Nスペに「李登輝友の会」が抗議声明 ─ 産経新聞
2009.4.10 20:38


 NHK総合テレビが5日に放送した「NHKスペシャル シリーズJAPANデビュー 第1回『アジアの“一等国”』」の内容が偏向していたとして、日本李登輝友の会(小田村四郎会長)は10日、福地茂雄NHK会長あてに抗議声明を出した。

 番組では、日清戦争後の日本による台湾統治について、一等国を目指して統治の成功を海外に誇示したものの、日台間の格差と同化という矛盾を抱え、やがて皇民化運動で日本文化を強制した-などとした。

 この放送に対し、声明は「日本が一方的に台湾人を弾圧したとするような史観で番組を制作することは、公共放送として許されるべきではない」とした。

 NHK広報局は「歴史を振り返り、未来へのヒントにしたいという番組の趣旨を説明し、理解していただきたいと考えています」としている

 くわしくはこちらを。台湾人の柯徳三氏の発言が、切り貼りで歪曲された過程が事細かに綴られています。
 これ自体、吐き気を伴うような怒りが湧いてくる事件なんですが、やはり根本原因を考えざるを得ません。
 中共や半島の狗が放送業界にいるから…というのは置いておきまして、結局の所、歴史教育の不備が根本原因にあるんじゃないかと、考えてしまいますね。
 大日本帝国の功罪のうち、罪だけを教えられて罪悪感を植え付けられてきた結果、このような番組が受け入れられるような素地が出来上がってるのではないか?などと考えます。

 ではなぜ、これまで自虐史観教育がまかり通ってきたのか?

 中共や半島の狗が(ryってのもとりあえず置いておきまして、結局の所、抗議に対して黙って謝ってる方が、圧倒的に楽だからなんじゃないかと。
 半島式の声闘じゃありませんが、捏造であろうとヒステリックにがなり立てる相手に、筋道立てて反論するってのは物凄い労力が必要であり、異様に疲れることでもあります。それで波風立たないんなら、自分が我慢しとけば…とか考えちゃうのも無理からぬところ。人間は楽に流れる生き物ですし。
 ただ、これが個人対個人、民間対民間であればまだいいんですが、国家対国家となると話は違ってきます。
 先日のテポドン発射に代表される、北朝鮮の振る舞いを考えてみれば解るとおり、国際社会において沈黙は金ならぬ『損』と考えなくてはいけません。こちらが一歩下がれば、二歩も三歩も踏み込んでくるのが国際社会というものです。故に、こういう内政干渉を許すべきじゃないと、私は考えます。

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 こうした態度を取り続ける限り、どこまでも相手はつけ込んできますし、日本人を萎縮させる事に重きを置いたような歴史教育を続ける限り、先に挙げたNHK特番のような番組が成立する余地は、残り続けるでしょう。
 番組や報道に対し抗議の声を上げると同時に、こうした腰の引けまくった対応を繰り返す政府にも、声を上げていくべきかと思います。
 幸い、意見したからといって、即捕まるなんて事は、この国にはありませんしね。

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