反対の反対は賛成なのだ | チラシ好きのためのチラシ診断。徳島でデザイン中「言う事聞かないデザイナー桑原基輔」のチラシ制作論

チラシ好きのためのチラシ診断。徳島でデザイン中「言う事聞かないデザイナー桑原基輔」のチラシ制作論

ブログだから言える、クライアントには言いずらい、
「アンタのチラシの駄目な理由」
実は、チラシの反応を上げる秘訣は超簡単。
せっかく折り込むんだから、反応上げたらいいのにね!
ってなワケで、毎朝の折込チラシを勝手に診断。

小学校低学年の桑原少年にとって、

さほどの問題でもなかった、

 

【反対の反対は賛成なのだ】

 

 

 

桑原少年も歳を食い、

30代最後の歳になって初めて気づく。

 

 

 

これは哲学だったのか・・・

 

 

 

おはようございます。

言うこと聞かないデザイナー桑原です。

 

 

哲学思考に陥る多くの理由が、

【うまくいっていない】からです。

あれや、これやと思い返しては、

答えを探そうとします。

 

 

 

そんな時に、

赤塚不二夫の言葉が刺さるんですよね。

 

反対の反対は賛成なのだ

 

 

 

デザイン校正にて、

上手く進まない理由、

圧倒的大多数が、

 

 

「複数人での校正を進めるため」

です。

 

 

様々な価値観からの意見により、

プロジェクトはほぼ迷走します。

 

 

 

一番怖いのが、

複数人の中で突如現れる権力者です。

 

 

 

プロジェクト制作中盤に差し掛かり、

突如として現れ、

「逆に色変えた方が目立つやん」

何て言い出したら、

 

そのプロジェクトはおかしな方向へ向かうわけなんですよね。

 

 

 

この「逆に」がやっかいで、

なぜかグループ内で「はっ」と気づかされたり、

下手に権力があるから絶対に間違いじゃない限り正解になったり。

 

 

 

これ、結構あるあるです。

あり過ぎて当たり前になっているかもしれません。

「校正が多い方が良いのができる」という風潮っすね。

 

 

 

やれば、やるだけ普通になって、

コモディティ化が加速するだけなのですが・・・

 

閑話休題

 

最近すげーと思ったパッケージのデザインが、

カンロのふわもちかちグミグレープ

 

 

このデザインはヤバイなーって思いました。

普通はジューシー感を出したいんですよ。

 

3つの食感が楽しめるグミがコンセプトで、

デザインが図形だけ。

 

 

 

「逆に」むっちゃ売り場で目立ってるし!

 

 

 

パッケージデザインで大切なことは、

「売り場でどう見えるか?」

やと思っています。

 

 

 

校正で、画面やプリントアウトしたのを見るよりも、

実際に売り場にダミーを置いてみる。

そこでどんな特徴を伝えたいのかを考えてみる。

 

 

このグミは他の商品と比べ特徴的でした。

 

これでいいのだ。