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2008年5月13日 (火曜日)

【少女革命ウテナ】ピーパパスとビーパパススタジオ

 昨日、ゲームについて書いていて、ちょっと気になったことがあるので書いておく。

 ピーパパスとビーパパススタジオは別のものだ。ビーパパスは『少女革命ウテナ』のための企画原作チームで構成メンバーは、幾原邦彦さん、さいとうちほさん、榎戸洋司さん、長谷川眞也君、僕の5人。ビーパパススタジオは『ウテナ』のために用意した仕事場で、そこにアニメーターさん達に入ってもらっていた。ビーパパススタジオは会社ではないけれど、一時期はチームみたいになっていて『ウテナ』のTVと映画版の間には、『アキハバラ電脳組』各話の演出・作画を担当している。桜井弘明さん、高橋亨さんが演出、川嶋恵子さんが作監をしているのがピーパパススタジオの回だ。それから、『アキハバラ電脳組』のアニメ雑誌の版権も、大半がビーパパススタジオが作画している(『アキハバラ』のアニメ誌の窓口も僕がやっていた)。

 スタジオを始めた時から、ビーパパスとビーパパススタジオが混同されるのではないかと心配していたのだけど、やっぱり混同されていて、ネット等で間違った記述を見かける事がある。いや、混同されても何か問題があるわけではないんだけど、ちょっと気になっている。

 ビーパパススタジオは人数が少ない割りには、相当に広いスタジオだった。今だったら、JCスタッフの中にスタッフルームを作ってもらうだろうし、実際にそういう話もあったのだけど、あえて自分達でスタジオを借りた。今思うと無茶な事をしたものだ。JCスタッフの方に紹介してもらって、閉鎖されるアニメスタジオに作画机を買いに行ったのも、いい思い出だ。

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