GoogleがiOS向けアプリ「Motion Stills」をリリースしました。iPhoneのLive Photos機能で撮影された画像から手ブレを補正し、アニメGIFと動画、複数動画を結合したムービーを作成できます。
Googleによれば、本アプリの手ブレ補正機能にはYouTubeに導入されているものと同じ技術を利用しているとのこと。これにより、カメラが揺れた場合や移動しながら撮影した場合などでも、滑らかな動きの動画に変換します。
アニメGIFをループさせる時に難しいのが、ループの始点と終点を一致させること。この点、Motion Stillsのアルゴリズムでは、背景と前景を分けて認識し、ブレが少なくなるように動画を切り抜く仕組みを採り入れられています。
Motion Stillsを使うとまず驚かされるのが、Live Photosからの変換速度。Googleのサーバーではなく、端末内で加工処理を済ませてしまうため、処理時間を意識させられることがありません。画面左下のMotion Stillsアイコンをタップすると、加工適用の前後の動画を交互に切り替えて表示できます。消音も可能。
Live Photos動画は、単体ならGIFと動画クリップに変換して共有・保存できます。複数のファイルを組み合わせるには、タイムライン形式の一覧画面で各動画を右にスワイプして選択し、右下の矢印ボタンをタップして、YouTubeアップロードか動画の共有・保存を選びます(GIF形式は不可)。
GIFの保存画質は、640×480と480×360、320×240の3種類から選択可能。Motion Stillsアイコンの透かしは消すこともできます。
アプリ「Motion Stills」をダウンロード
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