復興増税と消費税増税の「一体増税」で日本経済はどうなるのか。(中川秀直) | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

復興増税と消費税増税の「一体増税」で日本経済はどうなるのか。(中川秀直)

社会保障と税の一体改革とは、本来、これだけの社会保障改革をやることで、これだけ安心が得られる。だから、これだけの税負担をお願いしたい、というものであろう。

一体、消費税率10%というのは、どんな社会保障改革が前提であり、その結果、国民が手に入れられる安心感はどの程度のものなのか。

また、復興増税と消費税増税の「一体増税」で日本経済はどうなるのか。

日本の産業界は「為替、法人税、労働環境、環境制約、交易条件(EPA等)」の「五重苦」に加え、震災による電力供給制約の「六重苦」に耐えなければならない。そんな中、菅政権が検討している「一体増税」に耐えるだけの体力は存在するのか。

(7月1日記)中川秀直