協生農法実践マニュアル 2016年度版 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

砂漠の緑化 驚異的な生産に成功したブルキナファソの実験農園

 

学会の為にハワイ滞在中の原人からまた電話があった。

先日チェックを依頼して来た2016年度版の「協生農法実践マニュアル」、国際的に配布する予定で未公開だったが事前問い合わせが多く「公開」するとのこと。

 

膨大な物理論と7年間の実験成果だが、個々は非常にわかりやすく書いてある。

少しずつ理解を進めればアフリカで農業に携わる人達は難しくなくやれるはず。

自らの力で生きて行く為に、幼い子供達も熱心に学んで手作業で頑張ってくれるだろうな。

環境さえ整えれば植物は勝手に育つのだから、本来は機械も肥料も農薬も必要なく、種を採ればお金がかかるものではない。

 

空気、水の次に必要な食べ物・・

各国からの食糧支援、技術支援などではなく、自力で確保して生き抜くことが人間の尊厳

 

これだけはっきりと結果が出れば大陸全土へ広がり、さらに世界へ広がるのは時間の問題。

アフリカ全土が飢えと病と貧困に苦しむことなく、紛争が無くなることを願っている。

協生農法実践マニュアルはさらに進化するだろうが、国際配布はこれで十分、原人は英訳作業に入った。

 

協生農法理論をまとめ、国内からの波及を初めて8年。

頑張って講習を続け、農家も説得したのだが・・

日本にはいまだ協生農法専業農家は1人もいない。

 

「長年の常識から脱却出来ない日本から始めるより、アフリカから始めた方が早かったな・・」

生きる為の必死さが日本とはまったく違うのだ。 彼らは常識や個々の思いに左右されず素直に取り組んだ。

極限の地への強烈な一撃農法の逆輸入・・これが野人原人の今の心境だ。

 

原人には・・

大勢の読者が応援クラッカーしている、死ぬことなく全力を尽くせ・・と伝えた。 未来は原人の手にかかっている。

 

原人曰く・・

 

「ブルキナファソ軍隊の護衛は無理でしたが・・

国連軍の監察官に話をして手ごたえがあり、何とかなりそうです音譜

 

「・・・ ・・ なかなか やるな・・目

 

お礼に・・猪ジャーキー1パックずつあげれば喜ぶ叫び

 

 

協生農法実践マニュアル 2016年度版  (53ページ)

https://www.sonycsl.co.jp/person/masa_funabashi/public/2016%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E7%89%88%20%E5%8D%94%E7%94%9F%E8%BE%B2%E6%B3%95%E5%AE%9F%E8%B7%B5%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB.pdf

 

[実践マニュアル 一部抜粋] 52ページ目

乾燥地帯において砂漠緑化の過程から協生農法を導入するには、以下の戦略がある。

・強健で地を這うつる性の植物で、ウシなどの家畜の餌になる植物を探索する

(マメ科のクズなど) これを協生農法の先発隊に使う。

・水源がある場所からつるを砂漠の方向に向かって伸ばし、伸びた先で茂って根が定着した頃に家畜に葉を食べさせ、その場に落とす糞で土壌の生産性を上げていく。

必要ならつる植物の根元にのみ水をやり、V字型の「鶴翼の陣」の形で少ない水源に対して広い範囲を

効率的に緑化していく。

つる性植物の城壁を数十メートルおきに作り、間に乾燥に強く保水性を高める多年草作物や樹木、牧草を混栽していく。最初は生産性よりも低コストでの環境づくり

・種苗作りを優先、徐々に生産性の要素を高めていく。

 

熱帯の乾燥地帯における協生農園の例(画像6枚)

生態系の構築に根ざす協生農法は、他の農法の導入が困難な厳しい環境においても、環境回復と生産性を両立しうる

 

 

[最後に]   53ページ  マニュアル制作者 原人ご挨拶

これまでの農業は、植物一つ一つを不自然に肥大させ、自然状態の植物の本質からはほど遠い「養殖野菜」を作ることに腐心して科学技術を用いて来たように思います。

それは、今日成人病やメタボリック症候群で苦しむ我々の姿と、どこか共通していないでしょうか。

また、地球上の生物多様性が危機的な速度で減少する中にあって、我々人類だけが驚異的人口増加を遂げていることは、正に生態系における害虫の大量発生と似た趣を感じさせます。

協生農法では、人類が百万年以上に渡って摂取し、代謝を支えて来た自然状態の動植物を、我々の食の中心に取り戻そうとしています

また、地球上の生物種を代表するリーダーとして、人類が真に環境調和型の持続可能社会を築けるかも、農業を始めとする生態系と直接関わる一次産業の正否にかかっていると言っても過言ではありません。

これまでに農薬や肥料の開発に注がれて来た努力を、自然状態での動植物の関係そのためには、既存の細分化された学問分野では不十分です。

一般の方々の実践、経験から得られる知識を結集し、市民の科学として自然とのつきあい方を考えていかなくてはなりません。 協生農法はその一翼を担うことを目指しています。

 

 

サハラ復興ブルキナファソからの報告書

http://ameblo.jp/muu8/entry-12172743535.html

「時空の種」理論4 砂漠復元の道理

http://ameblo.jp/muu8/entry-12175499611.html

「時空の種」理論5 協生農法 まとめ 自然農法との違い

http://ameblo.jp/muu8/entry-12175997461.html

 

原人物語10 原人に託した希望

http://ameblo.jp/muu8/entry-10433447893.html

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2015年・・

協生農法ショートムービー

https://www.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=2kOezQhbMOI&app=desktop


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