「時をかける少女」がアヌシー国際アニメーション映画祭で長編映画部門特別賞を受賞
角川さんから、アヌシー国際アニメーション映画祭に関するプレス資料をいただきました。以下にもらった原稿をそのまま掲載します。
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「時をかける少女」がアヌシー国際アニメーション映画祭で長編映画部門特別賞を受賞
劇場用アニメーション「時をかける少女」(細田守監督)が、6月16日、フランスで開催された第31回アヌシー国際アニメーション映画祭において、2007年の長編映画部門の特別賞(Featue films :Special Distinction)に選出されました。
アヌシー国際アニメーション映画祭は、毎年フランスのアヌシーで開催される世界4大アニメーション映画祭のひとつ。主催者によると今年は約50カ国、延べ6万人以上が参加しました。
アヌシー国際アニメーション映画祭ではこれまでに、日本作品では1995年の長編部門グランプリに高畑勲さんの『平成狸合戦ぽんぽこ』が、2003年の短編部門グランプリに山村浩二さんの『頭山』が選出されています。
今回の長編映画部門は、従来の公式出品の5作品程度の枠を9作品に拡大。グランプリにあたるクリスタル賞だけでなく、審査員が選出する特別賞と、観客による観客賞の主要3部門が設けられました。 「時をかける少女」はその特別賞の第1回受賞作品ということになります。
審査員のひとりは、細田監督に対し「時をかける少女」の受賞理由を、「映像表現がシンプルだが丁寧で好感が持てる。タイムリープという設定を十分に生かした魅力的なストーリー。スタッフのひとりひとりが楽しんで作ったことが伝わってきた」とコメントしました。
賞を受け取った細田守監督はステージで、
「ありがとうございます。皆様のお陰で、こんなにすばらしい映画祭に呼んでいただき、このような賞までいただけたことにスタッフを代表してお礼申し上げます」
と、コメントしました。
「時をかける少女」は、国内では昨年7月15日から、今年の4月20日まで40週にわたって公開されました。海外ではすでに台湾で公開され、6月14日からは韓国で公開されています。フランスでは7月4日からの公開が予定されており、今回の受賞はその興行に大きく弾みをつけそうです。
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