前回の話で名取さんから
「カイは妖怪だ」と言われ戸惑う夏目。
その事実を知り、カイの前でも家の中でも考えてしまう。
妖怪なのか、退治せねばならないのか。カイに会わないほうがいいのか。

翌日、名取さんに会い、カイについて話し合いました。
夏目は「なぜカイを退治しないといけないのか」ということを聞く。
どうも名取さんの話によると、前夏目達が行った洋館の近くに
古井戸があり、そこには昔悪さをしていた妖怪が封印されていると言う。
その妖怪どもがカイを呼びよせ、強力なカイの力で封印をといてもらおうとしています。
前カイが洋館にいたのも古井戸を探していたためでした。
封印をといてしまう可能性があるから名取はカイの封印を依頼されたと言う。
名取「夏目、そろそろ決めたらどうだ？
　　　 君にとって大事なのが人か、妖怪か。」
さらにこう続けます
名取「もう妖怪に構ってもらわなくても
　　　 君には君を見てくれる人達がいるじゃないか。」
そういわれた夏目は、逃げ出します。



多軌「どっ・・どうしたの？
　　　　いつにもまして陰気顔になってるわよ？」
落ち込んだ夏目は多軌に発見させられます。
そこで夏目は多軌に「古井戸の捜索」を依頼。
一刻も速く・・・・。

夏目はカイを探しにカイの家へ。
家には不在で森の中へ。
そこで何をしてたか分かりませんが田沼に出会う。
田沼にカイの居場所を教えてもらった夏目はさらに走り出す。
夏目はまた洋館へ入る。
その洋館のなかでいい匂いがしたそうで、ニャンコ先生離脱。
この匂いは罠で、ニャンコ先生は動けなくなる魔方陣に引っかかる。
一方の夏目は式神（？）に襲われる。
悲鳴を聞いたニャンコ先生は斑の姿になり、夏目を救出。
でも夏目はその反動で、戦闘によって出来た穴へ落ちる。
それを救ったのはカイだった。片腕だけで夏目を引っ張りあげます。
夏目は「カイは、妖怪なのか？」と聞く。
「夏目はアヤカシ、嫌い？」そうカイが答を返す。
「俺は、カイが好きだよ」そういってカイは笑顔に戻りました。

ニャンコ先生によると罠を仕掛けたのは名取さん。
カイは払い人、名取さんが夏目を危険な目にあわせたことに怒ります。


「あんなやつ、片付けてやる」
そういったカイはものすごい速さで名取さんのもとへ向かってしまいます。

一方名取さんは自分の罠が破られたことを知る。
その刹那、柊がカイによって吹き飛ばされる。
カイの圧倒的な力を前に、ただ逃げることしか出来ない名取さんと柊。
一旦カイから離れ、林に潜り込んだ２人。
木陰からｶﾞｻｶﾞｻと音がして柊が棒（刀？）を思いっきり振るう。
でも柊が叩いたのはニャンコ先生でしたｗｗその後ろには夏目。
「カイも、名取さんも、俺には大事なんです！！」
その言葉で名取はカイの詳しい話をする。
カイは山の水神の類で、人が来なくなりさびしくなった頃、
夏目や多軌が現れ楽しい日々を送ることが出来た。
名取さんはカイ退治から手を引くことを決意。
その代わり古井戸の妖怪は封印すると誓う。

そんな最悪のタイミングでカイは名取と夏目のもとへ辿り着く。
敵の名取と味方だと思っていた夏目の２人が仲良く話しているのを見る。
カイ「夏目も・・・そいつの仲間だったんだ・・・だましたんだ・・・俺を。」


カイ「そんなに俺が邪魔なら、
　　　山へ帰れと言えばよかったのに！！
　　　夏目が望むならっ俺はそうしたってよかったのに！！」
誤解も解けぬまま、カイは古井戸へ向かってしまう。
夏目はカイを追いました。

カイを見失ってしまった夏目とニャンコ先生は、
森を歩いている多軌に会う。
多軌が調べてくれていたようで、古井戸の場所を教えてもらいます。
多軌だけでなく、田沼も手伝ってくれた模様。
カイは妖怪の誘導に沿って古井戸へ到着する。
カイは古井戸の封印を解くため、手をかざす。
その瞬間に夏目も到着。説得むなしくカイは封印を解いてしまいました。


あ、カオナシじゃんｗｗｗｗｗ

このカオナシっぽい妖怪は封印をといてくれたお礼に
カイを喰ってやる！と言ってカイを襲います。
そんな時、夏目は間に入ってカイを守ります。


殴られて、吹っ飛んだ夏目。
そして次の目標、カイに手を出そうとした妖怪は
カイによってあっさりと倒されます。
ですが小さな本体は空へ逃げる。
それを逃がしてはいけないので、斑（先生）が喰って
名取の魔方陣によって妖怪を封印。


夏目は、妖怪に殴られて意識を失ったまま。
夏目周辺には、友人帳と多軌が作ったカイ宛のクッキー。
すぐ夏目レイコの・・・と分かったカイは友人帳を隠して困らせようとする。
友人帳をパラパラとめくった最後の一ページには、花が挟まれてました。


それは、前夏目と多軌とカイで一緒に遊んだときにあった花でした。



「やっぱり、夏目が困るのは、嫌だな」
このときに流した涙は、何の涙だったのでしょう。
反省の涙か、別れの涙か、それとも・・・。

夏目が起きた頃にはカイはもういなかった。
多軌もカイが妖怪だったと知り、ショックを受ける。
でも夏目が、
「会いに行こうな、カイに」
そういって２人は笑顔になりました。


いつの日か、藤原家で皆で花見をした夏目一同。
多軌や田沼、委員長などが来てくれました。
妖怪と出会い、友達が出来た。こんな発想もありなんですね。
ニャンコ先生も、もう友人帳なんて関係ないのでしょうね。
いつまでも仲良くいて欲しいものです＾＾




これで夏目友人帳は終了です。
いやぁ、面白かった！！
「少女の陣」と最終回が特にお気に入りです。
後日談として多軌と夏目がデートする話ってないですかね？

もう少し見てみたかった気がします。
とりあえず、制作の方々お疲れ様でした！
楽しませていただけました。３期もつくってくださいなｗｗ