クォリティの高いWEBデザインをハヤク作るコツ
素早くプロのワザを学びたいならばまずは模倣から。
絵画を勉強する人はまず巨匠の絵を模写することから始めます。
まずはこのサイトを見てみましょう。
まさにモンスター級のWEBデザインテンプレートの宝庫
約9,000種類の商用テンプレートを閲覧できます
(ドルで売ってます)。
商用だけあってクォリティもそこそこ高く、Ajaxを使った画像プレビューで、カーソルを載せるとサイト全体が表示されて便利
これらのテンプレートをぜひ参考にしましょう。
サイトの全体像をPrtScでキャプチャして、PhotoShopやIllustratorのバックに敷き、原寸大に引き延ばしてパーツの外形を参考にします。
ワンポイントの画像や丸テーブル、COOLなボタンなど、色替えしたりして作ったらハヤイでしょう。いくつかのサイトを持ってきて気に入ったパーツなどを組み合わせます。その後で色彩を整えたり自分流のアレンジを加えるようにしましょう。
この方法をとること自体、「それじゃデザインじゃなくただのパクりじゃないか」とプライドが許さない人もいるかもしません。
僕自身当初そうで、自分しか編み出せないオリジナル作品を追及しようと思っていました。
しかしそれでは遅い。遅すぎる。何事も上級者の真似からです。僕が話したプロの数人は、今まで見てきたWEBデザイン、もののデザイン、雑誌のデザイン、街並み、あるいは自然風景、様々なものを頭の中で組み合わせています。その訓練を繰り返ししているから、パッと頭に浮かんだときにそれを実現する速度が速い。
それである時発想の転換をしました。
クリエイターというのは「創造する人」ではなく、コーディネーター(組み合わせる人)ではないかと。
アイデアとはインプットした自分の引き出しから引き出すもの。鉛筆と消しゴムを合わせて鉛筆消しゴム。
それから机の上で自分流のデザインばかり生み出そうとしていたことの無駄に気づきました。プロのサイトを参考になぞって作っていると、サイトのバランスや細かいパーツの手の入れ方など、とてもハヤク吸収できるのです。
WEBデザインをハヤク学習するコツ。プロのサイトを参考にして作ってみることです。
最初はね。商用っていうともちろんまずいけど。慣れてきたら見ないで作れるようになるし、自然と自分の好きな組み合わせが作れるようになる。
テンプレートモンスターは格好の修行場となれるのではないかと思います。