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発達障害があると、時間概念の弱さ
があるようです。期限までにやることを、計画しペース配分してこなしていくことなどに、弱さを感じるのです。今日はそんな記事です。

さて、うちの長男もご他聞に漏れず、この弱さがあります。
うちの子は、塾などには行かせていませんが、
唯一、小学生向けの通信教育をやっていますが、
中々、1カ月の中で、平均的に課題をやっていく事が出来ません

低学年の頃は宿題も少なく、
1日2~4ページと決めれば、
それなりにやっていたのですが、
中学年にもなるとサッカー教室もあるし、
宿題も多くなるし、6時間授業の日もあるので、
毎日、同じペースでこなせません。
そうなると、出来る日に頑張ってあとは余裕を持つ・・・、
と言うようなペース配分が必要となるのですが、
これがうまくいきません


でも、頑張り屋さんでもあるので、
月末の締切が近づくと、一気に仕上げるやる気も有ります。
先々月などは、月末の日曜日にハタと気付き、
1日で一気に10ページもやったことが有ります(苦笑。

ただ、こうしたことは喜んでばかりも居られません。
これこそ、発達障害の特性が如実に出ていると思うからです。
要は、「過集中モード」なんですよね。

また下手に期末集中でやってしまえただけに、
次がまた序盤ダラダラになる傾向も感じます。

また、こうしたことの背景には、
きっと時間概念の弱さが有る
のだとも感じます。

要は、勉強や仕事などを配分する時には、
残りの時間の中で、自分の能力や課題の難易度から、
それをこなすのに、どれくらいのペースが必要なのか、
そこを感じる力が必要
となります。
そこには、自分の体調を把握し、
判断基準におり込む事も必要
でしょう。

しかし、こうしたペース配分などと言うものは、
いわゆる抽象的な概念になるので、
発達障害がある方には、判り難い
ようだ
と、
最近、実感しています。

ある成人当事者さんに聞くと、
締切に対するプレッシャーが強すぎると、
ペース配分を考えずに、
逆に序盤からどんどん飛ばして、むしろ最初から、
過集中モードで対処してしまうクセが付くこともあると聞きます。

つくづく、この障害と言うのは、
程々とか、平均的と言うのが難しいのだなと痛感させられます。

最近は、そこに少し開き直りの気持ちも出てきて、
長男がそんな風にやる気モードとダラダラモードを使い分けるのも、
多少はしょうがないとも思うようにもなりました。
きっとそんなやり方が、彼らにはあっているのだろうなと。

ただ、そればかりでも大人になっても困りますので、
こちらも程々に指導するようにしています。
今は、この通信教育を自分でペース配分させることを、
課題においてやっています。

今日は、発達障害の時間概念の弱さについて記事にして見ました。


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