Cannes Report : CyberLion金賞受賞作2
昨日のデンマーク戦、すごかったですねえ。
勝てたことも凄かったですが、
3-1という点差だったことはさらにビックリ。
開幕直前の短い間に
勝てなかった戦術を修正して勝利の方程式をあみだした
岡田監督の株上がりまくりですね。
こちらフランスでもデンマーク戦は
大盛り上がりを見せており
カンヌの街中の各所で歓声があがっていました。
さてさて、
カンヌレポート、サイバーライオンの金賞受賞作紹介。
昨日のつづきを書きます。
INTERACTIVE CATALOGUE / IKEA / IKEA / MOBILE DREAMS FACTORY Madrid, SPAIN
→キャンペーン紹介ページ
IKEAのインタラクティブカタログ。
今年iPhoneのアプリを使った企画がたくさん出ていた中で
この企画がサイバー的にはベストだった
という感じでしょうか。
アプリを立ち上げ
40個ぐらい用意された家具のアイテムの中からひとつを指定すると
iPhoneのカメラが映す部屋の光景に
指定した家具が自動合成され、
部屋に置いた感じがシミュレーションできるというもの。
家具は大きさを変えたり、サイズを変えたりできると同時に、
決めた構図でシャッターを押すと
家具が合成された部屋の写真が撮れます。
iPhoneという携帯電話の進化が実現した結果、
商品カタログのありかたも
劇的に進化することを予感させるクリエイティブでした。
HANDWRITING / COMERCIAL ARGE / PILOT PEN / GREY ESPAÑA Barcelona , SPAIN
→キャンペーン紹介ページ
→サイト
日本の万年筆メーカーPILOTが制作した
手書き文字フォント作成ツール。
ウェブサイトにアクセスし専用テンプレートを印刷。
そのテンプレートにアルファベット26文字を手書きし
PCについているカメラで取り込むと
サイトが手書き文字を自動解析し
手書き風フォントを作成してくれるというもの。
あ、手書き風じゃないですね。
ほんとの手書きフォントっていうことですね。
そのフォントを使って
キーボードから文章を入力すると
その人なりの個性あふれる文章が打ち出される。
手書きの素敵さをあらためて認識させる企画になっています。
よくできてます。はい。
FACEBOOK SHOWROOM / IKEA / DEPARTMENT STORE / FORSMAN & BODENFORS Gothenburg, SWEDEN
→キャンペーン紹介ページ
IKEAの新店舗告知のためのプロモーション企画。
ポイントはFACEBOOKの既存機能を賢く使って
プロモーションを組み立てているところ。
FACEBOOK上に登録されている店長さんページに
2週間の間に12枚のインテリアフォトがアップされていくのですが
ユーザーさんは
そのフォトの中にあるIKEAの商品部分に
自分の名前をタグしていきます。
そして最初に商品を発見し最初に名前タグを埋め込んだ人に
その商品が当たる
というプロモーションだったようです。
FACEBOOKがショールームになる、
そして同時にプロモーション装置になる。
というユニークな仕掛けアイデアが評価のポイントとなりました。
MONOPOLY CITY STREETS / HASBRO / MONOPOLY CITY GAMEBOARD / DDB UK London, UNITED KINGDOM
→キャンペーン紹介ページ
超定番のボードゲーム、モノポリーの
Google Map連動プロモーション企画。
街に建物を建てていくゲームなら
今時流行のGoogle Map上でモノポリーできるようにしたら
面白くない?
というシンプルな発想でシンプルにつくられています。
ゲーム公開と同時に
初日から170万人がアクセスするという
大盛り上がりを見せ、
Google Map上の世界中の都市に
建物が建てられていきました。
Viral Videonのカテゴリーでは、
すでに紹介した2つのキャンペーンのMovieが
金賞を受賞しています。
GRAFFITI / AIDES / AIDES ASSOCIATION / TBWA\PARIS, FRANCE
→映像はこちら
PIANO STAIRCASE / VOLKSWAGEN SWEDEN / BLUEMOTION TECHNOLOGY / DDB STOCKHOLM, SWEDEN
ーーー
以上が今年のCyberLion金賞受賞作でした。
グランプリと金賞の全体を見た印象としては
・広告そのものが社会と関わっていく流れが重視されている。
・サイバーといえどもリアルな場との関わりが重視されている。
・ただ面白いではなく、意味のある面白さUTILITYある面白さが問われている。
・企画の芯の太さが問われている。
というような感じでしょうか。
マスとネットをNO BORDERにクリエイティブ設計することが
日常化し始めている昨今、
キャンペーン全体を統括するCDたちが全体設計に深く関わり
コンセプトの太い企画作りに乗り出してきている。
そんな気配も感じました。
勝てたことも凄かったですが、
3-1という点差だったことはさらにビックリ。
開幕直前の短い間に
勝てなかった戦術を修正して勝利の方程式をあみだした
岡田監督の株上がりまくりですね。
こちらフランスでもデンマーク戦は
大盛り上がりを見せており
カンヌの街中の各所で歓声があがっていました。
さてさて、
カンヌレポート、サイバーライオンの金賞受賞作紹介。
昨日のつづきを書きます。
INTERACTIVE CATALOGUE / IKEA / IKEA / MOBILE DREAMS FACTORY Madrid, SPAIN
→キャンペーン紹介ページ
IKEAのインタラクティブカタログ。
今年iPhoneのアプリを使った企画がたくさん出ていた中で
この企画がサイバー的にはベストだった
という感じでしょうか。
アプリを立ち上げ
40個ぐらい用意された家具のアイテムの中からひとつを指定すると
iPhoneのカメラが映す部屋の光景に
指定した家具が自動合成され、
部屋に置いた感じがシミュレーションできるというもの。
家具は大きさを変えたり、サイズを変えたりできると同時に、
決めた構図でシャッターを押すと
家具が合成された部屋の写真が撮れます。
iPhoneという携帯電話の進化が実現した結果、
商品カタログのありかたも
劇的に進化することを予感させるクリエイティブでした。
HANDWRITING / COMERCIAL ARGE / PILOT PEN / GREY ESPAÑA Barcelona , SPAIN
→キャンペーン紹介ページ
→サイト
日本の万年筆メーカーPILOTが制作した
手書き文字フォント作成ツール。
ウェブサイトにアクセスし専用テンプレートを印刷。
そのテンプレートにアルファベット26文字を手書きし
PCについているカメラで取り込むと
サイトが手書き文字を自動解析し
手書き風フォントを作成してくれるというもの。
あ、手書き風じゃないですね。
ほんとの手書きフォントっていうことですね。
そのフォントを使って
キーボードから文章を入力すると
その人なりの個性あふれる文章が打ち出される。
手書きの素敵さをあらためて認識させる企画になっています。
よくできてます。はい。
FACEBOOK SHOWROOM / IKEA / DEPARTMENT STORE / FORSMAN & BODENFORS Gothenburg, SWEDEN
→キャンペーン紹介ページ
IKEAの新店舗告知のためのプロモーション企画。
ポイントはFACEBOOKの既存機能を賢く使って
プロモーションを組み立てているところ。
FACEBOOK上に登録されている店長さんページに
2週間の間に12枚のインテリアフォトがアップされていくのですが
ユーザーさんは
そのフォトの中にあるIKEAの商品部分に
自分の名前をタグしていきます。
そして最初に商品を発見し最初に名前タグを埋め込んだ人に
その商品が当たる
というプロモーションだったようです。
FACEBOOKがショールームになる、
そして同時にプロモーション装置になる。
というユニークな仕掛けアイデアが評価のポイントとなりました。
MONOPOLY CITY STREETS / HASBRO / MONOPOLY CITY GAMEBOARD / DDB UK London, UNITED KINGDOM
→キャンペーン紹介ページ
超定番のボードゲーム、モノポリーの
Google Map連動プロモーション企画。
街に建物を建てていくゲームなら
今時流行のGoogle Map上でモノポリーできるようにしたら
面白くない?
というシンプルな発想でシンプルにつくられています。
ゲーム公開と同時に
初日から170万人がアクセスするという
大盛り上がりを見せ、
Google Map上の世界中の都市に
建物が建てられていきました。
Viral Videonのカテゴリーでは、
すでに紹介した2つのキャンペーンのMovieが
金賞を受賞しています。
GRAFFITI / AIDES / AIDES ASSOCIATION / TBWA\PARIS, FRANCE
→映像はこちら
PIANO STAIRCASE / VOLKSWAGEN SWEDEN / BLUEMOTION TECHNOLOGY / DDB STOCKHOLM, SWEDEN
ーーー
以上が今年のCyberLion金賞受賞作でした。
グランプリと金賞の全体を見た印象としては
・広告そのものが社会と関わっていく流れが重視されている。
・サイバーといえどもリアルな場との関わりが重視されている。
・ただ面白いではなく、意味のある面白さUTILITYある面白さが問われている。
・企画の芯の太さが問われている。
というような感じでしょうか。
マスとネットをNO BORDERにクリエイティブ設計することが
日常化し始めている昨今、
キャンペーン全体を統括するCDたちが全体設計に深く関わり
コンセプトの太い企画作りに乗り出してきている。
そんな気配も感じました。