まあ確かに、ゴーバスターズの番宣もあったけどさ、あっちはまだ映画の告知もあって、まだまだ俺達の戦いは続くぜ！！みたいな感じじゃない。同じように見えて、作品に対する熱量が全然違うわ。
まして、エンドカードにマクドのハッピーセットまで、既に終わったかのような扱い。あんなの普通、最終回の後で流すもんだよ（笑）。
何ていうか、さっさと切り上げて次回作の宣伝しといた方がオモチャ売れるし、大友にもアピールできんじゃね？みたいな思惑が透けて見えるな。嗚呼、ここまで不遇のプリキュアが、未だかつてあっただろうか。ミューズの正体判明で日本中の
さておき、「スイートプリキュア♪」第４５話。
ノイズ様、メイジャーランドで大暴れ＆音吉さんとクレトン封印。…ていうか、これ以上書く事、特にないなぁ（笑）。
強いて言うなら、
「アフロディテ様、バリアなんて張れんなら何故最初から使わない？てか何度も言うけど、あの国には近衛兵一人おらんのか」
とか、
「せっかく調べの館が機動要塞化してんだから、わざわざ飛ばんでも乗って行けばいいのに。前回、あんなドヤ顔で乗ってたのは、一体なんだったわけ？『やっぱり飛んでった方が早いから、先行くわ』みたいな」
とか、
「今まで必殺アイテム使ってびくともしなかった相手に、手ぶらのパッショナートが効くってどうなのよ。結局最後は根性論か？」
とか、
「ファルセットも、直属の上司がポカポカパンチされたり、サプライズローズ喰らったりしてるの棒立ちで見てるとか、ありえないだろ。『頑張れ』とか言う前に助けろよ、もっと早めに」
とか、しょーもないツッコミしか思いつかんわ。
（いつもの事だけど）
で、それなりのピンチも迎えて、いかにも最終決戦って雰囲気になってきてるけども、なんかイマイチ盛り上がらない。
音吉さん達の事も含めてだけど、満身創痍ながらも何とかノイズ様をぶっ倒す→かと思いきや、ファルセットの身体を乗っ取り復活→ボッコボコにされた後で「いいえ、私達は」「絶対諦めない！！」で全員クレッシェンドフォームに覚醒→「あの子達が、また奇跡を起こしたんだわー」でハッピーエンド、みたいな流れが見えちゃってるのはもうしょうがないとしても、今まで行き当たりばったりの「私達は負けない！」「ウヲヲヲヲヲー！」で何とかやっちゃってるんで、今回もそんな感じだろうなーって、思ってしまうんだよ、正直。
これまた何度も言う事だけど、何やかんやあって最後は悪者を倒してハッピーエンドってのは揺るがないとしても、そこに到るまでの「何やかんや」が物語にはすごく大事で。
強大な敵にどうやって立ち向かうか、どうやってこのピンチを切り抜けるか、どういう決意と志を胸に戦い、何を得るかを観客は見たいのに、「気合だー」「魂だー」「ウヲヲヲヲヲー！」で都合よく奇跡が起きましたじゃ、そりゃ面白くなるわけないよ。
結果、どんな状況に陥っても、観てる側は「また『ウヲヲヲヲー！』で解決するんでしょ？はいはいテンプレ乙」てなもんだぜ。
一部のツイッターやサイトでは「どうしてスイプリはつまらなかったのか」なんて考察が既に始まってて（あくまで小生がググってみた範囲では。どこのサイトとかは具体的に言わないけども）、上記以外にも「主人公（特に響）の行動理念が分かりづらかった」「『二人』というテーマを扱いきれていなかった」等、いろいろな意見が出てきてるわけだけど、個人的にはそれらもひっくるめて「フラグと伏線を、うまく使いこなせていなかった」点が大きいと思うのね。
当初の仲悪い設定なんかは、うまくやればいくらでも話しを広げられただろうし、新しいプリキュア像も構築できたはず。にも関わらず、１クールも立たずにいつものイチャイチャ展開に軌道修正とはこれいかに。
まあ、二人が喧嘩ばっかりしてたら、殺伐としてそれこそチビッコ達が離れて行っちゃうのを危惧したのかもしれんけど、そこを王子先輩とか和音ちんとかスイーツ姫とかをうまくクッションに使えば、コミカルに仕上げられたんじゃないかと。
エレンの寝返りにしても、ミューズの正体にしても、あるいはピーちゃんの件にしても、ことごとくダメな方をチョイスしてしまった観がある。
そりゃ子供相手だから、なるべく複雑にしないように、分かりやすく作ろうという気持ちは分からんでもないけど、だからってストーリー性を犠牲にしていいわけじゃないし、まして「分かりやすい」と「薄っぺらい」はまったく違うからね。
だいたい、子供は本当に好きなモノなら、少々難しくても頑張って理解しようとするから。そこから何かを学び取る事も多分にあるんだから。その機会を奪っちゃいかんよ。
「じゃあ、見なきゃいいじゃん」って人もいると思うけど、それを言い出したら見る人いなくなっちゃうからね。という事は、視聴率下がりーの、オモチャ売れ残りーの、シリーズ打ち切りーの、って流れになっちゃうわけだよ。必然的に。
やっぱりさ、次シリーズと言わず、次の次のそのまた次も見たいじゃない。だからこそ、こういった膿をどこかで出しとかないと。いつか癌になって蝕んでいく前に。
まあ、相当自己弁護的ではあるけども。
こんなヘボヲタブログでなんぼ吠えようが、なんの意味もない事は百も承知なんだけど、「スマイル」ではその辺のところをしっかりと踏まえた作品作りをお願いしたいね。
（これももう、何回も書いてるな…）
とにもかくにも、ありがとうスイプリ！さようならスイプリ！また逢う日（今年の３月下旬？）まで！！
（まだ終わってません）
早くもサニーとビューティにＦＵＫＯのオーラが（笑）。でもあかねちんは可愛いと思うんだ。思うんだっ！！
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