Twitterの闇、人気漫画をパクツイ&なりすまし→作者「僕が偽物ではないかと問い合わせが」

著作権 copyright

猫漫画日記『猫の話』などが人気の漫画家・鴻池剛さんが、無断転載(パクツイ)および作者なりすましを理由にTwitterへの漫画投稿を減らすことを宣言し、話題になっています。

『猫の話』は、Twitterに投稿されるとリツイートが1万回を超えることも珍しくなく、どこかで見たことがあるという人も多いのではないでしょうか。

しかし、残念なことに、Twitterではこのような人気画像をパクツイし、作者を自称するユーザー、Botが後を絶たないのが現状です。

今回はあるユーザーが鴻池さんを偽物と勘違いし、「本家に迷惑」であるとツイート。その後、そのユーザーは、猫の漫画が氾濫しており本家が鴻池さんであると分からなかったとして謝罪しています。

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インターネット草創期からパソコン通信サービスの時代を経て、2000年代に入るとブログが普及し、ソーシャルメディアの登場によってネットユーザーは爆発的に増加しています。それにともない、著作権侵害行為が目立つようになってきました。これには著作権侵害が容易になったこと及び著作権侵害行為が可視化されやすくなってきたことが影響しています。

いま重要なのは、インターネットユーザーに対して著作権保護の重要性を啓蒙することなのでしょうか。それとも、あまりにもコピーと発信が容易になってしまった時代に、クリエイターたちが対応することなのでしょうか。システム的な解決策が見つかるのでしょうか。

著作権論争と新時代のコンテンツ戦略をめぐる議論は、百家争鳴の状態です。