「こんにゃくゼリー」法規制混迷 「もち」「米」も危険という声も


話題沸騰中のこんにゃくゼリーですが、私はここ10年くらい食べてはいませんけど、結構好きなほうです。問題になっている凍らせて食べる食べ方がすきです。てか、普通凍らせるんじゃねの?


で、こんな記事もあります。


「こんにゃく入りゼリー」よりものどに詰まって死亡した件数が多い危険な食べ物ベスト10


まあ、予想通り「もち」が第一位です。


記事によれば、野田聖子消費者行政担当相は、「もちはのどに詰まるもの、という常識を多くの人が共有している」などと反論したそうですがガーン、常識を共有してもなお、これだけの死亡事故が起きている、「もち」を規制せずに、「こんにゃくゼリー」だけを規制するってのは、歴史の浅い業界を潰しにかかっているという意味では、非常に懸念される動きです。


最近「規制」ネタをよく聞きます。規制緩和が進んだことによる、揺り戻しのようなものでしょうかね?

そういえば、野田聖子消費者行政担当相も、郵政選挙のときは自民党を追い出されたわけですからね。それが大臣ですよ。あなた。そりゃあ、規制重視になりますわな。


で、これは由々しき事態だと思ったほうがよいです、みなさん。

だって、おそらく、こんにゃくゼリーの規制法案から始まり、あらゆる種類の喉に詰まる可能性のある食材が網羅された法律になり、ちょっとでもルール違反があると、摘発されます。それも公益通報者保護法で保護された内部告発者が告発します。


たぶん、普通の人は理解できないような難解な法律の条文で、法の不知はこれを罰する、の原則に従い、罰されます。あ、ただし、儲かっている業者だけです。それも新興のがやられるでしょう。派手な宣伝とかやっていたら、ボコボコにたたかれて終了でしょう。


確かに、こんにゃくゼリーで無くなった犠牲者の人はかわいそうだと思います。

が、法による罰則強化とそれを結びつけるべきでは、私はないと思います。それ以外の方法をまず模索し、それでは十分に効果が上がらないので仕方なく、法の新設や法改正というのならわかります。


私は自動車関連の法律の改正なんかも、結構厳しいなあ、と感じています。

危険運転致死傷罪で、併合加重最高懲役30年まで課せられます。これじゃ死刑と変わらんよ。

刑法で準故意犯として扱われているとはいえ、実際は過失にちかいわけでね。

車怖くて乗れなくなるよ。


マスコミが過剰報道して、被害者感情を煽り、法律を改正させ、厳罰化する。

そうするとどうなるかと言うと、官僚の力が増大します。

規制・規制で世の中生き辛くなります。


それと、もうひとつ。

業界の力が弱いところが、ターゲットにされています。

新興企業は、日本経団連のような政治的圧力をかけられる業界団体を持たないところが多いし、その代弁をする議員も少ない。政党なんて、自分たちのエゴを反映させるためのものなんだから、もっと政治活動をすべきだと思います。それが民主主義なんです。


実際、今の日本の政党なんて、古くからの業界の利益を代表したり、古くからの労働者の利益を代表してるところばかりです。比較的若い人たちの利益や、新興企業の利益なんて、誰も代表してくれてないよ。

そりゃそうだ。若ければ若いほど投票率低いし、そもそも人口が少ないし。


こんにゃくゼリーくらい、自由にたべさせてよ。。。。。って言いたいです。


#そいや、MUTEKIレーベルですが、かなーり期待はずれ中ですね。どうにかならんもんか。