ハンドルとかにもSRSって書いてあると思いますが
これはSupplemental(補助)Resraint(拘束)System(装置)
の頭文字を取ったもので、要するに補助拘束装置、すなわち、
シートベルトの補助装置であり、シートベルトをしていないと
その効果は100%発揮できないと言われています。
ちなみにエアバッグ作動時はかなり衝撃があるみたいです。
経験者から聞いた話だと、「回し蹴りを顔面に喰らったくらい」
の衝撃があるらしいです。システムを簡単にいうと超小型の爆弾
を爆発させ、その爆風でエアバッグを一瞬にして膨らますのです。
ナイロン製のかなり丈夫な生地を使用してるので破れる事はありません。
そのエアバッグの開発が始まったのは1964年(昭和39年)、50年近く前です。
発明者の小堀保三郎 氏は世界14ヶ国でエアバッグの特許を取得しましたが、
エアバッグという発想は当時の日本では、非常に奇抜なアイデアであり、
嘲笑の的になりました。さらに爆発でエアバッグを膨らます設計が当時の
消防法に引っかかり日本での開発は不可となり、自身が作った会社も倒産、
1975年(昭和50年)に夫婦で心中するという悲しい最後を遂げてしまいました。
しかし、彼が発明したエアバッグシステムは欧米で着々と開発が進められ、
現在のSRSエアバッグシステムが普及するに至っています。
日本自動車殿堂 には小堀保三郎 氏の功績は記されています。
ママコレ
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