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2005年8月26日

胡錦涛主席は靖国参拝を

 日中戦争で最も得をしたのは誰か。いうまでもなく中国共産党です。
 蘆溝橋事件は共産党による日中両軍への挑発行為であったことがすでに立証されています。
 日本も、蒋介石も和平の道を探っていたのに、それを妨害し、最終的には権力を得たのは共産党でした。敵と敵を戦わせて漁夫の利を得るという戦略は大したものだと思います。
 当時日本に明確なリーダーシップをもって中国問題にあたれる人間がいなかったこともあり、スパイ尾崎秀実らの扇動にも乗せられてしまった訳ですが、このときは基本方針の欠如という、わが国の宿痾のごとき欠陥が作用してしまったように思います。
 もし、日本に戦争責任があるというなら、それは結果的とはいえ中国の共産化に手を貸してしまったことで、以後の大躍進や文革、天安門事件や継続される人権弾圧、チベットや東トルキスタンへの弾圧など、共産党政権であったからこそ起きた悲劇は枚挙にいとまがありません。亡くなった人の数だけでも四捨五入すれば億になろうという数で、共産党が「日本が日中戦争で虐殺した」と、白髪三千丈のごとく誇張している数すらもはるかに上回ります。
 これを反省するなら、日本がやるべきことは中国共産党の政権が一刻も早く終焉するようにあらゆる努力をしていくことしかないでしょう。そして、中国共産党にとって、「日本軍国主義」は自分たちを救ってくれた恩人なのですから、靖国参拝反対どころか、胡錦涛総書記を筆頭に中国共産党の幹部が打揃って靖国神社に参拝するべきではないのでしょうか。
 もっとも、そういうことをされると日本国内で親中ムードが高まり、警戒感が薄れるので、日本にとっては今までのように「靖国神社参拝反対」で騒いでいてくれた方がいいとは思うのですが。

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