イギリスで、音楽教育を目的としたキャンペーン「Music Matters」がローンチされました。元CMO Management(Blur, Gorillaz)で現ユニバーサルのNiamh Byrne氏が発起人となりスタートしたこのキャンペーンには、既に多数のミュージシャン、小売店、レーベル、マネージメントがサポートを表明しています。コピペですが、ローンチの時点でオフィシャルサイトに発表されていたアニメーションに参加したアーティストはBlind Willie Johnson, The Jam, John Martyn, Nick Cave, Sigur Ros, Kate Bush, the Fron Choir。ローンチ・パーティにはRay DaviesやBernard Butlerも来てたんだとか。小売店に関してはHMV, Tesco, Rough Trade(彼らはレーベルでもあるけど、多分小売としての参加だと思います)に加え、Spotify, We 7, 7Digital等の主要オンライン・ミュージック・サービスが名前を連ねています。後、オフィシャルサイトには出てこないですが、CMO Managementとユニバーサルはもちろん、Sonyやコロンビアもこの雰囲気だとサポートに回っている気配なので、メジャーレーベル始めとしたサポートがありそうです。
Half of them focus more on 'why music mattered' to the creators being documented than why their music mattered to others, and even those that do explain why music matters to the wider world - to bring together communities in times of strife, to promote love and peace etc - don't then go onto explain why this means you should pay to access music rather than taking it for free. ((オフィシャルサイトにアップされているアニメーション作品の)半分は、「何故音楽が人々にとって重要なのか」というよりも「何故音楽がそのクリエーターにとって重要なのか」にフォーカスしている。しかも、例えばlove&peaceを広めるために、この争いの時代には、音楽が世界中のコミュニティを1つにするための重要な意味を持っているといったようなことすら説明していない。だから、これらアニメーションは、音楽はタダで手に入れるのではなく、音楽にアクセスするためにお金を払うべきである理由を説明するとこまでは至っていないのだ。)
イギリスの音楽産業、特にデジタル・ミュージックと音楽産業における環境問題対策に関するブログ。スコットランド大学院留学記も。 管理人は、スコットランドのグラスゴー大学大学院ポピュラー音楽学コースを修了し、帰国。音楽好きの普通の会社員をしています。お問い合わせは cielo0818_ls [at] hotmail.com までお気軽にどうぞ。 A blog dedicated to topics of the UK music market in particular digital music, copyright and environmentalism in pop music.