2015 - 07/07 [Tue] - 02:38

今回からOPのカナタ王子が
いなくなっておられたんですけど
これは何を意味するのか…！

Go！プリンセスプリキュア第22話
『希望の炎！その名はキュアスカーレット！』
の感想です。

今週のあらすじ
カナタとは離ればなれになったものの
ディスピアの元からトワを取り戻した
はるか達。再び絶望に沈みそうになる
トワの前に、ディスピア様が現れる…！

ホープキングダムでの戦いが終わり
ノーブル学園に戻ってきたはるか達。
ゆいちゃんが待っててくれた！

トワイライト改めトワを連れて帰って
どうするんだろうと思ってましたが
まずはゆっくり休むことに。
しかし眠れないはるか、
カナタのバイオリンを見つめます…。

一方のディスダークではシャットが
今はもういないトワイライトを想って
傷心の模様（笑）
…そこにディスピア様は不在…？

また場面が変わり、今度はトワと
カナタの小さい頃の思い出のようですが
トワの弾いている曲は…、トワイライトが
いつも弾いていた少し悲しげな曲…？
この時点でアレ？って気はしましたが…。

「失敗しても一歩ずつ取り返していけばいい。
それが、グランプリンセスへの道だよ」
「わかっていますわ。でも、早く上達して
お兄様とこの曲を弾きたいのです」
まだバイオリンをうまく弾けなかったトワ、
この時は自分から「もう一度ですわ」と
トライできたのですが…。
学園の一室…星型のぬいぐるみがあったけど
きららの部屋？で目覚めたトワは自身が
トワイライトであった時の記憶を思い出してしまう…。
傍らにあった黒いままのプリンセスパフュームと
ブラックキーが、その記憶が夢ではない証拠…。

あてもなく歩くトワが耳にした音色の先には…
カナタが弾いていた曲を練習するはるか。

夕暮れと昼間、2人の立ち位置…。
13話ではるかとトワイライトが
出会った構図と対になってるんですね！
いい対比だぜ…！

はるかは、妹であるトワが持っていた方がいいと
カナタのバイオリンをトワに渡そうとするも…
「やめてください！そんなもの…
もう…見たくありません…」
おお…沢城ボイスではるかに対して
敬語です…！新鮮ww

トワがバイオリンから目をそらすのは、
それがトワにとって叶わない夢の象徴だから。
…と説明して下さったのはディスピア様！
なんと自ら人間界に！
…ということは、カナタは…？

ディスピア様、捨て駒にしようとしたくせに
トワに未練がある感じにも見えました。
枯れ果てるまで絶望を吸い尽くしに来たとは
言ってたけど、わざわざご足労するくらいですしね…。
「辛いか？現実が…。しかし、全ては
もう手遅れだ…。こんなことになるのなら
私の娘のままでいればよかったのに。
お前の夢など最初から終わっていたのだ。
お前が自分で私の森に足を踏み入れた時にな。
さあ…いい子だ…。そのまま絶望しろ！」
しかしものごっつい迫力で絶望オーラと共に言葉責め！
これはキツい！！はるかも動けないほどです。
ディスピア様の魔力のツタに、トワは
取り込まれてしまい…。

ディスピア様の絶望オーラが学園まで到達！
はるか達は変身バンクカットで立ち向かいます。
「絶望の魔女ディスピア！お覚悟はよろしくて？」
ついに決め台詞がディスピア様に！

しかし…トワの絶望を吸ってパワーアップしている
ディスピア様は圧倒的強さ…。
それでも、カナタに託されたトワだけは
助けたいと、プリンセスプリキュアは立ち上がります。
もう1度、トワを絶望から救い出すために。
ところで、パフって飛べましたっけ…？
なんか普通に浮いてますが！

ミーティアハミング、フローズンリップル、
フルムーンハミングにリィストルビヨン…
必殺技祭りで、フローラはトワの元へ。
フローラはもちろん、サポートにまわった
マーメイドとトウィンクルもここからが正念場。
小娘どもとプリキュアを一喝するディスピア様が
とんでもない迫力ですもの…！

フローラは引きこもった…いえ囚われた
トワと対峙。バイオリンを弾こうとするも、
カナタや国、自分の罪を思い出すとトワは拒否。
帰る場所も、グランプリンセスの夢も、
自分にはもう何もないと言いますが…。

「なれるよ。心から望めば、きっと夢は叶う…。
カナタは…私にそう教えてくれたよ…」
フローラの涙が落ち、トワの足元にも
カナタのバイオリンが落ちてきますが…。

手に取ることを怖がるトワに、はるかは
カナタが弾いていた曲を奏でます。
「どんなに失敗したって、一歩ずつ
取り返していけばいいんだよ」
それは、いつかカナタがトワにかけた言葉と同じ…。

重なる姿、重なる言葉、重なる想い…。
トワもバイオリンを手に取り、弾いたのは
いつもの、少し悲しげな曲…ですが
フローラもあることに気がついてまた弾き出します。
合わさっていく、2つの音色。

なんとこの曲は、カナタの曲と重なる曲。
短調と長調が織りなす、もともと
1つの曲だったのです！
いやーこう来ましたか！ゾクッとしましたよ！
トワの記憶が封印されていて、
トワイライトであった時も、たしかにずっと
2人は繋がっていたんだなあ…。
「いいかい？トワ…。どんなに辛いことがあっても
あきらめちゃいけない。常に人々の夢を照らし続ける
希望の光…。それがグランプリンセスなんだよ」
いつか聞いたカナタの言葉に、わかっていますお兄様…
と答えて、トワはカナタの姿に重なるフローラと演奏♪
ついに絶望を振り払った！

もう2度と絶望しないと誓ったトワは…
「一度犯した罪は…二度と消えない…。
でも…心から望めば…！なら私は、
この罪と共に…この罪を抱いたまま…
もう一度…グランプリンセスを目指す！」

トワの周りに巻き起こった青い炎の中に
灯った3つの小さな光。それを掴んだトワがは
今度は真っ赤な炎と共に地上に降り立ち…
炎に浄化されるように輝きを取り戻した
パフュームと、姿を変えたブラックキーで
「プリキュア・プリンセスエンゲージ！」

小指が立ってるのがいい感じです！
「深紅の炎のプリンセス！キュアスカーレット！」

鮮やかな、まさしく炎のスカーレット色をまとって、
今度は勇壮なバイオリンの音色と共に
ディスピアに立ち向かいます。

そういえば、スカーレットになっても
とんがり耳のままなんですね。
トワの時は髪で隠れてるし、カナタも
自然に耳を隠す髪型だからわからなかった…。
うまく兄妹であることを隠してたもんだぜ（笑）
「闇を払い、夢を照らす希望の炎！
いつの日かお兄様とホープキングダムを
取り戻すその時まで…ディスピア！
私はあなたと戦う！
さあ、お覚悟を決めなさい！」

武器は、カナタのバイオリンが変化した
スカーレットバイオリン。
モードエレガントにチェンジして
使うキーはフェニックスキー。
「羽ばたけ、炎の翼！
プリキュア・フェニックスブレイズ！」

炎の中から蘇る不死鳥を召喚し
ディスピア様をすら圧倒します。
「トワイライト～～！！」という
叫びを残してディスピア様が退いた！
「ごきげんよう」
まだ倒せてはいないとはいえ
強い、強いですキュアスカーレット。
そして、スカーレットは感じました。
「キュアフローラ、お兄様はどこかで…
生きています。感じるのです。
このバイオリンを通して…」

きっとまた会えるとフローラに微笑む
スカーレット。4人目のプリンセスの誕生です♪

追加戦士初お目見え回はいつだって見応えが
あるのですが、この22話はすごくやられた感が
ありました…。演出も、BGMも…。
だけどまずは
「私はもうトワイライトじゃない！」が、
私はもう、イースじゃないと言っていた
キュアパッションを思い出します。
しかしまさかあのバイオリンの曲が
1つの曲だとは！
キュアスカーレットのモチーフにしても
永遠の命を持ち、死の淵から蘇る
不死鳥…。くう～格好いい！ずるい！（笑）
絶望の檻がカゴっぽいこと、ディスピア様や
三銃士もどうやら鳥モチーフのようですが
ここに来て不死鳥来たー！

しかし、もう1つすごいのはカナタという
キャラですね。劇中、派手な動きはないものの
彼がいなければはるかはプリンセスの夢を
追えなかったかもしれないし、はるかが
トワに前を向かせてあげることも
なかったでしょう。
カナタのバイオリンが姿を変えて
スカーレットの武器になったことも、
同じ場所にいなくても、一緒にいることを
感じさせてくれます。
ただ、現時点ですでに3つあるスカーレットの
キーはもともとディスピア様が
出したものなわけで…。
そうなると、ディスピア様がこのまま
ラスボスなの？という気もします。。

ともかく、次回はトワお着替え回。
世間ずれ＆しばらく隔離生活のトワが
何やらかしてくれるやら楽しみです。
ま、パフとアロマのメイドと執事、
ミス・シャムールもいるから大丈夫でしょうw
彼らにとっても希望の光が帰って来たのだし！
では次回までごきげんよう～。