毎日のように会ったことの無い人からメールをもらう。
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ブログとソーシャルネットワークの出現によって、人と人との
コミュニケーションの可能性は大きく拡がった。
中には、一緒にサイバーエージェントを一緒に大きくしたい。
という熱い入社希望のメッセージも多い。
本当にうれしい。
ぜひ一緒にがんばりたい。
However!(がしかし!)
あまりに会社に惚れ込んでいる人は面接などで
落ちてしまう傾向にある。
当社だけではなく、どこの面接でもそうだと思います。
私が会いたくても、途中の採用過程で落とされてしまう。
就職先を決めるにあたり、その会社の組織や人、製品に
惚れ込んでいるのは重要な要素。
でなければ、仕事を始めて人生の大半の時間を仕事で
すごすのに、好きでもない会社に入れば日々つらいばかり。
会社の格や知名度で選んでも仕事をしていて幸せには
ならないと思います。
採用する側から見ても、自分の会社(サイバーエージェント)を
好きになれそうな人を採用したい。
実際、面接をしていても、
「御社の社風や製品が好きなんです」
なんて言われると、つい、
「一緒にがんばろう!私も君は素晴らしいと思う」
と言いたくなる。
BUT!(しかし!)
にも関わらず、なぜ会社に惚れ込みすぎた人は採用面接で落ちるのか。
それは、会社に期待が大きすぎると入社後失望して仕事への
意欲を失うのではないかと危惧されるからだと思います。
他者依存が強そうに見えてしまうからかも知れません。
どの会社もそうだけど、完璧な組織なんてない。
外から見ているほど立派ではないのです。
それは働いている社員(面接官)は知っているのです。
当社も、理想の会社を皆で創り上げていく途中の過程への
参加を求めて採用している。
今、ちょうど新卒の採用面接が始まったところ。
まだ最終面接の私との1対1まで来た学生はいない。
強く入社を希望している方、私もそういう人に是非入社してきてほしい。
上記のような点にも十分注意して受けてください。
すごく熱いメッセージをくれる入社希望の方が、ふと心配になり
この記事を書きました。