次第です。

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★9月28日（日）7:30〜　フジテレビ系「新報道2001」

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　9月22日付け信濃毎日新聞。次第に帰国後の対応の動きが出ているのは良いのですが、肝心の交渉が今のような状況では…。ともかく各自治体には準備を進めていただきたいと思います。

【調査会NEWS1654】(26.9.22)

　先週金曜日、外務省からの報告を聞いたとき、「北朝鮮に誠意を求めるのは八百屋に行って鰻を求めるようなもの」と言ったことは前に書きましたが、後で我ながら「なぜ鰻と言ったのだろう」と考えました。普通なら「八百屋に行って魚を求める」でしょう。

　しかし昨日あたり流れた「北朝鮮が言ってきた初回の報告が特定失踪者・日本人妻と戦後残留者に限られていたので日本政府が報告を拒否した」という報道からするとまんざら当たっていないわけでもないと思いました。要は政府認定拉致被害者（＝鰻）が入っていないからということでしょう。

　もちろん、北朝鮮のペースに乗せられないためということであれば評価されてしかるべきですが、そこに透けて見えるのは目玉商品とも言える政府認定拉致被害者が帰ってきて、あと特定失踪者や日本人妻、戦後残留者が申しわけ程度にでもいればそれで事実上幕引きしてしまおうという姿勢です。

　最終的には死亡とされた政府認定拉致被害者も、また現在認定されていない拉致被害者も（われわれのリストや警察のリストにない人も含め）全て取り返すのが国家としての責務です。しかし今やっている交渉で全ての被害者が取り返せるはずはなく、また、交渉で取り返せる範囲の被害者でも一度に帰ってくるとも思えません。その意味では突破口を開くことが大事です。今やっていることが最初の一歩と思うか、幕引きの準備と思うかで結果は全く変わってきます。残念ながら政府の中に若干そのあたりの勘違いをしている人がいるように思えてなりません。

　八百屋に行って鰻を求める方法は、最後はピストルを突き付けて持ってこさせるしかありません。そうすれば八百屋は鰻だろうが海老だろうが鯛だろうが何でも持ってくるでしょう。ピストルをちらつかせながらにっこり笑って「ちょっと誠意を見せてもらえないかなあ」という交渉こそが必要だと思います。　

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★11月13日(木)19:30「北朝鮮による拉致被害者全員の救出を求めるつどい」(日本会議福山主催)
●エフピコRiM（福山駅徒歩5分）
●代表荒木他役員が参加
●問合せ：日本会議広島　福山支部　084-922-1332

★11月30日(日)13:30「宇部集会」(救う会山口主催)
●宇部市男女共同参画センター（宇部市琴芝町1-2-5 0836-33-4004）
●代表荒木が参加
●問合せ：救う会山口

※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール（代表荒木アドレス宛）にてお知らせ下さい。
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特定失踪者問題調査会ニュース
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〒112-0004東京都文京区後楽2-3-8第6松屋ビル301
Tel03-5684-5058Fax03-5684-5059
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【調査会NEWS1653】(26.9.21)

　今札幌にいます。金曜日の外務省からの説明を受けて頭を整理してみました。

　北朝鮮はこれまでおそらく10年近く、日本政府に対して「あと何人出せば終わりにするのか」と言ってきました。そして日本政府はそれに答えることができませんでした。

　田原総一郎氏が有本恵子さんのご両親に訴えられた裁判で提出した陳述書の中に次のような一節があります。

「私（田原氏）は、（北朝鮮から）帰国後の平成19年11月8日、外務省にて、外務省幹部4人と拉致問題について話し合いました。（中略）私が、ソン・イルホ大使が『8人以外に複数の日本人が生存している』と話したことを伝えたところ、外務省幹部は『同じ話を聞いているが、8人以外の複数の日本人が帰国しても、北朝鮮に対する世論が好転することはないと判断したため、その話はなかったことにした。』などと話しました」

　ニュアンスの違いはあるでしょうが、自分が訴えられた裁判の陳述書で提出した内容ですからわざわざありもしない話をでっち上げたとは思えません。

　今の状況も基本的にはこれと同じではないかと思います。度々報じられていますが、日本政府には何らかのリストが届いている。しかし政府はその内容では国民の支持が得られないので発表を躊躇しているということです。ひょっとしたら先送りというのは日本側から北朝鮮に求めたのかも知れません。

　7月3日、総理はぶら下がりの会見で北朝鮮の「特別調査委員会設置」について、「かつてない体制」と評価し、「行動対行動の原則に従って、日本がとってきた一部の措置を解除する」と発表しました。その制裁解除については当時の古屋拉致問題坦等大臣も伊原外務省アジア大洋州局長も「北朝鮮にほとんどメリットはない」と言っています。

　メリットのないことに北朝鮮が乗るはずもないのに、なぜ総理が自ら発表したのか。それは調査委員会と制裁解除というセットではなく、別のところに意味があるからです。おそらく北朝鮮に対し「私が決断する」ということを示したのでしょう。

　その「決断」が何かと考えると「こちらが納得できるところまで出せば事実上拉致問題を棚上げにする」ということではないか、というより北朝鮮の動きを見てもそれ以外のことは考えられないのです。

　そして納得できるところとはおそらく横田めぐみさんを含めた政府認定拉致被害者の大部分（つまり「死亡」を取り消させる）と、特定失踪者の何人かということでしょう。そしてその後、北朝鮮は「これで終わった」と理解し、日本側は「引き続き粘り強く交渉を行う」と、同床異夢の解釈ができるようにしていったん終わりにするということではないかと思います。

　しかし現在北朝鮮から出てきているのは世論がとても納得するとは思えないリストであり、だからこそ「決断」もできないということでしょう。

　もし、交渉だけで取り返そうとするなら、このやり方しかないことは事実です。少なくとも一度北朝鮮を納得させて何人かでも帰させる。それから世論が高まって次の段階へ、というのは12年前もそうでした。私は少しでも進められることは進めた方が良いと思うので、目先にぶら下げられた餌に飛びつくのでない限りは安倍総理がそういう決断をすることを一概に否定するものではありません。

　しかし、この交渉で全ての被害者が取り返せないことは明らかです。工作機関の重要な機密を知っている被害者も、あるいは背乗りの被害者も、おそらくは体制が変わらない限り取り返すことはできません。そしてそれができないのなら日本は北朝鮮のみならず外国からの脅威にこれからも晒され続けます。

　「八百屋に行って鰻を求める」ためには、八百屋にピストルを突き付けて鰻を持ってこさせるしかありません。私は総理に必要なのはその決断だと思います。「今帰せば利益が得られる」ではなく、「今のうちに帰さないと何をされるか分からない」という恐怖感こそ、あの独裁体制を動かすことができます。それには総理は政治生命も、場合によっては物理的生命も賭けていただかなければならないかも知れませんが、あえてそれをしていただきたいと思う次第です。

　金曜日の外務省の報告を聞いて、正直このやり方では（報告に出てこない裏の話も含め）期待はできないと思いました。「役人任せではだめで、政治決断が必要です」と山谷大臣にはお伝えしましたが、あらためて自分自身も覚悟をしなければと考えている次第です。

▲現在の「しおかぜ」放送時間と周波数は以下の通りです

夜　22:30〜23:30　 5985kHz　深夜　1:00〜2:00　6090kHz

■調査会役員の参加する講演会(一般公開の拉致問題に関係するイベント)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道（突発事案などで、変更される可能性もあります）等

★9月21日(日)　16:00　北海道放送（HBC）「今日ドキッ！報道スペシャル北の拉致〜待ちわびた家族の祈り」

★10月18日(土)　13:30「講演会」(拉致問題を考える牛久市民の会主催)
●牛久市生涯学習センター 多目的ホール(牛久駅前・エスカードビル　029-874-3131)
●常務理事杉野が参加
●問い合わせ:田中代表(090-3816-5657)

★11月9日(日)13:30「大阪ブルーリボンの会講演会」(同会主催)
●大阪市中央公会堂（京阪電鉄中之島線なにわ橋駅下車1分）
●代表荒木が参加
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【調査会NEWS1652】(26.9.20)

　8月26日の益田における現地調査の報道で、新たな情報提供がありました。

　それについて以下の通り松江で報道関係者への説明が行われます。調査会役員は参加しませんが報道関係の方でご関心があればぜひご参集下さい。

日程：9月29日(月)　14:10〜

場所：松江テルサ　レンタルルーム４（松江市朝日町478-18　Tel 0852-31-5550）

参加者：情報提供者女性・野々村直道氏（元開星高校美術教諭）・石原倫理東アジアネットワーク代表

内容：
　現地調査を行った工作員侵入の翌年（昭和56-1981）、現場近くの益田市遠田海岸で遊んでいたとき、不審な木造船と2人の男を目撃し、そのうちの1人が上陸して追いかけてきた。その男と同一人物と思われる男をその６〜７年後に益田駅前で見かけた。

　野村直道さんは画家で島根県警の警察学校でも似顔絵の講師をしたことがある方です。今回証言をもとに似顔絵を描いて下さったのでそれを披露します。

お問い合わせは石原代表（090-9417-8363）まで。

▲現在の「しおかぜ」放送時間と周波数は以下の通りです

夜　22:30〜23:30　 5985kHz　深夜　1:00〜2:00　6090kHz

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★9月21日(日)　16:00　北海道放送（HBC）「今日ドキッ！報道スペシャル北の拉致〜待ちわびた家族の祈り」

★10月18日(土)　13:30「講演会」(拉致問題を考える牛久市民の会主催)
●牛久市生涯学習センター 多目的ホール(牛久駅前・エスカードビル　029-874-3131)
●常務理事杉野が参加
●問い合わせ:田中代表(090-3816-5657)

★11月9日(日)13:30「大阪ブルーリボンの会講演会」(同会主催)
●大阪市中央公会堂（京阪電鉄中之島線なにわ橋駅下車1分）
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【調査会NEWS1651】(26.9.19)

　今日内閣府で家族会・救う会とともに外務省からの説明を聞きました。

　外務省からは伊原純一アジア大洋州局長らが参加。山谷えり子拉致問題担当大臣の挨拶の後伊原局長の説明がありました。内容は今日午前中官房長官が語った話とほぼ同じ。昨日北朝鮮から「現在はまだ初期段階にある。現時点で、この段階を超えた説明を行うことはできない」と伝えられたのだそうです。今日の日程が伝えられたのは16日月曜ですから、本当はその頃から中身は分かっていたはずです。一所懸命言い訳を考えたのでしょう。

　約1時間15分のやりとりでしたが、伊原さんからの話は、要は北朝鮮に誠意ある対応を求めるということだったので、私からは「北朝鮮には誠意など存在しない。北朝鮮に誠意を求めるのは八百屋に行って鰻を求めるようなもの」と言っておきました。

　この場でも言ったのですが、聞いていた限り、このやり方を続けていてもほとんど結果は出ないでしょう。せいぜいごまかし程度のもので終わりです。さらにその北朝鮮のごまかしを日本政府が国民に対してごまかすことになるのではないかとすら思えます。

　総理の頭の中には12年前の国際関係、つまり中朝・米朝関係が悪く北朝鮮が日本に擦り寄らざるを得なかったという認識があるのだと思います。今もそれと同様の構造があるから交渉に乗り出しているのでしょう。その基本的な認識に間違いはないと思います。

　しかし、当時と決定的に違うのは米国で、12年前ブッシュ政権は今にも北朝鮮を空爆しかねないような勢いでした。だからこそ恐怖にかられて北朝鮮は日本に助けを求めたのです。今オバマ政権にそんな雰囲気はつゆほどもありません。その役割は日本が担わなければならないはずです。

　根本的な進展のためには北朝鮮が強い反発をする位の圧力が必要であり、それには例えば日本国内で拉致の実行犯や工作員を次々摘発していくなどの対応が必要です。それが日本政府の意志を示すということになります。

　安倍政権を支持している方にもぜひお願いしたいのですが、今のやり方を続けていけば絶対に安倍政権の汚点になります（ちなみに私は支持でも不支持でもありません）。「こんなことは許せない」という世論と、官僚の手続き的な作業ではない、政治判断が必要です。ご協力を何卒よろしくお願い申しあげます。

▲現在の「しおかぜ」放送時間と周波数は以下の通りです

夜　22:30〜23:30　 5985kHz　深夜　1:00〜2:00　6090kHz

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特定失踪者リストのホームページの情報が一部誤っていましたのでお詫びして訂正します。既にホームページは訂正済みです。

仲桝忠吉（なかます・ちゅうきち）さん

　失踪時年齢　51歳 →50歳

崎山実さん（さきやま・みのる）さん

　失踪時期　昭和63（1988）年11月24日　→　平成元（1989）年11月24日

　直前になりましたが明日は拓大の国際講座、後期の第1回目です。日中韓という切り口は最近多いのですが、意外と少ない「日中台」。そこから見えてくるものは何か、ぜひご参集下さい。前期に引き続き私が司会を務めます。

【調査会NEWS1650】(26.9.19)

　特定失踪者問題調査会の1万キロ現地調査第23回（京都・大阪）は昨日予定通り終了しました。ご協力いただいたご家族・支援者の皆様ありがとうございました。途中かなり蚊の襲撃を受けて苦労しましたが、じっと取材していて下さった各メディアの皆様大変だったと思います。重ねて御礼申し上げます。

　今回の対象となった失踪は賀上大助さんのように2000年以降のものもあれば中野政二さんや安達恵美子さんのように昭和30年代のものもあり、その状況は千差万別でしたが、それぞれご家族に参加いただいてお話しをお聞きし大きな収穫を得ることができました。脱北帰国者の方からは「しおかぜ」メッセージを収録させていただき、また特定失踪者ご家族との懇談の場も持てました。

　また、今回非公開の失踪者については別行動で調査を行いましたが、そちらでも様々なことが明らかになっています。この収穫をもとにさらに調査を進めていきたいと思います。報告はあらためて流しますが、とりあえず関係各位に御礼申し上げる次第です。

※写真は18日堺での家族懇談会の折、取材を受けているご家族。真ん中が金田祐司さんのお母さん和子さん、その左が宮脇留義さんの弟さん學さん、右は秋田美輪さんのお姉さん吉見美保さん。

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【調査会NEWS1649】(26.9.16)

　今、1万キロ現地調査の第23回（京都・大阪）の途中です。昨日は京都市内を回りました。今日は大阪です。

　昨日夕方、脱北帰国者の榊原洋子さんと六十代女性からしおかぜメッセージを収録し、その後特定失踪者のご家族や私たちとの懇談を行いました。

　榊原洋子さんからは1990年代後半の大量餓死の時代の悲惨な状況についてのお話があり、墓ばかりになってしまうと外国人に見栄えが悪いため遺体を埋めたら平らにせよと当局が指示を出したこと話などもお聞きしました。榊原さんは11歳のとき養父母とともに北朝鮮に渡ったので、もちろん好きで行ったわけではないのですが、「帰国者は騙されたと行ってもとりあえず自分の足では北朝鮮に行っている。その帰国者も辛い思いをしたのだから、拉致被害者の気持ちはどのようなものだったのだろうかと思う」と言っておられたのが印象的でした。

　あらためて思ったのですが、政府にしても私たち民間にしても、外国で「日本人拉致被害者救出に協力して下さい」というのはあまり説得力はないと思います。山谷大臣が前に言っておられましたが、拉致議連の代表として米国に行ったとき、米国の議員は、日本が当然特殊部隊でも出して救出に行って、それがうまくいかないので協力を求めてきていると思っていたとのこと。確かに例えば米国民がキューバに拉致でもされていて、米国の家族や国会議員が協力の要請に日本に来たとすれば私たちもそう思うでしょう。

　ですから、日本人拉致だけでアピールするのではなく、「拉致の被害を受けている日本は北朝鮮の人権問題について最も理解している。だから先頭に立ってその改善を目指し、政治犯収容所や公開処刑、脱北者の問題などに取り組んでいく、もちろんその過程で私たちの努力によって拉致被害者も救出するが、北朝鮮の民衆を救うためにもぜひ国際的な協力をお願いしたい」という方がはるかに効果があると思います。

　実際、北朝鮮の人権状況の根本的な改善＝体制の転換を実現しなければ全ての拉致被害者の帰国はあり得ません。また、米国や韓国の中には日本が拉致問題に取り組むことに批判的な動きもありますが、「北朝鮮の人権問題全体をやっていく」と言えば表向き批判はしにくいはずです。少なくとも日朝で拉致被害者帰国の交渉をやることだけが突出して見えるよりはるかに効果があります。

　そして何より、わが国の立ち位置と国力、米国の国際的影響力の低下などを考えれば、日本が積極的に北朝鮮の人権問題に関わっていくことは義務とも言えるのではないかと思う次第です。国連の報告が出て、国際的に北朝鮮の人権問題に関心が高まりつつある今はその意味で好機であるはずです。

▲現在の「しおかぜ」放送時間と周波数は以下の通りです

夜　22:30〜23:30　 5985kHz　深夜　1:00〜2:00　6090kHz

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●牛久市生涯学習センター 多目的ホール(牛久駅前・エスカードビル　029-874-3131)
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【調査会NEWS1648】(26.9.16)

　先日宋日昊が何かほざいてましたが、それに恐れをなしたのか外務省が警察にクレームを付けたとかいう話があります。「拉致の可能性が排除できない失踪者を23人追加したので交渉が難しくなった」とか。真偽の程は分かりませんが、少なくともそう思っているだろうことは想像がつきます。どこの国の外務省かだけは忘れないで欲しいと思う次第です。偉そうなことをいっても向こうは尻に火が付いているのですから。向こうを見習って「敢えて飛びかかってくるなら百千倍にして報復し、たたきつぶさずにはおかないだろう」とか言った方が向こうは話し合いに乗ってくるでしょう。

　それはともかく、明日から現地調査です。こちらは淡々とやります。関係各位のご協力をよろしくお願いします。

第23回　１万キロ現地調査　（京都・大阪　概要）

１　目的

（1）現地調査により個々の事件及び北朝鮮による拉致・工作活動への認識を深める。

（2）広報啓発活動を通し今後の工作活動を抑止する。

（3）現地で特定失踪者家族・政府認定者家族他関係者から北朝鮮向け短波放送「しおかぜ」のメッセージを収録する。

２　参加者

（１）調査会：代表荒木和博・副代表岡田和典・専務理事村尾建兒・常務理事杉野正治・同曽田英雄・同武藤政春・理事上野和彦

（２）家族会：増元照明事務局長

（３）調査会を支援する会：梅原克彦監査

（４）特定失踪者家族等：
現地調査：尾方晃さん妹袖垣光恵さん、鈴木清江さん妹酒井とよみさん、安達恵美子さん兄安達靖さん、酒井秀俊さん姉市川ちづみさん、賀上大介さん母賀上文代さん、中野政二さん妻一子さん・甥智之さん
　　家族懇談会：宮脇留義さん弟學さん、金田祐司さん母和子さん

３　日程

■9月17日（水）

1430　『小松原児童公園（立命館大至近京都市北区小松原北町121）集合
　　　　尾方晃さん、酒井秀俊さんご家族からの聞き取り調査、終了後タクシー分乗して移動
1600　『鞍馬口医療センター・玄関隣の公園（京都市北区小山下総町27）』集合
　　　　安達恵美子さんご家族からの聞き取り調査、終了後地下鉄と阪急で西京極に移動
1715　『西京極総合運動公園補助競技場入口（京都市右京区西京極新田町前付近）』集合
鈴木清江さんご家族からの聞き取り調査
1800 『居酒屋・潤（ゆん）　京都市左京区西京極前田町２－６　Tel075-313-5388』集合
　　　　脱北者・斉藤博子さん、榊原洋子さん、千葉優美子さん聞き取り調査・しおかぜ収録
※ 状況により朴春仙さん（辛光洙関連）参加
宿泊　　東横イン大阪阪急十三駅西口（大阪府大阪市淀川区十三本町1-13-4　℡06-6302-1045）

■9月18日（木）

0900　 東横イン大阪阪急十三駅西口店発・徒歩で賀上大介さんの会社寮近くに移動（大阪市淀川区野中南）、ご家族からの聞き取り調査・しおかぜ収録

1015 移動

1100 中野政二さんご家族からの聞き取り調査・しおかぜ収録（地下鉄中央線深江橋）

1200 移動・途中昼食

1400 家族懇談会：堺市産業振興センター（旧じばしん南大阪）堺市北区長曽根町183-5 Tel072-255-0111
（南海高野線中百舌鳥駅・地下鉄御堂筋線なかもず駅から300メートル）

※家族懇談会は今回の現調の報告の記者会見を兼ねます。冒頭懇談会の頭撮りと兼ねて報告の記者会見を行い、その後ご家族及び関係者のみの懇談会とします。

1600 終了

行程中の問合せは杉野（090-4061-8722）・上野（090-3184-3964）までお願いします。
※備考　一部メンバーは日程記載以外の非公開失踪者についての調査を行う。

調査対象者

（１） 尾方　晃（おがた　あきら）さん
生年月日：昭和30（1955）年12月12日
当時身分：大学生（立命館大学）
当時住所：京都市北区
失踪日：昭和54（1979）年2月14日
最終失踪関連地点：京都市北区
失踪状況：京都市北区の下宿先から失踪。直前の正月には郷里の岐阜に帰省した。その後アルバイト先から実家に「アルバイト代を払いたいが、家へ帰っていないか」と電話。家族が下宿先に行くと、荷物やお金がそのまま残されていた。2月13日に預金を引きだした形跡がある。

（２） 酒井　秀俊（さかい　ひでとし）さん
生年月日：昭和27（1952）年1月1日
当時身分：大学生（立命館大学）
当時住所：京都市右京区
失踪日：昭和49（1974）年1月16日
最終失踪関連地点：京都市右京区
失踪状況：当時両親は転勤族で山形在住、姉は結婚し祖母と一の宮市に住んでいたので、本人の失踪時期は正確にはわからない。銀行に就職が内定していて、卒論に追われていた。正月に母や姉の住む山形にも一宮にも帰省しなかった。下宿していた部屋はたったいままで生活していたような感じだった。

（３）　安達　恵美子（あだち　えみこ）さん
生年月日：昭和11（1936）年1月10日
当時身分：看護師（健康保険鞍馬口病院）
当時住所：京都市北区
失踪日：昭和34（1959）年５月４日
最終失踪関連地点：京都市北区
失踪状況：当日職員の慰安旅行だったが自分は行かないと言って病院に残った。午後2時頃まで寮の部屋にいたことが確認されているがその後は行方不明。同僚の看護師によると、当日急に旅行に行かないと言ったのに外出用の服装でボストンバックを持っていたという。

（４）鈴木清江（すずき　きよえ）さん
生年月日：昭和33（1958）年3月27日
当時身分：会社員
当時住所：静岡県袋井市
失踪日：昭和57（1982）年２月５日
最終失踪関連地点：静岡県袋井市
失踪状況：車で帰宅途中の清江さんを、別の車に乗った母と妹が見かける。清江さんの車の前に、男性が追い越すように車を停め、降車して清江さんと話をしている様子だったという。清江さんはそのまま帰らず。翌朝、道路横の空き地に本人の車が鍵をかけた状態で止まっていた。バッグはなく、財布と買い物をしたものが残されていた。失踪する理由は思い当たらない。警察も調べたが何の結果も出なかった。昭和51（1976）年3月から54（1979）年3月まで京都西陣で染物屋に勤務していたが、この社長が総聯系の大物であり、失踪に関連があるのではないかとの疑惑も持たれている。

（５）　中野　政二（なかの　まさじ）さん
生年月日：昭和7（1932）年9月18日
当時身分：漁船員
当時住所：佐賀県伊万里市
失踪日：昭和30（1955）年9月24日
最終失踪関連地点：東シナ海
失踪状況：第12 玉栄丸の乗組員として他の船員11名とともに東シナ海において操業中行方不明となる。

しおかぜ収録予定の脱北帰国者

（１）斉藤　博子（さいとう　ひろこ）さん
福井県出身。・昭和36（1961）年北送（帰国）事業に応じた夫の家族、一歳の長女とともに北朝鮮へ渡り、中朝国境に近い両江道恵山で40年暮らす。平成13年に脱北し、その後日本への帰国を果たす。著書に『北朝鮮に嫁いで四十年 ある脱北日本人妻の手記』。

（２）榊原　洋子（さかきばら　ようこ）さん
広島県出身。両親は日本人だが、幼少時に在日朝鮮人夫婦の養子となり、現在も朝鮮籍。
昭和36（1961）年5月、北送事業で養父母とともに北朝鮮北東部へ渡る。昭和52（1977）年に同じ帰国者の工場労働者と見合い結婚。平成10（1998）年夫が病死。平成15（2003）年2月、長男が脱北し韓国へ。その後、長男が依頼した脱北ブローカーの助けで同年末、長女とともに豆満江を渡り、中国経由で日本に帰国。

（３）千葉　優美子（ちば　ゆみこ）さん
大阪府出身。昭和38（1963）年、北送事業で在日朝鮮人の母親ら家族７人で北朝鮮へ渡る。母は早朝から夜遅くまで建設用の石集めなど過酷な労働を強いられ、養父はスパイ疑惑をかけられて拷問された。結婚後の平成7（1995）年には、餓死者の遺体処理に従事させられた。翌年、金を貸した男性が外貨稼ぎで問題を起こして連帯責任を負わされ、２人の子どもとともに山奥へ追放された。平成12（2000）年、脱北を試みて失敗し、強制収容所で拷問を受ける。平成15（2003）年に脱北に成功し、中国、韓国を経て平成17（2005）年７月日本に帰国。

帰国者家族（参加不確定）
　朴春仙（ぱく　ちゅんそん）さん
　横浜市鶴見区潮田に生まれた在日二世。兄弟姉妹のうち4人が北送事業で北朝鮮に渡った。1970年代工作員辛光洙と知り合い一時期同居する。それが端緒となり次兄が銃殺された。残った長女、五女、三男の3人は今も北で健在だというが、北朝鮮に反旗を翻してからは直接消息が届かなくなり、日本に残ったもう一人の妹あてに連絡が来るだけである。

▲現在の「しおかぜ」放送時間と周波数は以下の通りです

夜　22:30〜23:30　 5985kHz　深夜　1:00〜2:00　6090kHz

■調査会役員の参加する講演会(一般公開の拉致問題に関係するイベント)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道（突発事案などで、変更される可能性もあります）等

★10月18日(土)　13:30「講演会」(拉致問題を考える牛久市民の会主催)
●牛久市生涯学習センター 多目的ホール(牛久駅前・エスカードビル　029-874-3131)
●常務理事杉野が参加
●問い合わせ:田中代表(090-3816-5657)

★11月9日(日)13:30「大阪ブルーリボンの会講演会」(同会主催)
●大阪市中央公会堂（京阪電鉄中之島線なにわ橋駅下車1分）
●代表荒木が参加
●問合せ：大阪ブルーリボンの会　06-6121-2306

★11月13日(木)19:30「北朝鮮による拉致被害者全員の救出を求めるつどい」(日本会議福山主催)
●エフピコRiM（福山駅徒歩5分）
●代表荒木他役員が参加
●問合せ：日本会議広島　福山支部　084-922-1332

★11月30日(日)13:30「宇部集会」(救う会山口主催)
●宇部市男女共同参画センター（宇部市琴芝町1-2-5 0836-33-4004）
●代表荒木が参加
●問合せ：救う会山口

※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール（代表荒木アドレス宛）にてお知らせ下さい。
_________________________________________
特定失踪者問題調査会ニュース
---------------------------------------------------------
〒112-0004東京都文京区後楽2-3-8第6松屋ビル301
Tel03-5684-5058Fax03-5684-5059
email:[email protected]
調査会ホームぺージ:http://www.chosa-kai.jp/
発行責任　者荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は
[email protected]宛メールをお送り下さい)
●カンパのご協力をよろしくお願いします。
郵便振替口座00160-9-583587口座名義:特定失踪者問題調査会
銀行口座　みずほ銀行　飯田橋支店　普通預金　2520933　名義　特定失踪者問題調査会
(銀行口座をご利用で領収書のご入用な場合はメールないしFAXにてご連絡願います)
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　拓殖大学海外事情研究所の「海外事情」9月号は朝鮮半島特集です。私は「拉致問題と国家の安全保障」と題してなぜ拉致問題が安全保障上の問題として取り上げられてこなかったのかという問題意識で書きました。私のはともかく、他の筆者の皆さんの論文はどれも読み応えがあると思います。ご一読いただければ幸いです。購入・お問い合わせは拓殖大学研究支援課（直通03-3947-7597）までお願いします。

　昨日の朝日社会面。特定失踪者について大きく扱ってくれました。私のことも書いてくれました。最近朝日は集中砲火を浴びていますし、その批判には真摯に応えなければならないと思いますが、横田めぐみさんのことが明らかになったのは産経と共に「AERA」のスクープでしたし、小泉訪朝で政府が北朝鮮から提示された「死亡」の日付を隠していたことをスクープしたのも朝日でした。私が接してきた記者の中にも熱心で優秀な人は何人もいます。彼ら、彼女たちの思いだけは消さないようにしてもらいたいと思う次第です。

【調査会NEWS1647】(26.9.14)

　韓国で対北ビラの活動を行っている李ミンボク・対北風船団長から下のようなメールが届きました。「朝鮮日報、聯合ニュースなどの言論に記事化された内容」とのこと。

　前から韓国から風船で飛ばされる対北ビラに対して北朝鮮は反発し、何度も韓国政府にやめさせるよう求めてきました。逆に言えば北朝鮮がビラを脅威に感じていることの証拠です。「しおかぜ」にも妨害電波が送られていますが、さすがの北朝鮮も様々な方面からの情報の流入で閉鎖された状態が続けられなくなってきていることは間違いありません。

　北朝鮮は「敵対行為はやめよ」と言いながら、韓国では親北勢力を使って様々な謀略行為を繰り広げています。日本でももはや「親北勢力」と言えるほどの勢力はありませんが、様々なルートを使って謀略をやっていることに違いはありません。この間「横田めぐみさんは亡くなっている」と叙勲の祝賀会で公言した元国家公安委員長あたりもそのルートの一つでしょう。

　北朝鮮が「謀略行為をやめろ」というのは、自分たちはやっていないからということではありません。もともと国家は謀略行為をするものだという前提で、相手の攻撃を少しでも弱めようとすることに他なりません。だからこそ「はいそうですか」ではなく、相手の嫌がることをやってこそ北朝鮮は話し合いに応じるのだと思います。

　調査会では今後も北朝鮮当局に嫌がられるように（北朝鮮の一般国民に喜ばれるように）「しおかぜ」「バルーンプロジェクト」などの「しおかぜプロジェクト」をさらに効果的に行っていきます。各位のご協力をよろしくお願いします。

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北朝鮮「ビラ撒布中断すれば対話の門が開かれるだろう」

　北朝鮮は13日我が政府（韓国政府）が南北高位級接触開催を求める前に「ビラ（対北ビラ）撒布をはじめとする反共和国心理謀略戦行為から直ちに中止しなければならない」と要求した。

　北朝鮮はわが政府が先月11日、第2回南北高位級接触を提議した後、これに回答しなかったがこの日高位級接触のためには「敵対行為」中断という前提条件が先行しなければならないという立場を明らかにしたもの。

　談話はまた、「北南関係を険悪にしておいて南朝鮮当局があたかも何もなかったかのように北南関係改善を叫んでいるのは内と外の異なる態度の極致でありわが軍隊と人民の憤怒は天の果てに届くまでになっている」と明らかにした。

　談話は「われわれは南側当局、特に北南高位級接触に参加した成員に問わざるをえない」とし、「さる2月14日北南高位級接触でわれわれに相互誹謗と中傷をしないと厳粛に確約した後いったいそれを守るためにどう努力したというのか」と問うた。

　談話は重ねて「ビラ撒布をはじめとした反共和国心理謀略戦行為から直ちに中止しなければならない」とし、「誰であっても民族の運命と将来に責任を負う政治人であれば民族的合意を遵守するため先頭に立たなければならず、北南関係改善の雰囲気醸成に有益なことから探していかなければならない」と注文を付けた。

　談話は「今後しっかりと計算しようと意気込んでいる。南朝鮮当局にもう一度忠告する」とし、「信頼が醸成され真情が通じれば北南対話は自然に行われるだろう」とした。

　そして「重ねて確認するがビラ撒布をはじめとする反共和国心理謀略行為のような同族対決策動を中止すれば、北南関係の門が自然に開かれる」とし、「南朝鮮当局の動きを中止し続ける」と明らかにした。

▲現在の「しおかぜ」放送時間と周波数は以下の通りです

夜　22:30〜23:30　 5985kHz　深夜　1:00〜2:00　6090kHz

■調査会役員の参加する講演会(一般公開の拉致問題に関係するイベント)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道（突発事案などで、変更される可能性もあります）等

★10月18日(土)　13:30「講演会」(拉致問題を考える牛久市民の会主催)
●牛久市生涯学習センター 多目的ホール(牛久駅前・エスカードビル　029-874-3131)
●常務理事杉野が参加
●問い合わせ:田中代表(090-3816-5657)

★11月9日(日)13:30「大阪ブルーリボンの会講演会」(同会主催)
●大阪市中央公会堂（京阪電鉄中之島線なにわ橋駅下車1分）
●代表荒木が参加
●問合せ：大阪ブルーリボンの会　06-6121-2306

★11月13日(木)19:30「北朝鮮による拉致被害者全員の救出を求めるつどい」(日本会議福山主催)
●エフピコRiM（福山駅徒歩5分）
●代表荒木他役員が参加
●問合せ：日本会議広島　福山支部　084-922-1332

★11月30日(日)13:30「宇部集会」(救う会山口主催)
●宇部市男女共同参画センター（宇部市琴芝町1-2-5 0836-33-4004）
●代表荒木が参加
●問合せ：救う会山口

※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール（代表荒木アドレス宛）にてお知らせ下さい。
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特定失踪者問題調査会ニュース
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〒112-0004東京都文京区後楽2-3-8第6松屋ビル301
Tel03-5684-5058Fax03-5684-5059
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調査会ホームぺージ:http://www.chosa-kai.jp/
発行責任　者荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は
[email protected]宛メールをお送り下さい)
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郵便振替口座00160-9-583587口座名義:特定失踪者問題調査会
銀行口座　みずほ銀行　飯田橋支店　普通預金　2520933　名義　特定失踪者問題調査会
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　今日9月13日付けの山梨日日新聞。「論説」欄で山本美保さんに関わるDNAデータ偽造事件について書いてくれました。

【調査会NEWS1645】(26.9.12)

　今富山県の高岡に来ています。今日は午後富山市で集会があり、そちらの参加が目的ですが、この機会にもう一度荒谷敏生さんの失踪した周辺を見てみようと思いました。荒谷さんのご自宅のあったのは万葉線（失踪当時は加越能鉄道高岡軌道線）庄川口駅の近くですが、高岡から海に向かう鉄道はこの線とＪＲ氷見線があり、万葉線は伏木から右へ、氷見線は左へと別れて海岸沿いを進みます。

　この二つの線の沿線では山田建治さん、谷ヶ崎清一さんの失踪や拉致未遂、工作員事案など北朝鮮に関わることが多数起きています。1万キロ現地調査の第1回のスタートも高岡でしたが、やはり非常に気になる地域です。

　ところで、荒谷さんは調査会のリストでは「拉致疑惑（いわゆる0番代リスト）」であり「拉致濃厚（いわゆる1000番代リスト）」ではありません。このところ、特に最近拉致に関わった記者さんなどから「拉致濃厚にしている基準は何ですか」と聞かれるのでそのことについてちょっと触れておきます。

　結論から言えば拉致濃厚とするのは「総合的に判断した」ということであり明確な基準があるわけではありません。例えば目撃証言を何ポイントとか、同様の事件が何件起きているから何ポイントとして合計何ポイントを超えたら拉致濃厚というようなことではないのです。

　どうしても数字は一人歩きするので、現在の「拉致濃厚77人」というのに注目が行きがちですが、別にそれ以外の人たちを拉致の可能性が低いと思っているわけではありません。逆に非公開の失踪者の中にも拉致の可能性が高いと思われる人はいますし、例えば北朝鮮が12年前曽我さんを出していなくて、曽我さんが特定失踪者としてリストに入っていたら、おそらくまだ「拉致濃厚」にはなっていなかったと思います。その曽我さんが拉致であったということは、「拉致疑惑」の失踪者でも拉致されている人が相当数いるということになります。

　「拉致濃厚」と「拉致疑惑」はあくまで一つの目安であって、決して明確な区分ではないとご理解いただければ幸いです。そもそも問題は「北朝鮮が拉致したかどうか」であり、政府の認定未認定も含め日本国内での区別には大した意味はないのですから。

▲現在の「しおかぜ」放送時間と周波数は以下の通りです

夜　22:30〜23:30　 5985kHz　深夜　1:00〜2:00　6090kHz

■調査会役員の参加する講演会(一般公開の拉致問題に関係するイベント)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道（突発事案などで、変更される可能性もあります）等

★9月12日(金)14:00「北朝鮮拉致問題集会イン富山」(富山県議連・救う会富山・屋木しのぶさんの真相究明を願う会・水島慎一さんを思う会・山田健治さんの真相究明を願う会主催)
●富山県議会議事堂（富山市新総曲輪1-7 Tel 076-444-3410）
●代表荒木が参加
●問合せ：救う会富山・濱谷会長代行（090-2038-2255）

★9月12日(金)16:52　テレビ東京「アンサー」

★9月13日(土)14:00「中村三奈子さんをさがす会」集会(同会主催)
●アオーレ長岡（長岡駅徒歩3分）
●代表荒木が参加
●問合せ：中村三奈子さんをさがす会　090-4279-4724

★9月13日(土)　14:00「国民大集会」(家族会・救う会・拉致議連主催）
●日比谷公会堂（千代田区日比谷公園1-3　Tel 03-3591-6368　地下鉄霞が駅B2・C4　出口、内幸町駅A7出口、日比谷駅徒歩3分）
●副代表岡田他役員が参加
●問い合わせ：救う会全国協議会（03-3946-5780）

★10月18日(土)　13:30「講演会」(拉致問題を考える牛久市民の会主催)
●牛久市生涯学習センター 多目的ホール(牛久駅前・エスカードビル　029-874-3131)
●常務理事杉野が参加
●問い合わせ:田中代表(090-3816-5657)

★11月9日(日)13:30「大阪ブルーリボンの会講演会」(同会主催)
●大阪市中央公会堂（京阪電鉄中之島線なにわ橋駅下車1分）
●代表荒木が参加
●問合せ：大阪ブルーリボンの会　06-6121-2306

★11月13日(木)19:30「北朝鮮による拉致被害者全員の救出を求めるつどい」(日本会議福山主催)
●エフピコRiM（福山駅徒歩5分）
●代表荒木他役員が参加
●問合せ：日本会議広島　福山支部　084-922-1332

★11月30日(日)13:30「宇部集会」(救う会山口主催)
●宇部市男女共同参画センター（宇部市琴芝町1-2-5 0836-33-4004）
●代表荒木が参加
●問合せ：救う会山口

※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール（代表荒木アドレス宛）にてお知らせ下さい。
_________________________________________
特定失踪者問題調査会ニュース
---------------------------------------------------------
〒112-0004東京都文京区後楽2-3-8第6松屋ビル301
Tel03-5684-5058Fax03-5684-5059
email:[email protected]
調査会ホームぺージ:http://www.chosa-kai.jp/
発行責任　者荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は
[email protected]宛メールをお送り下さい)
●カンパのご協力をよろしくお願いします。
郵便振替口座00160-9-583587口座名義:特定失踪者問題調査会
銀行口座　みずほ銀行　飯田橋支店　普通預金　2520933　名義　特定失踪者問題調査会
(銀行口座をご利用で領収書のご入用な場合はメールないしFAXにてご連絡願います)
______________________________________________________

【調査会NEWS1644】(26.9.11)

■特定失踪者家族懇談会について（報道関係者各位）

　9月13日の日比谷での国民大集会に先立ち以下の要領で特定失踪者家族懇談会を実施します。一般の方は入れませんが取材は可能です。

日時　9月13日(土)　11:00〜12:30

場所　小石川運動場会議室

参加者　調査会役員・特定失踪者家族（20家族程度）・ご家族付き添いの支援者等

内容　現状の報告と意見聴取など

■１万キロ現地調査第23回（京都・大阪）について

　来週、9月17日〜18日の日程で以下の通り1万キロ現地調査を実施します。何卒よろしくお願いします。なお、北朝鮮の「特別調査委員会」なるものの発表などにより日程変更の可能性もあります。予めご了承下さい。

１　目的

（1）現地調査により個々の事件及び北朝鮮による拉致・工作活動への認識を深める。
（2）広報啓発活動を通し今後の工作活動を抑止する。
（3）現地で特定失踪者家族・政府認定者家族他関係者から北朝鮮向け短波放送「しおかぜ」のメッセージを収録する。

２　参加者

（１）調査会：代表荒木和博・副代表岡田和典・専務理事村尾建兒・常務理事杉野正治・同曽田英雄・同武藤政春・理事上野和彦計　7名
（２）家族会：増元照明事務局長
（３）調査会を支援する会：梅原克彦監査（前仙台市長）
（４）特定失踪者家族等：尾方晃さん妹・袖垣光恵さん、鈴木清江さん妹・酒井とよみさん、安達恵美子さん兄・安達靖さん、酒井秀俊さん姉・市川ちづみさん、賀上大介さん母・賀上文代さん、中野政二さん妻・一子さん他、ご家族は18日午後の家族懇談会出席者を含め合計15名程度参加の予定。

３　日程

◎9月17日（水）

1430　『小松原児童公園（立命館大至近京都市北区小松原北町121）集合
　　　　尾方晃さん、酒井秀俊さんご家族からの聞き取り調査、終了後タクシー分乗して移動

1600　『鞍馬口医療センター・玄関隣の公園（京都市北区小山下総町27）』集合
　　　　安達恵美子さんご家族からの聞き取り調査、終了後地下鉄と阪急で西京極に移動

1715　『西京極総合運動公園補助競技場入口（京都市右京区西京極新田町前付近）』集合
鈴木清江さんご家族からの聞き取り調査

1800 『居酒屋・潤（ゆん）　京都市左京区西京極前田町２－６　Tel075-313-5388』集合　脱北者・斉藤博子さん、榊原洋子さん、千葉優美子さん聞き取り調査・しおかぜ収録
※ 状況により朴春仙さん（辛光洙関連）参加

関係者宿泊　　東横イン大阪阪急十三駅西口（大阪府大阪市淀川区十三本町1-13-4　℡06-6302-1045）

◎9月18日（木）

0900　ホテル発・徒歩で賀上大介さんの会社寮に移動（大阪市淀川区野中南）、ご家族からの聞き取り調査・しおかぜ収録

1015 移動

1100 中野政二さんご家族からの聞き取り調査・しおかぜ収録（地下鉄中央線深江橋）

1200 移動・途中昼食

1400 家族懇談会：堺市産業振興センター（旧じばしん南大阪）堺市北区長曽根町183-5 Tel072-255-0111（南海高野線中百舌鳥駅・地下鉄御堂筋線なかもず駅から300メートル）

※家族懇談会は冒頭の取材（頭撮り）は可能です。

1600 終了予定

※備考　一部メンバーは日程記載以外の非公開失踪者についての調査を行います（調査自体非公開）。

▲現在の「しおかぜ」放送時間と周波数は以下の通りです

夜　22:30〜23:30　 5985kHz　深夜　1:00〜2:00　6090kHz

■調査会役員の参加する講演会(一般公開の拉致問題に関係するイベント)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道（突発事案などで、変更される可能性もあります）等

★9月11日（木）18:15　新潟テレビ21 「スーパーＪにいがた」

★9月12日(金)14:00「北朝鮮拉致問題集会イン富山」(富山県議連・救う会富山・屋木しのぶさんの真相究明を願う会・水島慎一さんを思う会・山田健治さんの真相究明を願う会主催)
●富山県議会議事堂（富山市新総曲輪1-7 Tel 076-444-3410）
●代表荒木が参加
●問合せ：救う会富山・濱谷会長代行（090-2038-2255）

★9月12日(金)16:52　テレビ東京「アンサー」

★9月13日(土)14:00「中村三奈子さんをさがす会」集会(同会主催)
●アオーレ長岡（長岡駅徒歩3分）
●代表荒木が参加
●問合せ：中村三奈子さんをさがす会　090-4279-4724

★9月13日(土)　14:00「国民大集会」(家族会・救う会・拉致議連主催）
●日比谷公会堂（千代田区日比谷公園1-3　Tel 03-3591-6368　地下鉄霞が駅B2・C4　出口、内幸町駅A7出口、日比谷駅徒歩3分）
●副代表岡田他役員が参加
●問い合わせ：救う会全国協議会（03-3946-5780）

★10月18日(土)　13:30「講演会」(拉致問題を考える牛久市民の会主催)
●牛久市生涯学習センター 多目的ホール(牛久駅前・エスカードビル　029-874-3131)
●常務理事杉野が参加
●問い合わせ:田中代表(090-3816-5657)

★11月9日(日)13:30「大阪ブルーリボンの会講演会」(同会主催)
●大阪市中央公会堂（京阪電鉄中之島線なにわ橋駅下車1分）
●代表荒木が参加
●問合せ：大阪ブルーリボンの会　06-6121-2306

★11月13日(木)19:30「北朝鮮による拉致被害者全員の救出を求めるつどい」(日本会議福山主催)
●エフピコRiM（福山駅徒歩5分）
●代表荒木他役員が参加
●問合せ：日本会議広島　福山支部　084-922-1332

★11月30日(日)13:30「宇部集会」(救う会山口主催)
●宇部市男女共同参画センター（宇部市琴芝町1-2-5 0836-33-4004）
●代表荒木が参加
●問合せ：救う会山口

※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール（代表荒木アドレス宛）にてお知らせ下さい。
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特定失踪者問題調査会ニュース
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〒112-0004東京都文京区後楽2-3-8第6松屋ビル301
Tel03-5684-5058Fax03-5684-5059
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発行責任　者荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は
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【調査会NEWS1643】(26.9.11)

　　　　　　　　　　専務理事　村尾建兒

　先ほど、国連でのシンポジウム並びにパネル展が無事に終了しました。

　国連という場で初めて訴える竹下珠路さんは、全く動じる事無く、妹古川了子さんの失踪状況や目撃証言の話をし、さらに特定失踪者全体についても5分という短い時間の中で力強く訴えてくれました。

　シンポジウム会場は最大で150名程の様々な国の方々で埋め尽くされ、山谷大臣の基調講演を皮切りに、計14人の登壇者が講演を行いました。

　一通り講演が終了した後に質疑応答へ移りましたが、登壇者のお一人であるマイケル・カービー元COI委員長が、この3月に提出した北朝鮮における人権調査委員会の最終報告書について「世界の人々がこれを自由に見る事は出来るが、北朝鮮の人民は知る事が出来ない、これをどうすればいいか？」と投げかけました。これについて最後に答えたのが、マルズキ・ダルスマン国連北朝鮮人権状況特別報告者でした。

　ダルスマン氏は「しおかぜプロジェクトを支援すればいい」とし、大型風船で報告書を北朝鮮へ散布する事や、短波放送で北朝鮮へ放送し続ける事が必要と発言しました。実はこの前段に村尾から報告した「しおかぜプロジェクト」についてダルスマン氏はかなり真剣に内容を捉えていたようです。

　全体時間をオーバーしながらも、シンポジウムは終了し、同時開催のパネル展示も講演を聴かれた方が多数訪れてくれました。また、パネル展示をご覧になった山谷大臣からしおかぜメッセージを収録させて頂き、竹下珠路さんからも了子さんへのメッセージを収録する事が出来ました。

　今回の拉致啓発イベントは、間近に迫った北朝鮮からの報告を前に、多くの観衆とマスコミから大きな注目を浴びていました。間違いなくこの会場に北朝鮮の工作員が潜入し必ず内容は届けられているはずです。こうした機会を通じ世界包囲網を幅広く築く事で、北朝鮮にはより大きな圧力になるでしょう。

　一行は12日に帰国します。

登壇者

　山谷えり子拉致問題担当大臣、マルズキ・ダルスマン国連北朝鮮人権状況特別報告者、マイケル・カービー元COI委員長、ソーニャ・ビセルコ元COI委員、増元照明家族会事務局長、竹下珠路さん（特定失踪者古川了子さんの姉）、金聖浩6.25戦争拉北人士家族協議会名誉理事長、ガブリエル・ブンベアさん（ルーマニア人拉致被害者ドイナ・ブンベアさんの弟）、金ジュイルさん（脱北者、国際脱北民連帯事務総長）、キース・ハーパー在ジュネーブ米国代表部人権担当大使、マリーアンジェラ・ザッピア在ジュネーブEU代表部常駐代表、西岡力救う会会長、村尾建兒特定失踪者問題調査会専務理事、都希侖被拉脱北人権連帯代表

▲現在の「しおかぜ」放送時間と周波数は以下の通りです

夜　22:30〜23:30　 5985kHz　深夜　1:00〜2:00　6090kHz

■調査会役員の参加する講演会(一般公開の拉致問題に関係するイベント)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道（突発事案などで、変更される可能性もあります）等

★9月12日(金)14:00「北朝鮮拉致問題集会イン富山」(富山県議連・救う会富山・屋木しのぶさんの真相究明を願う会・水島慎一さんを思う会・山田健治さんの真相究明を願う会主催)
●富山県議会議事堂（富山市新総曲輪1-7 Tel 076-444-3410）
●代表荒木が参加
●問合せ：救う会富山・濱谷会長代行（090-2038-2255）

★9月12日(金)16:52　テレビ東京「アンサー」

★9月13日(土)14:00「中村三奈子さんをさがす会」集会(同会主催)
●アオーレ長岡（長岡駅徒歩3分）
●代表荒木が参加
●問合せ：中村三奈子さんをさがす会　090-4279-4724

★9月13日(土)　14:00「国民大集会」(家族会・救う会・拉致議連主催）
●日比谷公会堂（千代田区日比谷公園1-3　Tel 03-3591-6368　地下鉄霞が駅B2・C4　出口、内幸町駅A7出口、日比谷駅徒歩3分）
●副代表岡田他役員が参加
●問い合わせ：救う会全国協議会（03-3946-5780）

★10月18日(土)　13:30「講演会」(拉致問題を考える牛久市民の会主催)
●牛久市生涯学習センター 多目的ホール(牛久駅前・エスカードビル　029-874-3131)
●常務理事杉野が参加
●問い合わせ:田中代表(090-3816-5657)

★11月9日(日)13:30「大阪ブルーリボンの会講演会」(同会主催)
●大阪市中央公会堂（京阪電鉄中之島線なにわ橋駅下車1分）
●代表荒木が参加
●問合せ：大阪ブルーリボンの会　06-6121-2306

★11月13日(木)19:30「北朝鮮による拉致被害者全員の救出を求めるつどい」(日本会議福山主催)
●エフピコRiM（福山駅徒歩5分）
●代表荒木他役員が参加
●問合せ：日本会議広島　福山支部　084-922-1332

★11月30日(日)13:30「宇部集会」(救う会山口主催)
●宇部市男女共同参画センター（宇部市琴芝町1-2-5 0836-33-4004）
●代表荒木が参加
●問合せ：救う会山口

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【調査会NEWS1642】(26.9.10)

○ジュネーブ報告
　　　　　　　　　　専務理事　村尾建兒

　9月9日羽田には多くのマスコミが殺到し、新任の山谷拉致問題担当大臣ともに、家族会増元照明事務局長、特定失踪者家族古川了子さんの姉、竹下珠路さん、救う会西岡会長、調査会専務理事村尾は、11：30ジュネーブへ向かいました。まずはヒースロー空港へ向け約12時間、トランジット後ジュネーブへの行程となり、到着して早々ご家族はマスコミからの取材を受ける等、関心の高さが伺えます。

　この拉致問題シンポジウムは、今年で3年連続になりますが国連内で開催するのは初めてです。また、パネル展示では約45枚の写真パネル展示がされますが 、古川了子さんのパネルの脇には、了子さんが大好きで、当時着用していた 実物の ジャケットも展示 されます 。

　これから会場である国連本部へ向かいます。家族共々精一杯訴えて参ります。

■山谷大臣への要請

　少し遅くなりましたが、去る8日、新任の山谷えり子拉致問題担当大臣に家族会・救う会の方々とお会いしました。大臣はこれまでも拉致議連の事務局長、自民党拉致問題対策本部長として長く拉致問題に関わってきましたのでこれまでの経過を説明する必要がないのは大変助かります。。

　この席で代表荒木から山谷大臣にお願いした内容は主に次の3点でした。

・山本美保さんに関わるDNAデータ偽造事件について、日弁連が要請よりさらに強い「勧告」を行った。早急に鑑定書の謄写を認めるよう政治決断をお願いしたい。

・特定失踪者のご家族に大臣としてできるだけ早く会っていただきたい。また、すでに要請はしているが、総理と特定失踪者家族の面会についてもお取り計らいいただきたい。

・短波放送「しおかぜ」には北朝鮮からの妨害電波が送られている。これを押さえるため、KDDI八俣送信所での送信出力を現在の100kwから300kwに引き上げるようお願いしたい。

　大臣にはぜひこれを実現していただきたいと期待しています。

▲現在の「しおかぜ」放送時間と周波数は以下の通りです

夜　22:30〜23:30　 5985kHz　深夜　1:00〜2:00　6090kHz

■調査会役員の参加する講演会(一般公開の拉致問題に関係するイベント)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道（突発事案などで、変更される可能性もあります）等

★9月12日(金)14:00「北朝鮮拉致問題集会イン富山」(富山県議連・救う会富山・屋木しのぶさんの真相究明を願う会・水島慎一さんを思う会・山田健治さんの真相究明を願う会主催)
●富山県議会議事堂（富山市新総曲輪1-7 Tel 076-444-3410）
●代表荒木が参加
●問合せ：救う会富山・濱谷会長代行（090-2038-2255）

★9月12日(金)16:52　テレビ東京「アンサー」

★9月13日(土)14:00「中村三奈子さんをさがす会」集会(同会主催)
●アオーレ長岡（長岡駅徒歩3分）
●代表荒木が参加
●問合せ：中村三奈子さんをさがす会　090-4279-4724

★9月13日(土)　14:00「国民大集会」(家族会・救う会・拉致議連主催）
●日比谷公会堂（千代田区日比谷公園1-3　Tel 03-3591-6368　地下鉄霞が駅B2・C4　出口、内幸町駅A7出口、日比谷駅徒歩3分）
●副代表岡田他役員が参加
●問い合わせ：救う会全国協議会（03-3946-5780）

★10月18日(土)　13:30「講演会」(拉致問題を考える牛久市民の会主催)
●牛久市生涯学習センター 多目的ホール(牛久駅前・エスカードビル　029-874-3131)
●常務理事杉野が参加
●問い合わせ:田中代表(090-3816-5657)

★11月9日(日)13:30「大阪ブルーリボンの会講演会」(同会主催)
●大阪市中央公会堂（京阪電鉄中之島線なにわ橋駅下車1分）
●代表荒木が参加
●問合せ：大阪ブルーリボンの会　06-6121-2306

★11月13日(木)19:30「北朝鮮による拉致被害者全員の救出を求めるつどい」(日本会議福山主催)
●エフピコRiM（福山駅徒歩5分）
●代表荒木他役員が参加
●問合せ：日本会議広島　福山支部　084-922-1332

★11月30日(日)13:30「宇部集会」(救う会山口主催)
●宇部市男女共同参画センター（宇部市琴芝町1-2-5 0836-33-4004）
●代表荒木が参加
●問合せ：救う会山口

※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール（代表荒木アドレス宛）にてお知らせ下さい。
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【調査会NEWS1641】(26.9.9)

　9月9日は北朝鮮の共和国創建記念日です。昭和23（1948）年のこの日、朝鮮民主主義人民共和国政府が樹立されました。

　北朝鮮ではこの政府は金日成が抗日闘争に勝って日本帝国主義を追い出し樹立したことになっています。もちろん真っ赤なウソです。ちなみに韓国語にも同じ表現の「セッパルガン　コジンマル」という言葉があります。北朝鮮はソ連によって解放され作られた出張所であり、その「所長」としてスターリンに送り込まれたのがソ連軍大尉金成柱（金日成）であることは既に明らかになっています。

　このウソで始めた政権は、その後もウソをつき続けます。朝鮮戦争は南から始めた、その朝鮮戦争に自力で勝利した、ラングーン事件も大韓航空機爆破事件も関係ない、拉致は日本反動勢力のでっち上げ…。一度ウソを付けばそのウソをごまかすためにまた次のウソをつかなければならない。

　私は大学の授業で学生によくこう話しています。
　「北朝鮮の公式文献や発表を読むときのコツがある。書かれているのはすべてウソだと思うこと。そう思って『なぜこういうウソをつくのだろう』と考えると、北朝鮮の意図は意外と正直に分かる」
　まあ、労働新聞で正しいのは発行の日付ぐらいですが、もし仮に正しいことを書いていたとすれば逆に「なぜ正しいことを書くのだろう」と思って読めば良いのです。

　おそらく今も北朝鮮の当局者は日本政府に対していかにうまくウソをついて騙すかということだけを考えているでしょう。だから本当は外務省に交渉をさせないで「日本詐欺師協会」（というのがあるかどうか知りませんが）にでも民間委託して、1人取り返したら1億円とか契約した方が効率が良いと思います。相手も外務官僚よりそっちの方が親しみを感じるでしょう。実際北朝鮮との裏交渉で出てくる人間はそんな人間ばかりです。類は友を呼ぶとでも言うのでしょうか。

　まあ、こちらも拉致問題だけをとっても飯倉公館事件や山本美保さんに関わるＤＮＡデータ偽造事件など色々なことをやっているので、騙すということについては本当は北朝鮮に負けないのかも知れません。ぜひ国民を騙さないで北朝鮮を騙してもらいたいと思う次第です。

　それにしても66年、ウソでまみれた北朝鮮の政権を続けさせてしまったというのは隣国の人間として、それだけでも恥ずかしいことのように思えます。あるいはその恥ずかしさを噛みしめる日としてなら意味があるのかも知れません。

▲現在の「しおかぜ」放送時間と周波数は以下の通りです

夜　22:30〜23:30　 5985kHz　深夜　1:00〜2:00　6090kHz

■調査会役員の参加する講演会(一般公開の拉致問題に関係するイベント)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道（突発事案などで、変更される可能性もあります）等

★チャンネル桜「防人の道」
　9月3日放送済み・インターネットで視聴可能
　http://youtu.be/q7hwb8EfBe4

★9月12日(金)14:00「北朝鮮拉致問題集会イン富山」(富山県議連・救う会富山・屋木しのぶさんの真相究明を願う会・水島慎一さんを思う会・山田健治さんの真相究明を願う会主催)
●富山県議会議事堂（富山市新総曲輪1-7 Tel 076-444-3410）
●代表荒木が参加
●問合せ：救う会富山・濱谷会長代行（090-2038-2255）

★9月12日(金)16:52　テレビ東京「アンサー」

★9月13日(土)14:00「中村三奈子さんをさがす会」集会(同会主催)
●アオーレ長岡（長岡駅徒歩3分）
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★9月13日(土)　14:00「国民大集会」(家族会・救う会・拉致議連主催）
●日比谷公会堂（千代田区日比谷公園1-3　Tel 03-3591-6368　地下鉄霞が駅B2・C4　出口、内幸町駅A7出口、日比谷駅徒歩3分）
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★10月18日(土)　13:30「講演会」(拉致問題を考える牛久市民の会主催)
●牛久市生涯学習センター 多目的ホール(牛久駅前・エスカードビル　029-874-3131)
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★11月13日(木)19:30「北朝鮮による拉致被害者全員の救出を求めるつどい」(日本会議福山主催)
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★11月30日(日)13:30「宇部集会」(救う会山口主催)
●宇部市男女共同参画センター（宇部市琴芝町1-2-5 0836-33-4004）
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　今日の読売山梨版です。山谷大臣はこの件については前から強い関心を持っています。「役人に任せてはだめだから、政治決断を」とお願いしました。

【調査会NEWS1640】(26.9.8)

　既に報道されていますが　政府拉致問題対策本部では9月9日出発12日帰国の日程で、日本政府主催の拉致問題啓発行事をスイス・ジュネーブで実施する予定です。今回の行事では特定失踪者のご家族を代表して古川了子さんのお姉さん、竹下珠路さんに調査会からお願いし参加していただくことになりました。行事には新任の山谷大臣も参加します。家族会からは増元照明事務局長、救う会からは西岡力会長が参加の予定です。

　政府行事における特定失踪者家族の参加は事前の準備を兼ねて藤田隆司さん（川口の藤田進さんの弟さん）がジュネーブに行ったのが最初で、それに続いて天内みどりさん（木村かほるさんのお姉さん・ジュネーブ）、小林七郎さん（小林榮さんの弟さん・ワシントン）が政府主催の海外での啓発行事に参加しています。今回は特定失踪者家族としては4人目になります。イベントはシンポジウムと展示が行われ、シンポジウムの講演は村尾専務理事が行います。

▲現在の「しおかぜ」放送時間と周波数は以下の通りです

夜　22:30〜23:30　 5985kHz　深夜　1:00〜2:00　6090kHz

■調査会役員の参加する講演会(一般公開の拉致問題に関係するイベント)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道（突発事案などで、変更される可能性もあります）等

★チャンネル桜「防人の道」
　9月3日放送済み・インターネットで視聴可能
　http://youtu.be/q7hwb8EfBe4

★9月12日(金)14:00「北朝鮮拉致問題集会イン富山」(富山県議連・救う会富山・屋木しのぶさんの真相究明を願う会・水島慎一さんを思う会・山田健治さんの真相究明を願う会主催)
●富山県議会議事堂（富山市新総曲輪1-7 Tel 076-444-3410）
●代表荒木が参加
●問合せ：救う会富山・濱谷会長代行（090-2038-2255）

★9月13日(土)14:00「中村三奈子さんをさがす会」集会(同会主催)
●アオーレ長岡（長岡駅徒歩3分）
●代表荒木が参加
●問合せ：中村三奈子さんをさがす会　090-4279-4724

★9月13日(土)　14:00「国民大集会」(家族会・救う会・拉致議連主催）
●日比谷公会堂（千代田区日比谷公園1-3　Tel 03-3591-6368　地下鉄霞が駅B2・C4　出口、内幸町駅A7出口、日比谷駅徒歩3分）
●副代表岡田他役員が参加
●問い合わせ：救う会全国協議会（03-3946-5780）

★10月18日(土)　13:30「講演会」(拉致問題を考える牛久市民の会主催)
●牛久市生涯学習センター 多目的ホール(牛久駅前・エスカードビル　029-874-3131)
●常務理事杉野が参加
●問い合わせ:田中代表(090-3816-5657)

★11月9日(日)13:30「大阪ブルーリボンの会講演会」(同会主催)
●大阪市中央公会堂（京阪電鉄中之島線なにわ橋駅下車1分）
●代表荒木が参加
●問合せ：大阪ブルーリボンの会　06-6121-2306

★11月13日(木)19:30「北朝鮮による拉致被害者全員の救出を求めるつどい」(日本会議福山主催)
●エフピコRiM（福山駅徒歩5分）
●代表荒木他役員が参加
●問合せ：日本会議広島　福山支部　084-922-1332

★11月30日(日)13:30「宇部集会」(救う会山口主催)
●宇部市男女共同参画センター（宇部市琴芝町1-2-5 0836-33-4004）
●代表荒木が参加
●問合せ：救う会山口

※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール（代表荒木アドレス宛）にてお知らせ下さい。
_________________________________________
特定失踪者問題調査会ニュース
---------------------------------------------------------
〒112-0004東京都文京区後楽2-3-8第6松屋ビル301
Tel03-5684-5058Fax03-5684-5059
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調査会ホームぺージ:http://www.chosa-kai.jp/
発行責任　者荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は
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●カンパのご協力をよろしくお願いします。
郵便振替口座00160-9-583587口座名義:特定失踪者問題調査会
銀行口座　みずほ銀行　飯田橋支店　普通預金　2520933　名義　特定失踪者問題調査会
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http://www.sannichi.co.jp/article/2014/09/07/00003509

　今日の山梨日日新聞の記事。記事には100人となっていますが、暑い中無しの体育館での集会で地元の方を中心に180人の方が参加して下さいました。今回の勧告を警察が受け入れるよう、世論がしっかりと圧力をかける必要があります。よろしくお願いします。それにしても警察が頑なに鑑定書の謄写を拒否してきた裏にはよほど見られたくないものがあるのではないでしょうか。

【調査会NEWS1639】(26.9.6)

　昭和43年（1967）12月12日網走市で失踪した国井えり子さん（当時17歳）のお父さん、国井力さんが本日午前2時55分心不全で逝去されました。

　お父さんは施設に入っておられましたが6月の現地調査のときは外出してご自宅に戻られ、「しおかぜ」の収録も行っておられます。そのときの模様は戦略情報研究所の情報配信「隼CHANNEL」の第13回「第21回 1万キロ現地調査報告　北海道・道北編」で見ることができます。

http://www.netlive.ne.jp/archive/SII/index.html

お通夜、葬儀は次のように執り行われます。

お通夜　9月8日(月)18時〜
葬儀・告別式　9月9日(火)10時

式場：セレモニーホールいいだ市民斎場（北見市常盤町1-3-6　Tel 0157-26-8877）

　3か月前にお会いしたご家族が亡くなられるというのは正直ショックです。月並みな言い方ですが情報すらもお届けすることができなかったことに責任を感じます。ここにお知らせ申し上げ、慎んでご冥福をお祈り申し上げます。

▲現在の「しおかぜ」放送時間と周波数は以下の通りです

夜　22:30〜23:30　 5985kHz　深夜　1:00〜2:00　6090kHz

■調査会役員の参加する講演会(一般公開の拉致問題に関係するイベント)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道（突発事案などで、変更される可能性もあります）等

★チャンネル桜「防人の道」
　9月3日放送済み・インターネットで視聴可能
　http://youtu.be/q7hwb8EfBe4

★9月7日（日）7:30〜　フジテレビ系「新報道2001」

★9月7日(日)13:30「救う会奈良大会」(同会主催)
●奈良県文化会館（奈良市登大路町6-2近鉄奈良駅徒歩5分）
●代表荒木が参加
●問合せ：佐藤会長　07463-2-3024

★9月12日(金)14:00「北朝鮮拉致問題集会イン富山」(富山県議連・救う会富山・屋木しのぶさんの真相究明を願う会・水島慎一さんを思う会・山田健治さんの真相究明を願う会主催)
●富山県議会議事堂（富山市新総曲輪1-7 Tel 076-444-3410）
●代表荒木が参加
●問合せ：救う会富山・濱谷会長代行（090-2038-2255）

★9月13日(土)14:00「中村三奈子さんをさがす会」集会(同会主催)
●アオーレ長岡（長岡駅徒歩3分）
●代表荒木が参加
●問合せ：中村三奈子さんをさがす会　090-4279-4724

★9月13日(土)　14:00「国民大集会」(家族会・救う会・拉致議連主催）
●日比谷公会堂（千代田区日比谷公園1-3　Tel 03-3591-6368　地下鉄霞が駅B2・C4　出口、内幸町駅A7出口、日比谷駅徒歩3分）
●副代表岡田他役員が参加
●問い合わせ：救う会全国協議会（03-3946-5780）

★10月18日(土)　13:30「講演会」(拉致問題を考える牛久市民の会主催)
●牛久市生涯学習センター 多目的ホール(牛久駅前・エスカードビル　029-874-3131)
●常務理事杉野が参加
●問い合わせ:田中代表(090-3816-5657)

★11月9日(日)13:30「大阪ブルーリボンの会講演会」(同会主催)
●大阪市中央公会堂（京阪電鉄中之島線なにわ橋駅下車1分）
●代表荒木が参加
●問合せ：大阪ブルーリボンの会　06-6121-2306

★11月13日(木)19:30「北朝鮮による拉致被害者全員の救出を求めるつどい」(日本会議福山主催)
●エフピコRiM（福山駅徒歩5分）
●代表荒木他役員が参加
●問合せ：日本会議広島　福山支部　084-922-1332

★11月30日(日)13:30「宇部集会」(救う会山口主催)
●宇部市男女共同参画センター（宇部市琴芝町1-2-5 0836-33-4004）
●代表荒木が参加
●問合せ：救う会山口

※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール（代表荒木アドレス宛）にてお知らせ下さい。
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特定失踪者問題調査会ニュース
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〒112-0004東京都文京区後楽2-3-8第6松屋ビル301
Tel03-5684-5058Fax03-5684-5059
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調査会ホームぺージ:http://www.chosa-kai.jp/
発行責任　者荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は
[email protected]宛メールをお送り下さい)
●カンパのご協力をよろしくお願いします。
郵便振替口座00160-9-583587口座名義:特定失踪者問題調査会
銀行口座　みずほ銀行　飯田橋支店　普通預金　2520933　名義　特定失踪者問題調査会
(銀行口座をご利用で領収書のご入用な場合はメールないしFAXにてご連絡願います)
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【調査会NEWS1638】(26.9.5)

　今ソウルにいます。本日帰国します。

　こちらで昭和57年（1982）山口県長門市に上陸した元工作員李相哲（仮名）氏に会いました。李さんは昨年11月の1万キロ現地調査に同行して当時の状況について説明してくれた人です。日本に上陸した翌58年韓国釜山の多大浦（タデポ）海岸に上陸しようとして2人が逮捕、1人が射殺されていますが、そのとき一緒に逮捕された工作員が全忠男氏です。李氏と全氏はその後転向して、今は公的機関に勤務しています。

　先月26日に特別現地調査を行った島根県益田市の情報は全氏から李氏を通じて入手したもので、現地調査後メールでそのときの写真を李氏に送ってありました。その後李氏が全氏に確認したところ、「ここで間違いない」という答えを得たそうです。今後は全氏が益田市遠田町の鵜の鼻から上陸させた人間が誰なのかが焦点になります。既に現地調査の報道をきっかけにいくつかの情報が集まってきていますので地元の「益田ひろみさんをさがす会」や「東アジアネットワーク」の皆さんの協力を得てさらに調べていきたいと思います。

　なお、益田の件とは直接関係ないのですが、李氏と話していて新たなことが分かりました。北朝鮮工作員が上陸に使う水中スクーターはこれまで使い捨てで、富山で発見された水中スクーターのように上陸したらどこかに埋設するものと思っていたのですが、李氏によればバッテリーは工作子船と海岸を2往復できるくらいの容量があり、原則的には往復で使うとのことでした。

　ゴムボートと違い水中スクーターは使うための訓練が必要です。したがって拉致被害者はもちろん、訓練を受けていない協力者などの送り迎えには使えません。どういう使い方をしたのか、今後さらに調べていきたいと思います。北朝鮮工作員の上陸浸透の実態についてももう一度見直しが必要かも知れません。　
（写真は奄美沖で沈んだ工作船に積まれていた水中スクーターのレプリカ。工作員役はそのレプリカを作った調査会曽田英雄常務理事）

▲現在の「しおかぜ」放送時間と周波数は以下の通りです

夜　22:30〜23:30　 5985kHz　深夜　1:00〜2:00　6090kHz

■調査会役員の参加する講演会(一般公開の拉致問題に関係するイベント)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道（突発事案などで、変更される可能性もあります）等

★チャンネル桜「防人の道」
　9月3日放送済み・インターネットで視聴可能
　http://youtu.be/q7hwb8EfBe4

★9月6日（土）14:00「失踪から30年、県警発表から10年ー今山本美保さん失踪を考える」（山本美保さんの家族を支援する会主催）
●甲府市立池田小学校体育館（甲府市長松寺町7-1）
●代表荒木が参加
●問合せ：井上事務局長（090-9309-4669）

★9月7日（日）7:30〜　フジテレビ系「新報道2001」

★9月6日（土）14:00「安倍晋三総理よ!! 拉致被害者・特定失踪者を見捨てるな!藤沢市民集会」（救う会神奈川主催）
●藤沢商工会館 ミナパーク（ＪＲ藤沢駅北口より徒歩５分）
●常務理事杉野が参加
●問合せ：090-9816-2187

★9月7日(日)13:30「救う会奈良大会」(同会主催)
●奈良県文化会館（奈良市登大路町6-2近鉄奈良駅徒歩5分）
●代表荒木が参加
●問合せ：佐藤会長　07463-2-3024

★9月12日(金)14:00「北朝鮮拉致問題集会イン富山」(富山県議連・救う会富山・屋木しのぶさんの真相究明を願う会・水島慎一さんを思う会・山田健治さんの真相究明を願う会主催)
●富山県議会議事堂（富山市新総曲輪1-7 Tel 076-444-3410）
●代表荒木が参加
●問合せ：救う会富山・濱谷会長代行（090-2038-2255）

★9月13日(土)14:00「中村三奈子さんをさがす会」集会(同会主催)
●アオーレ長岡（長岡駅徒歩3分）
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★9月13日(土)　14:00「国民大集会」(家族会・救う会・拉致議連主催）
●日比谷公会堂（千代田区日比谷公園1-3　Tel 03-3591-6368　地下鉄霞が駅B2・C4　出口、内幸町駅A7出口、日比谷駅徒歩3分）
●副代表岡田他役員が参加
●問い合わせ：救う会全国協議会（03-3946-5780）

★10月18日(土)　13:30「講演会」(拉致問題を考える牛久市民の会主催)
●牛久市生涯学習センター 多目的ホール(牛久駅前・エスカードビル　029-874-3131)
●常務理事杉野が参加
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★11月9日(日)13:30「大阪ブルーリボンの会講演会」(同会主催)
●大阪市中央公会堂（京阪電鉄中之島線なにわ橋駅下車1分）
●代表荒木が参加
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★11月13日(木)19:30「北朝鮮による拉致被害者全員の救出を求めるつどい」(日本会議福山主催)
●エフピコRiM（福山駅徒歩5分）
●代表荒木他役員が参加
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★11月30日(日)13:30「宇部集会」(救う会山口主催)
●宇部市男女共同参画センター（宇部市琴芝町1-2-5 0836-33-4004）
●代表荒木が参加
●問合せ：救う会山口

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　警察は大分追い詰められているのですが、さらに世論の支持が必要です。よろしくお願いします。なお、10年前の当事者である県警警備1課長は事件の後、拉致問題は世論に関係なく警察の努力によって進展したと語ったという話があります。確認はしていませんが、おそらくそう話している警察官僚は少なくないのでしょう。こういう連中には世論がどれほど大きな力を持っているか知らせる必要があると思います。

【調査会NEWS1637】(26.9.4)

　山本美保さんに関わるDNAデータ偽造事件で日弁連に行っていた人権救済申立について、昨日警察庁への執行（勧告書の手交）が行われました。

　勧告書の文面は日弁連のホームページで見ることができます。

http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/opinion/hr_case/data/2014/complaint_140903.pdf

　なお、ホームページでは個人名が伏せられていますが実際の勧告書には次のようになっています。

　甲さん＝山本美保さん
　乙さん＝山本文子さん
　丙さん＝森本美砂さん

　この執行にあたり以下の声明を発表しました。今後山谷新大臣の対応が注目されます。

（声明文）
本日の日弁連の人権救済申立執行について

　山本美保さんに関わるDNAデータ偽造事件について行われていた人権救済申立について、本日日弁連は警察庁に対し執行（勧告）した。

　今回の申立は平成24（2012）年3月に行ったものである。それと別に山本美保さんについては平成16（2004）年1月に行われた人権救済申立16人の中に入っており、その審議中の同年3月にこの事件が起きている。そして、それを踏まえた上で日弁連は翌平成17年3月、「本件被害者16名はいずれも、以下に述べる事情から総合的に判断して北朝鮮当局により拉致された疑いが濃厚である」との結論を下し総理・拉致問題担当大臣・警察庁長官に要望書を提出している。今回の執行ではこの要望書の内容について変更はないとし、さらにDNA鑑定書の公開を強く求めており、私たちの全面的勝利と言える。日弁連及び担当者各位の努力に心より御礼を申し上げたい。

　この間10年、山本美保さんのご家族は筆舌に尽くしがたい精神的苦痛を受けてきた。美保さんの失踪という長年の苦痛に加え、これを当局が隠蔽しようとしてきたことは許しがたい暴挙である。

　ちょうど本日の内閣改造で山谷えり子参議院議員が新たな拉致問題担当大臣に就任した。山谷大臣は以前からこの問題に深い関心を抱いており、また警察を管轄する国家公安委員長も兼務している。この際政治決断によってその真相を明らかにしてもらうよう希望する次第である。

　また、警察は本件について繰り返し家族に説明をすると言っているが、その内容はこれまで山梨県警で聞かされたことと変わるものとは思えず、いたずらに時間を費やして、「説明をした」というアリバイ作りをすることが目的であることは明らかだ。

　以上を踏まえ、政府・警察には次の3点を求めたい。

１、日弁連の勧告書が求める通り、警察はDNA鑑定書の謄写を認められたい。

２、説明をするというのであれば、現在の担当者ではなく、事件の当事者である平成16年3月5日当時の山梨県警警備1課長他警備１課の関係者を報道関係者同席の上で家族、支援者に対して行われたい。

３、山谷新大臣にはこの機会に山本美保さんのご家族を含め特定失踪者家族に直接会いその声を聞いていただきたい。あわせて7月4日要請の際直接申し上げてはいるが、安倍総理にも一刻も早く特定失踪者ご家族との面会をしていただくよう要望する次第である。

　本件は単に山本美保さんのことだけではない、全ての特定失踪者、のみならず政府認定拉致被害者も含めた拉致問題全体に関わることである。汚泥の溜まったバケツにいくら真水を入れても水はきれいにはならない。根本的な解決のため政治判断がなされるよう切に期待する。

　　　　平成26年9月3日
特定失踪者問題調査会代表　荒木和博

▲現在の「しおかぜ」放送時間と周波数は以下の通りです

夜　22:30〜23:30　 5985kHz　深夜　1:00〜2:00　6090kHz

■調査会役員の参加する講演会(一般公開の拉致問題に関係するイベント)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道（突発事案などで、変更される可能性もあります）等

★チャンネル桜「防人の道」
　9月3日放送済み・インターネットで視聴可能
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★9月6日（土）14:00「失踪から30年、県警発表から10年ー今山本美保さん失踪を考える」（山本美保さんの家族を支援する会主催）
●甲府市立池田小学校体育館（甲府市長松寺町7-1）
●代表荒木が参加
●問合せ：井上事務局長（090-9309-4669）

★9月7日（日）7:30〜　フジテレビ系「新報道2001」

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●常務理事杉野が参加
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●副代表岡田他役員が参加
●問い合わせ：救う会全国協議会（03-3946-5780）

★10月18日(土)　13:30「講演会」(拉致問題を考える牛久市民の会主催)
●牛久市生涯学習センター 多目的ホール(牛久駅前・エスカードビル　029-874-3131)
●常務理事杉野が参加
●問い合わせ:田中代表(090-3816-5657)

★11月9日(日)13:30「大阪ブルーリボンの会講演会」(同会主催)
●大阪市中央公会堂（京阪電鉄中之島線なにわ橋駅下車1分）
●代表荒木が参加
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★11月13日(木)19:30「北朝鮮による拉致被害者全員の救出を求めるつどい」(日本会議福山主催)
●エフピコRiM（福山駅徒歩5分）
●代表荒木他役員が参加
●問合せ：日本会議広島　福山支部　084-922-1332

★11月30日(日)13:30「宇部集会」(救う会山口主催)
●宇部市男女共同参画センター（宇部市琴芝町1-2-5 0836-33-4004）
●代表荒木が参加
●問合せ：救う会山口

※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール（代表荒木アドレス宛）にてお知らせ下さい。
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【調査会NEWS1636】(26.9.3)

　本日山本美保さんに関わるDNAデータ偽造事件について、日弁連が執行（勧告書の伝達）します。その後14時からの定例記者会見でその内容について発表しますが、この会見にご家族が参加することは認められませんでした。

　そこで会見の時点では会見会場近くに山本美保さんの妹森本美砂さんと調査会専務理事村尾が待機し、会見に参加した記者さんからお話しを聞いた上で日弁連の前でぶら下がりで取材に対応します。

　その後既にお知らせしてある記者会見で詳しくご説明する形となります。何卒ご了承下さい。

日時　9月3日(水)　17:30〜

場所　文京区小石川運動場会議室（文京区後楽1－8－23　03-3811-4507）

　http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_sports_shisetsu_koishikawa.html

参加者
　森本美砂さん（山本美保さんの妹さん）
　川人博弁護士（本件申立代理人・法律家の会幹事）
　調査会専務理事村尾

(株)NetLiveのご厚意でインターネットでの中継も行います。遠方の方はご利用下さい。終了後は同じサイトでオンデマンドで観ることができます。

http://www.netlive.ne.jp/archive/SII/index.html▲現在の「しおかぜ」放送時間と周波数は以下の通りです

夜　22:30〜23:30　 5985kHz　深夜　1:00〜2:00　6090kHz

■調査会役員の参加する講演会(一般公開の拉致問題に関係するイベント)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道（突発事案などで、変更される可能性もあります）等

★チャンネル桜「防人の道」
　代表荒木が出演・8月20日放送済み・インターネットで視聴可能
　http://youtu.be/D6L-rfLk5Ds

★9月6日（土）14:00「失踪から30年、県警発表から10年ー今山本美保さん失踪を考える」（山本美保さんの家族を支援する会主催）
●甲府市立池田小学校体育館（甲府市長松寺町7-1）
●代表荒木が参加
●問合せ：井上事務局長（090-9309-4669）

★9月7日（日）7:30〜　フジテレビ系「新報道2001」

★9月6日（土）14:00「安倍晋三総理よ!! 拉致被害者・特定失踪者を見捨てるな!藤沢市民集会」（救う会神奈川主催）
●藤沢商工会館 ミナパーク（ＪＲ藤沢駅北口より徒歩５分）
●常務理事杉野が参加
●問合せ：090-9816-2187

★9月7日(日)13:30「救う会奈良大会」(同会主催)
●奈良県文化会館（奈良市登大路町6-2近鉄奈良駅徒歩5分）
●代表荒木が参加
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★9月12日(金)14:00「北朝鮮拉致問題集会イン富山」(富山県議連・救う会富山・屋木しのぶさんの真相究明を願う会・水島慎一さんを思う会・山田健治さんの真相究明を願う会主催)
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★9月13日(土)14:00「中村三奈子さんをさがす会」集会(同会主催)
●アオーレ長岡（長岡駅徒歩3分）
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★9月13日(土)　14:00「国民大集会」(家族会・救う会・拉致議連主催）
●日比谷公会堂（千代田区日比谷公園1-3　Tel 03-3591-6368　地下鉄霞が駅B2・C4　出口、内幸町駅A7出口、日比谷駅徒歩3分）
●副代表岡田他役員が参加
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★10月18日(土)　13:30「講演会」(拉致問題を考える牛久市民の会主催)
●牛久市生涯学習センター 多目的ホール(牛久駅前・エスカードビル　029-874-3131)
●常務理事杉野が参加
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★11月9日(日)13:30「大阪ブルーリボンの会講演会」(同会主催)
●大阪市中央公会堂（京阪電鉄中之島線なにわ橋駅下車1分）
●代表荒木が参加
●問合せ：大阪ブルーリボンの会　06-6121-2306

★11月13日(木)19:30「北朝鮮による拉致被害者全員の救出を求めるつどい」(日本会議福山主催)
●エフピコRiM（福山駅徒歩5分）
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★11月30日(日)13:30「宇部集会」(救う会山口主催)
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特定失踪者問題調査会ニュース
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【調査会NEWS1636】(26.9.2)

　明日の記者会見ですが、都合により時間を30分遅らせます。ご了承下さい。なお、(株)NetLiveのご厚意でインターネットでの中継も行います。遠方の方はご利用下さい。終了後は同じサイトでオンデマンドで観ることができます。

http://www.netlive.ne.jp/archive/SII/index.html

日時　9月3日(水)　17:30〜

場所　文京区小石川運動場会議室（文京区後楽1－8－23　03-3811-4507）

　http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_sports_shisetsu_koishikawa.html

参加者
　森本美砂さん（山本美保さんの妹さん）
　川人博弁護士（本件申立代理人・法律家の会幹事）
　調査会専務理事村尾

▲現在の「しおかぜ」放送時間と周波数は以下の通りです

夜　22:30〜23:30　 5985kHz　深夜　1:00〜2:00　6090kHz

■調査会役員の参加する講演会(一般公開の拉致問題に関係するイベント)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道（突発事案などで、変更される可能性もあります）等

★チャンネル桜「防人の道」
　代表荒木が出演・8月20日放送済み・インターネットで視聴可能
　http://youtu.be/D6L-rfLk5Ds

★9月6日（土）14:00「失踪から30年、県警発表から10年ー今山本美保さん失踪を考える」（山本美保さんの家族を支援する会主催）
●甲府市立池田小学校体育館（甲府市長松寺町7-1）
●代表荒木が参加
●問合せ：井上事務局長（090-9309-4669）

★9月7日（日）7:30〜　フジテレビ系「新報道2001」

★9月6日（土）14:00「安倍晋三総理よ!! 拉致被害者・特定失踪者を見捨てるな!藤沢市民集会」（救う会神奈川主催）
●藤沢商工会館 ミナパーク（ＪＲ藤沢駅北口より徒歩５分）
●常務理事杉野が参加
●問合せ：090-9816-2187

★9月7日(日)13:30「救う会奈良大会」(同会主催)
●奈良県文化会館（奈良市登大路町6-2近鉄奈良駅徒歩5分）
●代表荒木が参加
●問合せ：佐藤会長　07463-2-3024

★9月12日(金)14:00「北朝鮮拉致問題集会イン富山」(富山県議連・救う会富山・屋木しのぶさんの真相究明を願う会・水島慎一さんを思う会・山田健治さんの真相究明を願う会主催)
●富山県議会議事堂（富山市新総曲輪1-7 Tel 076-444-3410）
●代表荒木が参加
●問合せ：救う会富山・濱谷会長代行（090-2038-2255）

★9月13日(土)14:00「中村三奈子さんをさがす会」集会(同会主催)
●アオーレ長岡（長岡駅徒歩3分）
●代表荒木が参加
●問合せ：中村三奈子さんをさがす会　090-4279-4724

★9月13日(土)　14:00「国民大集会」(家族会・救う会・拉致議連主催）
●日比谷公会堂（千代田区日比谷公園1-3　Tel 03-3591-6368　地下鉄霞が駅B2・C4　出口、内幸町駅A7出口、日比谷駅徒歩3分）
●副代表岡田他役員が参加
●問い合わせ：救う会全国協議会（03-3946-5780）

★10月18日(土)　13:30「講演会」(拉致問題を考える牛久市民の会主催)
●牛久市生涯学習センター 多目的ホール(牛久駅前・エスカードビル　029-874-3131)
●常務理事杉野が参加
●問い合わせ:田中代表(090-3816-5657)

★11月9日(日)13:30「大阪ブルーリボンの会講演会」(同会主催)
●大阪市中央公会堂（京阪電鉄中之島線なにわ橋駅下車1分）
●代表荒木が参加
●問合せ：大阪ブルーリボンの会　06-6121-2306

★11月13日(木)19:30「北朝鮮による拉致被害者全員の救出を求めるつどい」(日本会議福山主催)
●エフピコRiM（福山駅徒歩5分）
●代表荒木他役員が参加
●問合せ：日本会議広島　福山支部　084-922-1332

★11月30日(日)13:30「宇部集会」(救う会山口主催)
●宇部市男女共同参画センター（宇部市琴芝町1-2-5 0836-33-4004）
●代表荒木が参加
●問合せ：救う会山口

※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール（代表荒木アドレス宛）にてお知らせ下さい。
_________________________________________
特定失踪者問題調査会ニュース
---------------------------------------------------------
〒112-0004東京都文京区後楽2-3-8第6松屋ビル301
Tel03-5684-5058Fax03-5684-5059
email:[email protected]
調査会ホームぺージ:http://www.chosa-kai.jp/
発行責任　者荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は
[email protected]宛メールをお送り下さい)
●カンパのご協力をよろしくお願いします。
郵便振替口座00160-9-583587口座名義:特定失踪者問題調査会
銀行口座　みずほ銀行　飯田橋支店　普通預金　2520933　名義　特定失踪者問題調査会
(銀行口座をご利用で領収書のご入用な場合はメールないしFAXにてご連絡願います)
______________________________________________________

【調査会NEWS1635】(26.9.1)

　9月3日に山本美保さんに関わるＤＮＡデータ偽造事件について、日弁連に行っていた人権救済申立の執行（警察庁への勧告）が行われます。日弁連では14時からの定例記者会見でその内容を発表する予定ですが、調査会では以下の通りその後記者会見を行います。

　今日ＤＮＡ鑑定で有罪が確定した中部地方の男性が、鑑定をやり直した結果、犯人と一致しない可能性があるという結論が出たことが分かり、裁判所に再審請求を行ったというニュースがありました。山本美保さんの事件はＤＮＡ鑑定の精度以前の問題（データの捏造）ですが、関心が高まることにつながるとは思います。ちなみに、代表荒木の座り込み終了後、面会した警察庁外事課の幹部は「ＤＮＡが一致する以外に何が必要なんですか」と言っていました。

日時　9月3日(水)　17:00〜

場所　文京区小石川運動場会議室（文京区後楽1−8−23　03-3811-4507）

　http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_sports_shisetsu_koishikawa.html

参加者
　森本美砂さん（山本美保さんの妹さん）
　川人博弁護士（本件申立代理人・法律家の会幹事）
　調査会専務理事村尾

▲現在の「しおかぜ」放送時間と周波数は以下の通りです

夜　22:30〜23:30　 5985kHz　深夜　1:00〜2:00　6090kHz

■調査会役員の参加する講演会(一般公開の拉致問題に関係するイベント)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道（突発事案などで、変更される可能性もあります）等

★チャンネル桜「防人の道」
　代表荒木が出演・8月20日放送済み・インターネットで視聴可能
　http://youtu.be/D6L-rfLk5Ds

★9月6日（土）14:00「失踪から30年、県警発表から10年ー今山本美保さん失踪を考える」（山本美保さんの家族を支援する会主催）
●甲府市立池田小学校体育館（甲府市長松寺町7-1）
●問合せ：井上事務局長（090-9309-4669）

★9月7日(日)13:30「救う会奈良大会」(同会主催)
●奈良県文化会館（奈良市登大路町6-2近鉄奈良駅徒歩5分）
●代表荒木が参加
●問合せ：佐藤会長　07463-2-3024

★9月12日(金)14:00「北朝鮮拉致問題集会イン富山」(富山県議連・救う会富山・屋木しのぶさんの真相究明を願う会・水島慎一さんを思う会・山田健治さんの真相究明を願う会主催)
●富山県議会議事堂（富山市新総曲輪1-7 Tel 076-444-3410）
●代表荒木が参加
●問合せ：救う会富山・濱谷会長代行（090-2038-2255）

★9月13日(土)14:00「中村三奈子さんをさがす会」集会(同会主催)
●アオーレ長岡（長岡駅徒歩3分）
●代表荒木が参加
●問合せ：中村三奈子さんをさがす会　090-4279-4724

★9月13日(土)　14:00「国民大集会」(家族会・救う会・拉致議連主催）
●日比谷公会堂（千代田区日比谷公園1-3　Tel 03-3591-6368　地下鉄霞が駅B2・C4　出口、内幸町駅A7出口、日比谷駅徒歩3分）
●副代表岡田他役員が参加
●問い合わせ：救う会全国協議会（03-3946-5780）

★11月9日(日)13:30「大阪ブルーリボンの会講演会」(同会主催)
●大阪市中央公会堂（京阪電鉄中之島線なにわ橋駅下車1分）
●代表荒木が参加
●問合せ：大阪ブルーリボンの会　06-6121-2306

★11月13日(木)19:30「北朝鮮による拉致被害者全員の救出を求めるつどい」(日本会議福山主催)
●エフピコRiM（福山駅徒歩5分）
●代表荒木他役員が参加
●問合せ：日本会議広島　福山支部　084-922-1332

★11月30日(日)13:30「宇部集会」(救う会山口主催)
●宇部市男女共同参画センター（宇部市琴芝町1-2-5 0836-33-4004）
●代表荒木が参加
●問合せ：救う会山口

※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール（代表荒木アドレス宛）にてお知らせ下さい。
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特定失踪者問題調査会ニュース
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〒112-0004東京都文京区後楽2-3-8第6松屋ビル301
Tel03-5684-5058Fax03-5684-5059
email:[email protected]
調査会ホームぺージ:http://www.chosa-kai.jp/
発行責任　者荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は
[email protected]宛メールをお送り下さい)
●カンパのご協力をよろしくお願いします。
郵便振替口座00160-9-583587口座名義:特定失踪者問題調査会
銀行口座　みずほ銀行　飯田橋支店　普通預金　2520933　名義　特定失踪者問題調査会
(銀行口座をご利用で領収書のご入用な場合はメールないしFAXにてご連絡願います)
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【調査会NEWS1634】(26.9.1)

　現在警察の発表している「拉致の可能性が排除できない失踪者」は860人になります。調査会のリスト約470人のうち公開されている失踪者は全員、非公開の失踪者も大半はこの中に入ります。

　ところで、この860人の中には拉致でない人も含まれます。基本的には警察のリストはご家族から「拉致ではないか」と問合せのあった方のリストだからです。調査会のリストでもこれまで50人が拉致以外の失踪であったと確認されており、全体からするとその割合は1割弱になります。

　しかしその一方、調査会のリストにも警察のリストにもない拉致被害者が存在します。ご家族が届けない場合です。特に、拉致した人に工作員が成り代わる、いわゆる「背乗り（はいのり）」の場合は家族がいないか関係が薄い人を狙ったわけで、家族が名乗り出ませんから普通なら分かりません。原敕晁さんの場合は成り代わった工作員辛光洙が韓国で逮捕されたから分かったわけで、そのまま成り代わりが成功していれば今も分からないままであるはずです。

　北朝鮮が背乗りによる拉致被害者を出せば今日本にいる「その人」は工作員であったことが分かってしまいます。従って今回の「再調査」ではこれらの人は絶対に出てきません。というより、北朝鮮が主体的に調べている限り、体制が変わりでもしなければ出てこないということです。

　この点は意外と欠落しています。私たちが取り返すのは470人でも860人でもなく、「すべての拉致被害者」です。北朝鮮が返してくるはずのない拉致被害者を取り返すためにどうすれば良いか、あらためて心に留めておいていただけると幸いです。

▲現在の「しおかぜ」放送時間と周波数は以下の通りです

夜　22:30〜23:30　 5985kHz　深夜　1:00〜2:00　6090kHz

■調査会役員の参加する講演会(一般公開の拉致問題に関係するイベント)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道（突発事案などで、変更される可能性もあります）等

★チャンネル桜「防人の道」
　代表荒木が出演・8月20日放送済み・インターネットで視聴可能
　http://youtu.be/D6L-rfLk5Ds

★9月6日（土）14:00「失踪から30年、県警発表から10年ー今山本美保さん失踪を考える」（山本美保さんの家族を支援する会主催）
●甲府市立池田小学校体育館（甲府市長松寺町7-1）
●問合せ：井上事務局長（090-9309-4669）

★9月7日(日)13:30「救う会奈良大会」(同会主催)
●奈良県文化会館（奈良市登大路町6-2近鉄奈良駅徒歩5分）
●代表荒木が参加
●問合せ：佐藤会長　07463-2-3024

★9月12日(金)14:00「北朝鮮拉致問題集会イン富山」(富山県議連・救う会富山・屋木しのぶさんの真相究明を願う会・水島慎一さんを思う会・山田健治さんの真相究明を願う会主催)
●富山県議会議事堂（富山市新総曲輪1-7 Tel 076-444-3410）
●代表荒木が参加
●問合せ：救う会富山・濱谷会長代行（090-2038-2255）

★9月13日(土)14:00「中村三奈子さんをさがす会」集会(同会主催)
●アオーレ長岡（長岡駅徒歩3分）
●代表荒木が参加
●問合せ：中村三奈子さんをさがす会　090-4279-4724

★9月13日(土)　14:00「国民大集会」(家族会・救う会・拉致議連主催）
●日比谷公会堂（千代田区日比谷公園1-3　Tel 03-3591-6368　地下鉄霞が駅B2・C4　出口、内幸町駅A7出口、日比谷駅徒歩3分）
●副代表岡田他役員が参加
●問い合わせ：救う会全国協議会（03-3946-5780）

★11月9日(日)13:30「大阪ブルーリボンの会講演会」(同会主催)
●大阪市中央公会堂（京阪電鉄中之島線なにわ橋駅下車1分）
●代表荒木が参加
●問合せ：大阪ブルーリボンの会　06-6121-2306

★11月13日(木)19:30「北朝鮮による拉致被害者全員の救出を求めるつどい」(日本会議福山主催)
●エフピコRiM（福山駅徒歩5分）
●代表荒木他役員が参加
●問合せ：日本会議広島　福山支部　084-922-1332

★11月30日(日)13:30「宇部集会」(救う会山口主催)
●宇部市男女共同参画センター（宇部市琴芝町1-2-5 0836-33-4004）
●代表荒木が参加
●問合せ：救う会山口

※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール（代表荒木アドレス宛）にてお知らせ下さい。
_________________________________________
特定失踪者問題調査会ニュース
---------------------------------------------------------
〒112-0004東京都文京区後楽2-3-8第6松屋ビル301
Tel03-5684-5058Fax03-5684-5059
email:[email protected]
調査会ホームぺージ:http://www.chosa-kai.jp/
発行責任　者荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は
[email protected]宛メールをお送り下さい)
●カンパのご協力をよろしくお願いします。
郵便振替口座00160-9-583587口座名義:特定失踪者問題調査会
銀行口座　みずほ銀行　飯田橋支店　普通預金　2520933　名義　特定失踪者問題調査会
(銀行口座をご利用で領収書のご入用な場合はメールないしFAXにてご連絡願います)
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