「新党改革」代表 舛添要一 | みんななかよく

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東京都知事選の選挙公報。舛添候補の経歴がでていますが、2010年4月に「新党改革」の代表に就任したことは出ていません。


ますぞえ要一 と窓があって、検索という字にポインターが向いている車内広告などにもよくある表現があったので、ますぞえ要一でググってみたら、舛添要一と変換したうえで以下の画面になりました。


ウィキペディア検索 舛添要一  


2ページ以降も叩いているサイトがありますね。

ネトウヨ速報 なんてのもひっかかったよ。


それはともかく、公式サイト の経歴を見てみる。


2010年4月~2013年7月 新党改革代表というのは出ているね。


自民党離党とは言わないのね。


ところで、舛添要一をワードに検索したときに拾ったのがこれ。


「自民の歴史的役割終わった」 =参院選前に新党結成の可能性も= -舛添要一前厚生労働相インタビュー-


2010年2月9日のインタビューです。


いやー、いいこと言っていますよ。都知事に就任したあかつきには、記者さんは是非、自説が変わらないか質問してください。


 (以下引用)

例えば、企業・団体献金を禁止し、極端に言えば、個人献金も一切禁止していい。これだけ、鳩山由紀夫首相と小沢一郎民主党幹事長の「政治とカネ」の問題が出てきているのに、自民党執行部に「企業・団体献金を禁止する」と叫んでる人はいない。


-政治に金は必要だが。


政党助成金があればいい。本来そうだと思う。自分のパーティー券を2万円で買ってくれた人がいたら、やっぱり「お前の言うことを聞かないわけにいかない」となる。日本には寄付の文化がない。みんな嫌々ながらやってる。一部はカンパでくれる人もいるけれども、今のような風土だと、何百万円も(政治家に)献金して、一言も文句を言わないという人はいない。パーティー券2万円を出して文句を言ってくる人もいる。

 そういうのを一切禁止して、例えば政党助成金でやれば、これは国民の税金だから、全国民からもらったお金で俺は政治をやってるんだということになる。思い切ったことを言わないと話にならない。


 (まで)


 ところで、皆さんは一本化がどうとか誰が反安倍の姿勢が際立っているとか、あれこれおっしゃっていますけど、舛添当選となったら安倍自民党が支持されたって社会の雰囲気が強まることに、あんまり懸念がないみたいですね。

 「くっきり安倍政治に反対していた候補が予想外に票をとったね、拍手ぱちぱち」なんて一瞬のことで、仲間うちの評判ぐらいなものだよ。

 

 こういう取り組みをしません

 2010年4月23日に、舛添さんは自民党を離党し、自民党は怒って除名したんでしたね。その時、どんなことを保守言論がいっていたのか、図書館にいってコピーして、ネットにさらすの。

 舛添さんが自民党批判している動画 だって、探せばあるのではないかなあ。

 ともかく、自民党が独自候補を出せずに舛添相乗りしたってことを、ずっと引きずらせることが大事だと思う。マスコミのニュース感覚では「過ぎたこと」だろうけど、内部矛盾というのはあるわけですよ。そうした矛盾を衝いていくのは、一回の選挙の帰趨に留まらない。


 舛添さん個人へのネガキャンなんてのはネットウヨさんの好むところで、そんなことに熱心になってもしょうがない。それより、舛添当選でも安倍自民党の信認ではない、って動向を世の中に作るためにはどうするのか、のほうに興味があります。

 わたし以外のサヨっちは、誰に投票するか、誰の得票が高いかってことを大騒ぎするんだけど、例えば、舛添270万、細川170万 宇都宮110万 田母神60万票なんて結果が出て、どっちかが下りればよかったんだなんて結果論を云々することって、意味があるのか。田母やんが出なきゃ届かないんだしさ。

 それよりは、投票日前なら保守層の舛添支持を減衰させるようなアプローチは何かを考える。投票日以降は、舛添当選という結果でも「これで安倍自民党信認だ」という社会気分にならないように、自分のできることを考える。その方が大事だと思います。