おばんでございます。宮城県白石蔵王の〝竹から生まれたタマゴ〟『竹鶏物語』
竹鶏ファームの志村竜生(こせがれ弟)です。
最近、ブログが滞っていました。申し訳ございません。
じつはこの間、仕事でもプライベートでも大きな変化がありました。
プライベートはまたの機会にするとして、
仕事での大きな変化について今日はご報告しようと思います。
このブログでも、昨年から僕や父である社長が立ち上げから深く関わり携わってきた
NPO法人小十郎まちづくりネットワークが運営する『小十郎の郷』のお話しです。
じつは様々な事情により10月上旬に正式に辞任する運びとなりました。
今後は、理事と事務局長は辞任しますが、一生産者として地域のために携わっていきたいと思っています。
正直なところ、ここ数週間この状況をお伝えすることをずっとためらっていましたが
自分の中で一定の整理がついてきたので、きちんとお伝えしたいと思います。
『タイトル』通り“地域ぐるみで起業することの難しさ”を今回知ることになりました。
言い訳がましいですが、以下素直な今の気持ちです。
僕自身、組織づくりや業を起こし継続するための経験や知識が乏しかったのがまず第1の原因。
その原因が、関わる人を不安にさせ、見る方向がバラバラになり、収集のつかない状態になりつつありました。
そうした状態や今後の小十郎の郷のあるべき姿を考えた時、
退くことがきっと将来の地域にとって正しい選択になると判断をして決断をしました。
関わってきた理事長・事務局長が辞任するということは、組織にとって大変な事態であることは
間違いありませんし、多くの方々にご迷惑・ご心配をお掛けしてしまいました。
投げ出したと言われても何も言えません。関わっていただいている皆さん、本当に申し訳ございません。
しかし、去った人間がいうことではありませんが、
この1年と数ヶ月で多くの経験と勉強をさせていただきました。
今回一連の経験で学んだこと。
一、本気で地域を引っ張るなら、本気で誰よりも地域を好きだと言えること。
一、目の前の本当の問題から目を背けない。
一、1番の問題は『人』人が変わる環境をつくる。人が育つ環境をつくる。人を信じることを忘れない。
今回は焦りすぎたのかも知れない。特に、最後の信じることが全然出来ていませんでした。
一、自分たちが本気で真剣だったら、絶対にまわりも本気で真剣な人が集まる。
今回は、そうじゃないから今の結果になった。
一、なによりも仲間を大切にすること。
終わりのように書いてしまいましたが、
NPO法人小十郎まちづくりネットワークも、この地域も、自分自身もまだまだこれからです。
走りを止めない限り、どんなに転んでも壁にあたっても道を外れても、きっと成長している。
震災を経験し、生きていることの喜びと自分の生き方について考える中で、
ぼんやりと本当に自分が人生をかけて表現したいこと、やるべき使命を見つけました。
人生をかけて表現したいこと、やるべき使命
一、やはり自分のルーツである農業・養鶏に軸足を置いた仕事で表現すること。
一、そして生まれ育った地域をフィールドにして地域に根付き、いつか。そうおも地域に恩返しすること。
一、自分と関わる人の人生や生活にプラスの影響を与えられる人であること。
一、未来の子どもたちが、ここで生まれてよかったと思えるまちやひとをつくること。
自分が出来ることは大したことじゃありませんが、このことを忘れずブレずにいきたいと思います。
これから何をやるかはまだまだ白紙です。
出来の悪い人間なので、考えてもすぐには思いつきませんので。
ただ、上に書いたことに沿った行動を覚悟と信念を持って行なっていこうと思います。
このところ、ブログや発信が停滞していたので
また明日から、心機一転してお伝えしていこうと思います!
これからも宜しくお願いします。
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