2013 - 06/24 [Mon] - 15:25

ようやく見つけ出したアン王女。そしてクリスタルへの
執着がなくなり、マナの友達に戻ったレジーナ。
2人ともがジコチュー側に渡ってしまいました。
プリキュアさん勢、万事休すじゃね？と思われるも…
意外とあっさり打開策があったのでしたw


ドキドキ！プリキュア第21話
『トランプ王国へ！王女様を救え！』
の感想です。

アン王女もレジーナも、トランプ王国で石化している
キングジコチュー（略してキンジコ様）の元へ行くはず。
アン王女さえ始末すればトランプ王国は本当にお終いですから。
…というプリキュアさん達の予想は大当たり。
ジコチュー丸出しのイーラ＆マーモが氷漬けになった王女を
あの手この手で氷から出そうとするも、歯が立たないので
キンジコ様の所に連れてきていました。

そして今回、キンジコ様が初めて喋ったー！！
中の人は　大　塚　芳　忠　さ　ん　でした。
キングジコチューっていうかキングホウチュー！
しかも親父キャラって、まさにダニー＠フルハウス！
この数え役満っぷりにはハアハアしちゃいますが…
興奮している場合ではない。キンジコ様殺る気満々です。

いきなり氷漬けの王女に雷落としました！氷漬けになっても
抵抗しているらしく、王女は無傷でしたが…。
なおかつ、トランプ王国のみならず人間界ひいては
全宇宙のジャネジーすら手中に納めようとしていたのでした。
しかし…胸のキュンキュンが止まらなくなったレジーナ
「パパ！人間界に手を出さないで！」
親父に逆らっちゃいました！更に驚くことには
「お前などもう私の娘ではないわー！」
キンジコ様、あっさりレジーナを切っちゃいましたよ…。
雷で攻撃しやがりました！まさにカミナリ親父w

ジコチューが人の心配をするなんて、ずいぶん
馬鹿なことをしたのか、それとも…？

さてさて、一方のプリキュアさん勢。

もう2度とトランプ王国には行けないと思われましたが
ロイヤルクリスタルが扉を創りだし、トランプ王国への
足がない問題は割とあっさり解決ですw
アイちゃんはセバスチャンにまかせて、プリキュアさん達は
変身して+岡田も鎧装備でトランプ王国に乗り込みました！

↑ダイヤモンドが顔芸（埋まった！）やってくれましたよw

来たら早速マーモ＆イーラ、そしてジコチューとの
戦いが待っていました…！
ダイヤモンドとロゼッタがジコチュー勢を喰い止め、
マーモ（鞭装備）は岡田と、イーラ（ナイフ装備）は
キュアソードとの戦いという全面戦争。

↑ムチ！

↑ナイフ！

そして「ここは俺たちが食い止める！先に行け！」と
キュアハートを王女＆レジーナの元へ向かわせました。
レジーナのこともあるからでしょうけども、王女奪還も
目的なんだし、ソードか岡田も一緒に行くべきだったんでは…？
ともかくマーモとイーラの武器が明かされましたが、
ベールの武器は何でしょね？

しかしそのベールは戦いには参戦せず、レジーナを使って
キュアハートを罠にかけます…！ベール曰く、ショータイム。
戦闘中のプリキュアさん達にもその光景を中継しました…！
地面に開いた穴に2人を落とし、クモジコチューの糸を垂らす。
そして穴の底には煮えたぎるマグマ…！
頼みの糸は本来1人分の重さにしか耐えられないという、
まさに芥川龍之介の『蜘蛛の糸』。
力を封じられて飛べないレジーナを背負った状態で
キュアハートは精一杯糸を登ろうとしますが、
今にも糸は千切れそう。無情なベールの声が聞こえます。

「他人を想うから裏切られる
他人を気にするから単純な罠にもかかる
やっぱりジコチューこそが最高だなあ」
違う、人を信じなきゃ幸せになんてなれないと
必死に反論するキュアハートですが…。
ベールはどの道2人とも始末するつもりでした。
2人もろともマグマに落ちれば、愛など何の役にも
立たないことを証明させられるし、レジーナが
キュアハートを犠牲にしたとしても、ベールが
糸を切るつもりだったようです。
ベールはジコチューのナンバー2（トゥー）、
そしていずれは…の下剋上を企んでいたのでした。
いや、長いものに巻かれるその姿勢は一貫してるんですがねw
ちょっと前までレジーナに媚び媚びだったのに、今度は
キンジコ様に尻尾ふりふりでレジーナのことも
「後の始末はわたくしにお任せを」だし。
レジーナの始末がてら、さらに上を目指そうとするとは
やるなこいつ…！

さて、レジーナは思う所あったようです…。
「あたしとマナは、何なのかな」
マナは当然「友達だよ」と答えます。
思えば、マナの姿勢も変わりませんでした。
どんな時もレジーナを信じて友達と思っていた。
そんなマナと接するうちにレジーナにも変化があったようです。
「マナに優しくしてもらうと胸がドキドキするようになったの
マナが辛そうな顔をすると胸がズキズキするようになったの」
それは人を思いやる気持ち、愛だとキュアハートは教えます。
「これが…愛なんだ…」
自分に起こった変化の正体を知ったレジーナは、なんと自ら
キュアハートの背から手を離しました！
「マナ、大好き」という言葉を残して、まるで愛に殉ずるように…！

…ですが我らがキュアハートは、簡単に死なせたりしません！
なんと足でがっしりレジーナを掴み…「諦めちゃダメ！」
続く台詞もステキすぎました…。
「こんなの全然ピンチじゃないよ！
あたしを誰だと思ってるの！？あたしは
大貝第一中学生徒会長よ！フンっ！（←鼻息）」

生徒会長はみんなの笑顔のためならレジーナのパパよりも
強くなれるんだから！…だそうです…。
呆れたベールの「さっさと落ちろ！」にも
一言「お断りです！」ときたもんだ。
糸が切れても壁を登ればいい、壁が崩れても
きっと方法はある。
芥川版『蜘蛛の糸』とはまるで真逆の流れです。
王女やレジーナの件でキュアハート（マナ）の
イケイケっぷりも最近なりを潜めてましたが、やはり
マナが元気だとスカッとしますなコレ。
まさに宇宙一の生徒会長です(笑)
そして、その前向きさがレジーナに笑顔を取り戻させ…
奇跡が起こりました。
「何だろう…すごく…ドキドキが…高鳴る！」
なんとレジーナがプリキュアに変身…ではなく
レジーナの封印が解けて力が戻りました。

ベールがけしかけたクモジコチューもぶん投げちゃった！
あとのジコチュー達も、プリキュアさん達が
ラブリーフォースアローで浄化です。
…大量のプシュケーはどこに戻るんだろう…。
トランプ王国国民だとしたら、今戻っても…ねえ…。

しかし、ここからは時間勝負です。
王女とレジーナの奪還は果たしたのですから
急いで人間界に戻らなければいけない。
何せキンジコ様はお怒りです！

どさくさに紛れて岡田がアン王女を奪還するも、怒りの
キンジコサンダーは乱れ打ち状態！
さらにプリキュアと心を通わせたことを咎められ、
またも始末されそうになるレジーナ！
なんとピンチのレジーナを助けたのはソードでした。
レジーナがマナを助けようとした姿は、ソードの心も
動かしたのでしょう…。

そしてレジーナはキュアハートの手をとって走り出しました。
とはいえ仮にも親子だけあって、情は捨てきれないようです。
人間界へ向かう途中も浮かない顔のレジーナ。
「これで…よかったんだよね…」
強くキュアハートの、マナの手を握るのでした…！

って、ストーリー的には完全にレジーナが
5人目のプリキュアなんですけど…。
予告の新プリキュア『キュアエース』は
まさにアン王女その人のお顔です！！え、マジ？？

いや…エースって「1」だし、王女の「アン」って名前も
アン、ドゥ、トロワの「1」だから…疑いの余地はなさげ。
それにしても前回「もうすぐ登場」って言ってたけど
もう出るのかって感じです…。