なんかオモロイ生物学もどきギャグを書く人だというのは聞いていましたが、その芸風にじっくりふれるのは始めてです。
IZAを読みにいって、うちゃさんのブログにコメントをつけた。うちゃさんが「そこで知った」と注記した黙然日記さま にもお邪魔しました。
黙然日記さま 、には、フジテレビのおふざけエンターテイメント路線と一緒なんじゃない? 趣旨のコメント。
うちゃさんのところ には、「ほー、共産党が平等主義ですか、と言わないの?」という点でコメント。
ここでは、東京へ移るまで、本場の京都人であり、今上陛下も先祖は渡来系とのたまう天皇家のことを考えてみましょう。
えー、北方系の、渡来系の、平等主義の、一夫一妻の、京都人の、天皇家は、ぜんぜん一夫一妻ではないんですね。
白河天皇(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E6%B2%B3%E5%A4%A9%E7%9A%87
畏れ多いことながら、后妃・皇子女という項目の記述を拝見するには(って、ここで敬語つかったら、ウィキ先生を敬っていることになるか)、
中宮が藤原賢子、女御が藤原道子、典侍が藤原経子か。
まてよ。そのあとの源帥子以下、並んでいるのも、典侍かどうかはともかく、お相手の女性ということかな。 一字分下げてあるのが、その間にできた皇子女ということで。
源頼子、藤原季実のむすめ、春日殿、備前・・・祇園女御、祇園女御妹・・・やっぱりね。
うーん。限られた数の免疫力の強い男を女が選ぶ一夫多妻の傾向が強い南方系という竹内久美子説をもとにすると、天皇家は南方系なのかな。
しかし・・・・・・
そして婚姻形態としては、温暖な地方では、限られた数しかいない、免疫力の強い、カッコいい男に女の人気が集中、一夫多妻に。寒冷な地方では、そういう現象はあまり起きず、一夫一妻、の傾向になる。
という竹内先生の所説は、女の主導権を強調しているから、フェミニズムだってみんなに褒められるんじゃない?
(まあ、そうやな顔をしないで)
一夫多妻というのは、人気の集中する男を女がシェアすることなんですよ。ねっ。
権力を持った男が何人もの女性を所有するものだと思っているあなた。
あなたは動物行動学と利己的遺伝子学説と女心をを理解できない野暮天遺伝子です。
女としては、優秀な遺伝子の男さえ見つけてしまえばこっちのもの。
人気の男子をゲットして、他の雌の個体も交尾しようと、まあ減るもんじゃなし雌同士が協同して魅力的、つまり優秀な遺伝子のオスを共同利用する。(妊娠の負担があるから、どうせ交尾するなら比較優位な個体を選ぶ)
フェミニズム嫌いの産経の紙面を利用して、女の共同と遺伝子レベルの主導権を堂々と主張する。
優秀な雄の優位を説いて、つまり社会ダーウィニズムの結論から、社会主義的平等主義への反論を期待して起用した産経新聞に対して見事な「(爆!)テロ」
竹内久美子氏こそ、産経にとっては獅子身中の虫、バックラッシュ派に潜入したアホテロリストなのであります。