『〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』 第20話「鬼物語 しのぶタイム 其ノ肆」を観ました。
<ストーリー>『くらやみ』から逃れ、潜んでいた山から下山した暦たちを待っていたのは、「何でも知っている」を自称する臥煙伊豆湖だった。
彼女は暦に、『くらやみ』について説明をする代償として、自らの願いを3つだけ聞いて欲しいと頼む。
その申し出を受けるしかない暦は、彼女の願いをすべて承諾する。
そして、伊豆湖が語る『くらやみ』の正体と目的を聞いて、暦は・・・・・・。
泣いたわ。(T^T)
予想外の展開だったよ。
そりゃ、真宵の名前を冠した『まよいキョンシー』で忍の方が出番が多かったように、今回の『しのぶタイム』では真宵のほうが出番が多くなる可能性はあると思っていた。
だけど、こんな結末になるとは・・・・・。
ホント、ヤラれたって感じです。
振り返ってみれば、忍と真宵の物語ってサブタイトルを逆にしても成立するようになっているように思う。
『真宵キョンシー』では、忍の能力でタイムスリップする話だから『しのぶタイム』となってもおかしくない。
逆に『しのぶタイム』では、じつは真宵が幽霊の幽霊のような存在になって何ヶ月も過ごしていた・・・・・いわば、キョンシー状態だったと言えますからね。
その辺、言葉遊びが好きな作者さんだけのことはあるなと、ちょっと関心。
それにしてもこの結末は、悲しいですよね。
このセカンドシーズンは、終わり方が切ない話が多いよ。
『つばさタイガー』では、羽川の失恋シーンで涙。(T-T)
『真宵キョンシー』では、世界を滅ぼしたあとボロボロになったキスショットの最期が切なかった。
『なでこメデューサ』では、ラスボスにならなければ生きていけなかった撫子、そして撫子を倒さなければならなくなった阿良々木くんの心境を考えると、やっぱり切ないっすよ。
その流れで、真宵の退場ですからね。
ガハラさんや羽川、シスターズのことまで語った後での、真宵の、あの渾身のキスにどれだけの想いがこもっていたのか・・・・・・そう考えると、
阿良々木くんに殺意を本当に切なくて仕方がない。
でも、
真宵は今度こそ、成仏できたんだよな。
良かったと思わないと。>それでも、涙と鼻水が止まらんけどさ。。°°(>_<)°°。
それにしても、
Cパートでこの件を忍野扇に阿良々木くんが語った後、彼女がなんとも不穏なことを言っていましたね。
自分には『仕事』があると。
そして、その『仕事』とは「道から間違っているものを正し・・・・・嘘つきを罰する」
それって・・・・・・『くらやみ』そのものじゃないか。
彼女は一体?!
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・撫子が自分のことをラスボスと言っていましたが、果たしてそれは正しいのだろうか?
撫子がメデューサ化するのも、扇が関与していたことをクチナワが語っていましたからね。
本当のラスボスは、扇なんじゃないか?
・・・・・そんな風に考えてしまいましたよ。
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