石の話 | 好感度ゼロ上等のクセが強い不動産ブログ

石の話

昨日、髪を切りに行ったのですが、冗談で「トランプさんみたいにしてください」と言ったらスタイリストさんがipadで調べ始めてホントにやられたらどうしようかと焦りました。

 

さて、建物の装飾材として「石」があります。

高級感があって、効果的に用いれば建物がすごく豪華に見えますよね。

 

一般的に建物で使われる石は主に2種類です。

「花コウ岩」と「大理石」です。

御影石と呼ばれるのは花コウ岩です。

 

この二つの大きな違いは耐候性。

大理石は耐候性がないのでエントランスなどの内装用として使います。

花コウ岩は耐候性があり、種類も多いので外壁に用います。

墓石も御影(花コウ岩)ですよね。

 

石には仕上げにも種類があります。

表面の粗さで使い分けている感じです。

割ったままの「割り肌」、ザラザラしている「バーナー仕上げ」、磨きの程度に応じて「本磨き」「水磨き」などなど。

 

花コウ岩は平板の状態の表面をバーナーで熱するとパンパンとはぜてザラザラするのですが、エントランス外側の雨掛かりの部分の床がツルツルだと転倒事故が起きるので、こういう仕上げにします。ガムや油がついて取れないときにもバーナーで飛ばしてしまえば表層ごと取れてきれいになります。焼けは残りません。

 

ちなみに、大理石は海の底の堆積物が固まってできた石なのでアンモナイトなどの化石が混じっていることがよくあります。

ワタクシ、デパートなどで大理石の壁を見かけるとよく化石探しをしておりますw

(ネットから拝借)

結構、簡単に見つかりますよー。

 

本物の石は結構高いですが、擬石や、吹き付けるとバーナー仕上げの石に見えなくもない塗装などもありますので、中古アパートの見た目アップにはそういうのを使う手もありますね。

(ネットから拝借。これなんてパッと見、石にしか見えません)

 

そんなわけで今週もおしまいです。

みなさま、よい週末をー!

 

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