VOYAGE GROUPでは、人を軸にした事業開発会社として、

多くの事業責任者がおり、彼らが実際に事業を推進して

いるのですが、事業責任者に対して僕が期待していること、

考えていること、話していることをまとめてみました。


もちろん僕自身、これが全部出来ているわけではないし、

課題も多いわけですが、だからこそ、これを率先して

意識していきたいと思います。
 

■VOYAGE GROUP事業責任者心得

1.事業責任者は、誰よりも志高く、情熱的でなければならない。何もない中で自らの魅力で仲間を増やさなければならない。そして周りにその情熱を伝播させ、ホットなチームを作らなければならない。

 

2.事業の成長が個人の成長機会を作り、成長機会が個人の成長を促し、個人の成長が事業の成長に繋がっていく。事業責任者の仕事とは、持続的かつ大きな成長サイクルをつくることである。

 

3.事業責任者は、予算の達成だけに囚われてはいけない。仲間に対してあらゆる機会を通じてビジョンを語り、理解させ、ワクワクさせなければならない。仲間がビジョンを自らの言葉で語れるようにしなければならない。

 

4.事業責任者は、一を見て十を想像しなければならない。全てを知ることはできないからこそ、見えないものを想像する力を養わなければならない。誰よりも早く危機やチャンスを想像出来るようにならなければならない。

 

5.事業責任者は、競合企業を狭く定義したり、過小評価してはいけない。むしろ競合企業の定義を大きく捉え、常に過大評価して危機感を持ち続けなければならない。

 

6.事業責任者は、リスクをとって挑戦し続けていかなければならない。小さな挑戦からは小さな成長しか生まれない。意志と算盤を持って大きな挑戦をしていかなければならない。

 

7.事業責任者は、率直な態度、透明性を通じて、仲間からの信頼を得なければならない。一方で嫌われるのを恐れてはいけない。仲間から嫌われるような決断を下す勇気も持たねばならない。

 

8.事業責任者は、社外のパートナーと積極的に良い関係を構築しなければならない。困ったときに助けてくれる味方を社外にも作らなければならない。

 

9.事業責任者は、多数決で物事を決めてはいけない。自分の決断に責任を持たなければならない。多数決は責任の所在を不明瞭にするだけである。

 

10.事業責任者は、自分の仕事を引き継げる人を育成しなければならない。自分の仕事を奪われることを恐れてはいけない。自らの新しい可能性を押し広げていくことが事業と組織の成長に繋がっていく。