メディアによる『2ちゃんねる非難タブー解禁』への幕開け。 |
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昨日お伝えした、 毎日新聞さんによる元旦の一面二面、三面を飾った、 『2ちゃんねる非難』の記事。
各記事に関するコメントはまた後日、 追々追加していくつもりですが、
まずその前に昨年秋からのこれまでの、 メディアによる2ちゃんねる非難への流れについて、 簡単に解説しておきたいと思います。
このブログを以前よりお読みいただいている皆様には、 ご存知の方も多いかと思いますし、
これまでここでも取り上げてきたので、 流れが見えている方も多いかもしれませんが、 敢えてもう一度、 今回の毎日新聞さんの記事が出るまでに、 どのような流れがあったか?
ご紹介したいと思います。
先ず初めに『2ちゃんねる非難』の記事が踊ったのは、 夕刊フジさんの紙面からでした。
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09月23日【夕刊フジ:一面】
2ちゃんねる管理人が失踪と報道。 2ちゃんねるの訴訟とその賠償金未払いの実態を報道。
※この報道はTBS系の情報番組にも紹介される。
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10月03日【夕刊フジ】
プロゴルファーの北田瑠衣選手が2ちゃんねるを相手に 訴訟を起こしたことが伝えられる。
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11月上旬【夕刊フジ】
2ちゃんねるの卑劣な悪事を報じた内容が、 8日間連続で特集として報道される。
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そしてその後、メディアでは『いじめ問題』がクローズアップされて 報道されるようになります。
このブログでもコメント欄に書かれていた方がいらっしゃいましたが、 この『いじめ問題』でのいじめた側の発言に、 2ちゃんねる流屁理屈と酷似する、 「いじめられる方が悪い」 という内容が見受けられていました。
この『いじめ問題』と『2ちゃんねる問題』。 実は非常によく似た性質を持っています。
また後述致しますが、 場所が「学校か?」「インターネットか?」 という違いだけで、 陰湿さ、悪質さには通ずる部分が多分に含まれているのです。
そして「いじめ問題」が、 「ネット上でのいじめ問題」=「2ちゃんねる問題」へと、 報道の流れが徐々にインターネットの世界へと 移ってきていたことに、 お気付きの方も多かったのではないでしょうか?
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12月04日【産経新聞】
ネットに事故死の児童写真無断掲載 トンデモ小学教諭を告訴へ この事件はTVなどでも大々的に報道されていた為、 ご存知の方も多いかと思います。 このような惨い誹謗中傷・・・。 これは2chが舞台ではありませんでしたが、 このようなことは2ちゃんねるでの日常であり、 2ちゃんねるを中心に広まっている事象でもあります。
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12月13日【朝日】
ネットで集団中傷され、中3男子が転校 宮城県警が捜査 2chでの日常として行われている被害が、 2chに毒された子供たちによって行われているという典型例であり、 いじめ問題と2ちゃんねる問題の関連性を考えさせられる事件です。
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さらにその非難の高まりの中、12月10日、 今度はNHKの『日本のこれから』の中で、 『ネット社会』という題名での番組が放送されます。
【関連記事】 NHK『日本のこれから』を見て。 NHK『日本のこれから』~コメント欄のご意見~
この番組では『2ちゃんねる』を名指しで非難するものではありませんでしたが、 明らかに2ちゃんねるを指しての問題を指摘する内容でした。
更に陰湿なことに、 2ちゃんねる側は出演していた2ch被害者女性に対して、 脅しなどど卑怯な行為を行います。
【関連記事】 卑劣!「NHK・日本のこれから」出演者に殺害予告!
ここで特記すべき点は、 『NHKだからこそ、TVでの問題提起ができた』 という点です。
実は私自身も、 「もしTVでの2ch問題提起が始まるならば、NHKからやるのが一番良い」 と思っていました。
それは何故か?というと、 『2ちゃんねるの卑怯な人質戦法』というものがあるからです。
これまでも幾度か行われてきましたが、 2chにとって都合の悪い報道を行ったメディアがあった場合、 彼らはその番組そのものを攻撃するだけではないのです。
その『スポンサー』への『不買運動』を行い、 更にそのスポンサーの不評のデマをネット上に流し続けるのです・・・。
実はメディアが大々的に2chを非難できない原因は、 この『人質戦術』にあるからなのです。
だからこそ、スポンサーのいないNHKから。 2ch非難は始まるのが得策だと言えるのです。
これが昨年末から大きくなってきた、 『メディアの2ちゃんねる非難報道』のおおまかな流れです。
私の予想では、 この後、お正月のお祝いムードが過ぎた後に、 段階的にいじめ問題から2ちゃんねる問題へと、 焦点がシフトしてゆくものだと考えておりました。
しかし、毎日新聞さんが元旦にここまで大々的な記事を掲載。 元旦の記事というものは、 その一年の報道の流れのスタートでもあります。
そこに2ちゃんねる非難の記事が、 あんなにも大々的に掲載された・・・。
以下は実際の紙面の画像ですが、 『2ちゃんねる』と大きな文字で一面に表示。
枠割もかなり大掛かりになっています。
元旦の一面。 そしてこの力強いコマ割・・・。
2007年は『2ちゃんねる非難報道』が大々的に行われる。 そんな可能性を強く感じざるを得ません。
更にお正月のバラエティ番組の中でも、 具体的ではないものの、 いじめの問題の中にちらりとインターネットの話を、 「うっかり」という感じで混ぜてしまう芸能人の方の、 生放送での発言をいくつか耳にしました。
もしかしたら、そういう話が、 舞台裏で流れているのかもしれません。
はっきり言ってこの毎日新聞さんの報道は予想外でした。
根本的にこのブログは、 「メディアがきちんと報道しやすいように」 ネットの中できちんと2ちゃんねる問題の認知度を上げておく。 そういう目的が強くあります。
私は以前、第一段階から第二段階に、 このブログの力が発揮できる状態が移ったお話をしましたが、
私の計画では第二段階が成功したあと、 第三段階を用意しているのですが、 その第三段階が力を発揮したあとに、 メディアの方々が報道しやすくなる状況が出来上がり、
やっとそこから、 メディアの方々に2ちゃんねる問題の報道をお願いしていこうと思っていました。
しかし、もしかしたら順番が逆になるかもしれません。 メディアの報道が大きくなれば、 第二段階の成果を待たずして、 第三段階へと移っていけることになるかもしれません。
これはまた、折を見て 第三段階についてお伝えします。
2ちゃんねるができて、もう7年。
その間に、一体何百人、何千人の被害者が生まれただろうか。
今年が『犯罪生産装置2ちゃんねる』の最期の年になることを、 願って止みません。
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