黒い船
【調査会NEWS1567】(26.6.5)
今北海道の道北、オホーツク海に面した雄武町に来ています。圭運丸事件の現場です。昨晩集会を持ちましたが、終わってから「おうむ」ではなく「おむ」と言ってもらいたいと言われました。オウム真理教と間違えられるからだそうで、紙谷慶五郎さんの三女優子さんによれば、町の団体旅行で空港などにいるとき、添乗員が「おうむの方集まって下さい」と声をかけると周りにいる人たちがさっといなくなるのだそうです。
それはともかく、その雄武町で昭和42年(1967)に起きた圭運丸事件に今、光が当てられています。今日これから現場を回りますが、昨日の集会でも参加者の方で事件の少し前(日にちは不詳)に雄武港の外れに船体に何も書いていない黒い船がとまっていたのを目撃したという証言がありました。ご本人も今回初めて証言したそうで、海上保安庁にも話したことはなかったとのこと。同じような場所に黒い船があったという話はもう一つあるのですが、それはさらに数年前のことだったと思います。
事件から47年経ってもこうやって情報が出てくるということは不思議ですが、逆に考えれば日本中にこうやって情報が眠っているのでしょう。今、関心が高まっているこのときこそ情報収集の努力が必要で、それは同時にこの流れが望ましくない方向に進むことにブレーキをかけることにもなると思います。ぜひ全国の皆様のご協力をお願いします。
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