おすすめのポイント
- 節電モードの多彩な選択肢があり、自分好みのカスタマイズも可能
- 明るさ調整から電話・通信・同期・バイブ・タッチ等のON/OFFまで、10項目を自在に設定した「マイ節電モード」が作れる
- ステータスバーに%などでバッテリー残量を表示する
- ウィジェットにも対応しワンタップ最適化や簡単にモード切替が可能
Androidアプリ レビュー
高機能だが使いやすい省電力アプリの決定版
カスタマイズできる節電アプリ
大人気ホームアプリ「GO ランチャー EX」の開発チームから、節電アプリGO Power Masterがリリースされた。バッテリー系アプリでは、オートの省電力モードの提供やバッテリー消費を細かくモニタリングするものが中心。だが本アプリでは、多項目の節電要素を自在にカスタマイズし、オリジナル節電モードを手軽に作成・切替できるのが特長となっている。
アプリを起動すると、左上のようにバッテリー残量や温度、電圧、ネットワーク・動画・音楽・通信・待受等の各種使用可能時間が一目で確認できる。シンプルでわかりやすいインターフェイスだ。また、[Optimize]からは、ワンタップでバックグラウンドで動くアプリをキルする最適化も行える。
画面上部のタブの[Mode]では、節電モードの切替が可能。デフォルトでは、[General save](電話、ネットワーク、SMSを保持)や[Super save](電話とSMSのみ保持)など4モードが用意されている。これに加え、自分好みにカスタマイズが可能な[My mode]などが追加できる。
「My mode」を作ろう
節電モードのカスタマイズは、[My mode]または[Add a custom mode]をタップして行う。画面の明るさ・消灯時間、音量、WiFi、ネットワーク、同期、タッチセンサー、電話、バイブ、Bluetoothの計10項目が設定できるが、特にネットワークや電話があるのが特徴的だ。
右の画像のように、自分の都合にあわせて各項目をON/OFF設定していき、モード名を入力して右上の保存マークをタップしよう。すると、先ほどの[Mode]一覧に移り、今作った「My mode」とそのモードにおける使用可能時間が確認できる。
上部タブから[Smart]を選べば、「バッテリー残量が何%以下になったらどのモードにするか」(Switch mode by power)、「何時から何時の間をどのモードにするか」(Switch mode by time)といったモード自動切替の設定までできる。
ウィジェットがかなり便利
ウィジェットもよくできている。ホーム画面に置けば、残量や使用可能時間のチェックはもちろん、いちいちアプリ起動することなしに、モード切替やワンタップ最適化まで可能。サイズは4×1のみだが、このあたりの便利さはさすがだろう。ステータスバーに残量を表示する機能など、基本的なところも忘れていない。
高機能ながら、使いやすい——。まさにGO ランチャー EXで培われたノウハウが生かされた節電アプリ。丁寧なアップデートにも定評のあるデベロッパーだけに、今後にも期待できそうだ。